b2.gif 宮川流域ルネッサンス事業
5:利水 農業用水

宮川中流部の耕地は、しばしば干ばつに見舞われたため、宮川ダムにかんがい用水を確保し、宮川用水として伊勢市ほか6町村の約5,400haに供給してきました。

宮川用水では、4〜8月までの間、多くの取水が行われ、取水口である粟生頭首工の下流では魚道放流の流量のみの日が多くなっています

新たな水需要に応え、老朽化した施設の改良を行うため、国営宮川用水第二期事業が始まりましたが、取水量の増加や、それに伴う河川流量の減少を不安視する声もあり、取水時期や取水量などの水利権の調整が課題になっています。


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宮川用水国営1号幹線水路(多気町笠木地内)


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6:森林整備

宮川流域の森林面積は77,396haで、このうち天然林が約4割、人工林が約6割を占めています。大半が民有林で、その多くが昭和30年代に植林されたスギ・ヒノキ林です。

林業は、国産材価格の低迷、経営コストの上昇、担い手の減少や高齢化など、きわめて厳しい状況にあります。このため、森林の管理が不十分な状況も見られ、森林の荒廃が懸念されています。


7:道路網

主要道路は整備されているものの、幹線道路は流域を横切る形で通過しているため、流域内(上下流)のつながりが弱くなる一因となっています。

道路整備にあたっては、河川の自然景観や生態系を損なうことのないような配慮が求められています。
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8:産業の状況

中流域の耕地では、水稲・茶・施設イチゴなどの生産が行われています。また、川霧が茶の生育に好条件になっており、伊勢茶の一大産地となっています。

中小造船業や食品製造業などの地場産業については、新製品の開発、人材育成や新規需要の開拓を通じて、地場産業としての発展を目指す必要があります。

農林水産資源を活かした商品開発も行われていますが、生産量やPR不足から広域的に流通しておらず「宮川ブランド」と呼べるような産品がありません。
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