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トップページ > 【平成23年8月23日】夏こそ土鍋! 長谷製陶の「土鍋をおいしく上手に使うコツ講座」

平成23年8月23日      <地域>東京<テーマ>イベント<ライター>宮崎達哉

夏こそ土鍋!
長谷製陶の「土鍋をおいしく上手に使うコツ講座」

イガモノ東京店(長谷製陶株式会社)

↑イガモノ東京店(長谷製陶株式会社)

夏に土鍋〜!?と感じた方。
伊賀の土鍋は1年中、毎日活躍するんです。
むしろ夏こその使い方も。

イガモノ東京店(長谷製陶株式会社:三重県伊賀市)の「土鍋をおいしく上手に使うコツ講座」で、聞いて、見て、食べて、ミヤタツが確かめて参りました。
講師は、土鍋コーディネーター・竹村謙二さん。

土鍋コーディネーター・竹村謙二さん(中央)

↑土鍋コーディネーター・竹村謙二さん(中央)

今日の料理は、伊賀焼の魅力たっぷり!夏のフルコース。
それでは、以下ご報告。

単に土鍋が器になっている訳ではありません。

↑単に土鍋が器になっている訳ではありません。

まずは、伊賀焼の土鍋を器にした野菜のサラダ。

「実は、伊賀焼の土鍋は、“冷蔵庫”的役割を果たせる。」と竹村さん。
伊賀焼の土鍋は、多孔性(たくさんの空隙がある)ということが特徴で、蓋を水にじゃぶんすると、程好く水分を吸収してくれます。野菜を入れて、蓋をすると、吸収された水分が気化することで、中を涼しく保つことが出来るそうです。(もちろん限度はありますが。)
サラダって先に作って、他のおかずを作る間、しばらく置いておきたいことってありませんか?
冷蔵庫にしまっておくには、スペースを取るし、乾くし・・・

「この使い方だと、程良く冷たく、保湿された状態で、サラダをしばらくキープ出来て便利だ!」と思ったところです。見た目もいいですし♪

野菜のサラダと白ワイン

↑野菜のサラダと白ワイン

オクラやズッキーニなどの夏が旬の野菜を、しっとり、程良く冷たい温度で楽しませていただきました。
白ワインとの組み合わせが爽やかです。

冬しか使えないと土鍋を眠らせておくのはもったいない!

次に登場は、長谷園の『いぶしぎん』で作る燻製。

暑い夏、ビールと最高の組み合わせ(*^_^*)

ただ、燻製で気になるのは、やはり煙ではないでしょうか。
長谷園の『いぶしぎん』は、煙が漏れるのを極力防ぐ工夫がされています。家庭で燻製を気軽に楽しむことが出来ます。

写真にはありませんが、竹村さん曰く、「カマンベールチーズを皮付きのまま燻製にすると最高。」とのこと。『いぶしぎん』をお持ちの方、是非お試しを。

夏に蒸し野菜はいかがでしょうか。
次に登場は、『ヘルシー蒸し鍋』を使った蒸し野菜。簡単!彩り鮮やか!歯触りしっかり!の3拍子。

鍋の湯が沸いて湯気が出たら、野菜を入れます。待つこと数分。もう一度、湯気が立ったら完成です。
伊賀焼は、多孔性で蓄熱性が高く、また素地の遠赤外線効果もあり、早く蒸しあがるそうです。(金属性の半分ほどの時間ということも!?)
短い時間で、しっかりと熱が通るので、彩り鮮やかなまま、しっかりとした歯触りも残ります。

竹村さん曰く、「旨く蒸すコツは、ちゃんとお湯が沸騰してから、野菜を入れること。」とのこと。
沸騰しないうちに、野菜を入れると、時間がかかって、灰汁が出てしまうそうです。

次に登場は、『蒸し焼き陶珍菜』を使って、電子レンジで作った、タンドリーチキン。
柔らかくてジューシー♪電子レンジと思えないほどの出来栄え。
これも伊賀焼の多孔性が生きています。
陶珍菜の蓋に水を含ませてから、電子レンジにかけることで、チキンが蒸し焼きになるという仕組み。
伊賀焼は、電子レンジとも相性がいいのです。なんとも便利なw|;゚ロ゚|w

ラストスパートは、ナンとドライカレー。

 『やきやきさん』で作るナン

↑『やきやきさん』で作るナン

 『タジン』で作るドライカレー

↑『タジン』で作るドライカレー

オリーブ入りのライスは、もちろん『かまどさん』が炊き上げます。

「『かまどさん』でご飯を炊くと、マメな火加減は不要。簡単に美味しいご飯が炊けるんですよ。」と竹村さん。
少し強めの火に掛け、湯気が“ポヨポヨ”から“スー”に変わって、2〜3分して火を止め、蒸らせば完成。約20分、しっかり蒸らすのが重要で、鍋にこびり付かずに炊きあがるそうです。

土鍋って、調理が面倒なのかと思いきや、意外に簡単なことにビックリ。
簡単かつ、美味しく仕上がる。なんともいい調理器だ(ノ゚ω゚)ノ*.

今宵の講座の最後を飾るのは、『プチ鍋』で作ったトマトのコンポート。(なお、『プチ鍋』は、2番目の写真で、竹村さんが手に持っているものです。)

甘さと酸味で、夏にぴったりのデザートです。

さてさて、伊賀焼は多孔性であることが、何度も出て来ましたが、これについて、竹村さんからご説明があったのでご紹介。

「伊賀の地域は、はるか昔、琵琶湖の湖底だったそうです。伊賀の土には、炭化した植物や魚などが多量に含まれています。土鍋を焼く際に、そういった炭化した部分が、燃えて空隙となることで、伊賀焼ならではの多孔性が出来上がります。」

まさに自然を生かす技術ここにあり!

講座を通して、
「日常の中で、1年を通して伊賀焼を使ってもらいたい。」
「使い易く、人に優しく。伊賀の土の良さを生かす。」
という長谷製陶さんの企業理念がひしひしと伝わり、
私の「土鍋=冬」や「土鍋=ガスの火」という固定観念は、見事に砕かることに。

素晴らしい経験をさせていただいたところで、これからは実践だ!

皆様も是非、伊賀焼の可能性の大きさを感じてみてはいかがでしょうか!?

ミヤタツ

■イガモノ東京店(長谷製陶株式会社)
http://www.igamono.co.jp/igamono_tokyo/index.html
■三重ブランド『伊賀焼』
http://www.miebrand.jp/ninteihin/igayaki1.htm
■伊賀焼の料理レシピについては、『長谷園の週刊WEBレシピ』
http://recipe.igamono.jp/