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トップページ > 【平成23年3月7日】ミヤタツのバイオトレジャー発見伝−Vol.1 津の青空が育てる『益荒男ほうれん草』

平成23年3月7日  <地域>津市 <テーマ>作り手 <ライター>宮崎達哉

ミヤタツのバイオトレジャー発見伝−Vol.1
津の青空が育てる『益荒男ほうれん草』

三重県の次なるブランドの芽“バイオトレジャー”を探し求めて、はや2年。
バイオトレジャー発見隊長・ミヤタツは、数々の食材やその作り手と出会い、その素晴らしさに心打たれてきました。まさしくお宝資源。売れる可能性をビリビリ感じます。
将来は、独自性の高いプライベートブランド、地域を代表する地域ブランドへ!と期待に胸を膨らませています。ミヤタツのバイオトレジャー発見伝では、私が出会った三重のお宝資源“バイオトレジャー”をご紹介していきます。

第1弾の今回は、園地で食べた瞬間の「なに甘さ!」という驚きと代表・藤原さんの熱いキャラが印象的だった津市・ジャグロンズ(ジャパン・アグロノミスツ株式会社)の『益荒男ほうれん草』をご紹介します。

津市の休耕期の田んぼで、太陽の光をたっぷり浴びて育つ“益荒男ほうれん草”

↑ 津市の休耕期の田んぼで、太陽の光をたっぷり浴びて育つ“益荒男ほうれん草”

益荒男ほうれん草が育つのは、三重県津市。
「津市の冬は、昼間に日射量が多くて、夜はしっかり冷える。寒さは厳しくても雪はめったに降らない。ほうれん草を露地栽培するには最適です。」
とジャグロンズ代表の藤原さん。

また、益荒男ほうれん草は、畑じゃなくて、田んぼの上で育ちます。
実はこれはスゴイこと!
藤原さんは、元は国の研究員。
10数年に渡り、野菜栽培の研究を行ってきました。
ジャグロンズを立ち上げた後は、研究者時代に培ったノウハウを生かし、技術に磨きをかけながら、ビジネスを展開しています。

ジャグロンズ代表の藤原さん

↑ ジャグロンズ代表の藤原さん

「田んぼで、ほうれん草を育てるなんて、無理!現実的じゃない。」と批判も多かったそうです。
しかし、そういった声にも屈することなく、生産に成功!
「自分の突き詰めてきた技術に自信があった。なんとしてもビジネス化したかった。」と藤原さん・・・男前です。

藤原さんのほうれん草づくりのポリシーは、「大きくなったから採るのではなく、美味しくなったから採る」。

「ほうれん草のフチが黄色がかってきているものが、実は、一番糖度がのってるんです。」
「枯れてる訳じゃありませんよ。ちょっとかじってみて!」と藤原さん。

完熟状態の『益荒男ほうれん草』。周りが黄色ががっています。

↑ 完熟状態の『益荒男ほうれん草』。周りが黄色ががっています。

何も付けずに、恐る恐るガブリっ・・・
「甘ぁ〜。何ですかこの甘さは!!」
あまりの驚きに思わず声を上げてしまいました。

「現地に来たレストランのシェフの人もみんな驚きますよ。完熟させたほうれん草の甘みなんです。大きいし、黄色がかって枯れたように見えるので、見た目は悪いかもしれませんが、その分、甘さはピカイチです。」と藤原さん。

『益荒男ほうれん草』は、甘さを重視したものだけではありません。
成長の度合いで苦味や甘みのバランスを考え、顧客の求める商品を提供することが可能なんだそうです。

また、ラインナップも5種類。
オーソドックスな味が楽しめる「ゴールデン」。
いわゆる縮みほうれん草の「アフロ」。
肉厚で苦味がアクセントの「ブラック」。
赤色がアクセントの「レッド」。
星型の形状がユニークな「ファイブスター」。
と形状、色、味の異なる商品を揃えています。

『益荒男ほうれん草』が食べられるのも、3月いっぱいまで!
是非お試しを!

『益荒男おうれん草』の苗は、ハウスで5p程に育ちます。

↑ 『益荒男おうれん草』の苗は、
ハウスで5p程に育ちます。

ハウスで育った苗は、電動型半自動移植機で休耕期の田んぼへ。この移植機の開発にも藤原さんは携わっています。

↑ ハウスで育った苗は、電動型半自動移植機で休耕期の田んぼへ。
この移植機の開発にも藤原さんは携わっています。

■ジャグロンズ(ジャパン・アグロノミスツ株式会社)
 http://www.jagrons.com/
■バイオトレジャー発見事業
 http://www.pref.mie.lg.jp/chisanm/hp/bio/index.html