概要
1.三重県企業庁では、こんなことをしています。
三重県企業庁は、市町や電力会社を通じて、みなさんのもとへ水道水や電気をお届けしています。
また、工場など県内企業のみなさんに産業の血液とも呼ばれる工業用水をお届けしています。
2.三重県企業庁は、三重県が経営する企業(地方公営企業)です。
地方公営企業は、都道府県などの地方公共団体が、地域住民福祉の増進を目的として経営する企業のことをいい、能率性・経済性を発揮した公的サービスを行う役割を担っています。
三重県企業庁は、このような地方公営企業として、三重県が経営しています。
3.一般の行政機関とどう違うの?
地域住民の福祉の増進を目的とした仕事を行っている点では、一般の地方行政機関と同じです。
しかし、経費の負担の面で違いがあります。地方公営企業の経費は、原則として料金など経営にともなう収入により充てることが法律で定められています(地方財政法)。
すなわち、経費が税金ではなく、水道料金など受益者からの料金収入によって賄われている点に違いがあるのです。
4.具体的には、どんな仕事をしているの?
地方公営企業は、水道事業、工業用水道事業、軌道事業、自動車運送事業、鉄道事業、電気事業、ガス事業、病院事業など、地域住民の福祉の増進を目的とした様々な事業を行っています(地方公営企業法、地方財政法で定められています)。
現在、三重県企業庁では、水道事業(水道用水供給事業)、工業用水道事業、及び電気事業の3事業を行っています。
5.水道用水供給事業って、なに?
企業庁では、水道用水供給事業という、いわば飲み水の卸業を行っています。
水道用水供給事業は、みなさんの生活に欠かせない安全で安心できる飲み水を、安定して市町にお届けする仕事をいいます。
各市町では、企業庁からの水と、自己水源からの水をあわせるなどして、みなさんのご家庭に水道水をお届けしています。
6.工業用水道事業って、なに?
工場などの企業は、生活に欠かすことのできない工業製品を生産すると同時に雇用の場を提供しており、地域社会や地域経済にとって、非常に大きな役割を果たしています。
そして、この工場で使われるボイラー用水、製品処理用水、洗浄用水、冷却用水、温調用水などの水をまとめて「工業用水」と呼びます。工業用水道事業は、この工業用水を企業にお届けする仕事をいいます。
7.電気事業って、なに?
電気事業は、発電を行い電力会社を通じて、みなさんのご家庭に電気をお届けする仕事をいいます。
日本のエネルギー消費は、消費量の約99%を輸入している石油に大きく依存しており、今後ますます石油以外のエネルギー資源の確保が必要となってきています。
三重県企業庁では、水力発電を行い、石油に代わるクリーンエネルギーを確保しながら、地球温暖化防止のため二酸化炭素の排出抑制に貢献しています。
また、三重県では、資源循環型社会を作るため、みなさんの家庭から出るごみから作られたRDF(ごみ固形燃料)を燃やして発電するRDF焼却・発電事業を進めています。
