姫貝

姫貝(青柳)

[協力先]しもい水産有限会社
(多気郡明和町)


 一般的には寿司ネタとして知られる青柳(バカガイ)ですが、干物にしたものは「姫貝」と呼ばれ、珍味として珍重されています。
 明和町大淀(おいず)地域では、保存食にするという意味でも作られていて、昔はおやつなどとしても食べられており、関西方面で3月3日の桃の節句に食べる風習があったそうですが、現在では作る人もいなくなり、知る人ぞ知る逸品となっています。
 大淀沖の砂地で採れる甘味のある青柳を使い、生きている状態で殻から外し内臓をとり、塩水で洗浄し、天日に干します。製法は単純なものですが、串に差して天日に干すことで、身が伸び、色は鮮やかなオレンジ色に変わります。とろ火で炙るとお酒のつまみによく合います。炊き込みご飯に入れると良く出汁が出て、美味しいご飯になります。

姫貝


○漁期、旬の時期 : 
        (素材)3月〜6月
        (加工)10月〜6月

選定のポイント

■鮮やかで珍しい形状と魅力的なネーミング
姫貝 
  •   形状が珍しく、鮮やかなオレンジ色で、見るからに美味なるものの顔をしています。串に刺さっているところに愛嬌があり、愛着を感じさせます。姫貝という名前も魅力的です。
■地元で採れたものにこだわる
剥き作業
  •   地元素材にこだわっているというところは、食材のクオリティーをアピールするうえで大きな武器です。また、無添加、手づくりの自然食品であることも評価が高いです。
■外食産業からの需要期待大
姫貝とパッケージ 
  • 噛む度に海の薫りと奥深い味わい、旨みが凝縮された風味豊かなもので、酒の肴に最適の一品です。外食産業には、味、見栄えともに大変魅力的な商材と考えられます。

アドバイス

■姫貝のストーリーをもっとPR
  • 姫貝の話、漁場の特徴、身を傷つけない漁獲方法、干し方のこだわりなど、姫貝のストーリー(情報)を伝え、魅力付けを図る必要があります。ホームページももう一工夫必要です。希少品であること、採取地加工品であること、現代人にとって有効な栄養成分があることをしっかり訴求していくのも一つの方法です。
■素材の良さが引き立つようなパッケージを
  • 珍しい形状と色鮮やかなオレンジ色が映えるようなパッケージとすべきです。また、木箱に入れて高級品の体裁にするなど、ブランドイメージを高めるようなパッケージにしてはどうでしょうか。
■多様な販売ルートの構築
  • 見栄えのするお勧め料理のレシピを添え、お酒を扱う飲食・外食への販売ルートの構築や、外食食材取扱のインターネットショップなどでのブランド構築を行ってはどうでしょうか。デパートの高級珍味コーナーなどへ、営業するのも良いでしょう。
しもい水産有限会社
〒515-0302 多気郡明和町大淀大洲山2940
TEL 0596-55-3317

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