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家の周りの斜面(がけ)は安全か?

家の周りに斜面(がけ)がある場合は、次のことを点検してみてください。

1.斜面(がけ)の角度は安全か?

2.斜面(がけ)上に不安定な岩などがないか?

3.斜面(がけ)の上部や斜面上に水が溜まっていないか?

4.斜面上に大きな木はないか?


1.斜面(がけ)の角度は安全か?

切土の場合の斜面が標準的な勾配(角度)であるかは次の表です。自然斜面の場合でもこの表を参考にしてください。

切土に対する標準のり面勾配

地山の土質 斜面の高さ 勾配
土木的な表現 角度
硬岩   1:0.3〜
1:0.8
約73度〜
約51度
軟岩   1:0.5〜
1:1.2
約63度〜
約40度
締め固まっていないで同じ様な大きさの粒の場合   1:1.5〜 約34度〜
砂質土 締め固まっている場合 5m
以下
1:0.8〜
1:1.0
約51度〜
45度
5〜
10m
1:1.0〜
1:1.2
45度〜
約40度
締め固まっていない場合 5m
以下
1:1.0〜
1:1.2
45度〜
約40度
5〜
10m
1:1.2〜
1:1.5
約40度〜
約34度
砂利又は岩塊混じり砂質土 締め固まっているものいろいろな大きさの粒が混じっている場合 10m
以下
1:0.8〜
1:1.0
約51度〜
45度
10〜
15m
1:1.0〜
1:1.2
45度〜
約40度
締め固まっていないで同じ様な大きさの粒の場合 10m
以下
1:1.0〜
1:1.2
45度〜約40度
10〜
15m
1:1.2〜
1:1.5
約40度〜
約34度
粘性土 10m
以下
1:0.8〜
1:1.2
約51度〜
約40度
岩塊または玉石混じり粘性土 5m
以下
1:1.0〜
1:1.2
45度〜
約40度
5〜
10m
1:1.2〜
1:1.5
約40度〜
約34度
道路土工 のり面工・斜面安定工指針より

勾配は緩いほど斜面は安定している(安全)と言えますが、必ずしも「この勾配より急だか危険である。」とは言い切れません。土はそのときの状態により安定であるか不安定であるかは大きく異なります。あくまでも標準的な切土斜面ののり勾配の例です。

2.斜面(がけ)上に不安定な岩などがないか?

斜面上に不安定な岩があると落石の恐れがあります。できる限り早いうちに取り除くことをおすすめします。

3.斜面(がけ)の上部や斜面上に水が溜まっていないか?

斜面の上部や斜面上に水が溜まっていると、土に水が含まれて崩れやすくなります。これらの水がどうしても必要で無い場合は斜面の外に排水できるように側溝(みぞ)などを設置する事をおすすめします。

また、斜面の途中から水などが湧き出ている場合は、不安定な状態である場合が多いので、できる限り早いうちに専門家に相談されることをおすすめします。

4.斜面上に大きな木はないか?

斜面上に大きな木があると台風など風の強い日には木が揺さぶられて根等により、斜面に亀裂が入り不安定な状態となることがあります。安全な方法で伐採する事をおすすめします。

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