広域防災拠点の整備について
1.「広域防災拠点」とは?
被災市町のみでは対応できないような大規模な災害が発生した場合、県が市町に対する支援活動を行うことが想定されます。
こうした災害時の応急対策活動を迅速かつ的確に実施するためには、広域的な活動拠点を平常時から確保することが必要となります。また、災害時以外の平常時には、防災知識の普及啓発や防災訓練等に利用することにより、総合的な防災対策の推進及び防災体制の整備を図っていく上で、施設をより有効に活用することが可能となります。
「広域防災拠点」とは、災害発生時の活動拠点としての機能及び平常時の防災活動を備えた施設です。
2.三重県における広域防災拠点の配置
平成8年度に実施した「三重県広域防災拠点施設基本構想調査」では、
- 平成7〜8年度に実施した「三重県地域防災計画被害想定調査」により設定される被災パターンに対応できること。
- 地理的条件・気象条件等による孤立化に対応できること。
- 災害時、ヘリコプターによって効果的に全県域をカバーできること。
の3つの要件を設定し、県内における広域防災拠点の配置を検討した結果、県内5箇所(『北勢』・『中勢』・『伊勢志摩』・『伊賀』・『東紀州』)に整備を行うことが最適であるとされました。
※ 東紀州 : 紀南、紀北にそれぞれ配置
3.広域防災拠点の整備
- 平成8年度 基本構想調査
- 平成9年度 三重県広域防災拠点施設整備実施計画策定調査
- 平成11〜13年度 中勢拠点整備
〔県消防学校(鈴鹿市石薬師町地内)サブグラウンド〕
ヘリポート・備蓄倉庫 - 平成17〜18年度 東紀州(紀北)拠点整備
〔旧尾鷲工業高校(尾鷲市光が丘地内)グラウンド〕
ヘリポート - 平成17〜19年度 東紀州(紀南)拠点整備
〔熊野市久生屋町地内〕
ヘリポート・備蓄倉庫 - 平成22〜24年度(予定) 伊賀拠点整備
〔旧上野農業高校跡地(伊賀市荒木地内)〕
ヘリポート・備蓄倉庫 - 平成12〜23年度 各拠点備蓄資機材(発電機・投光機・簡易トイレ・担架・防水シート)整備