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小林 加苗先生

 

小林 加苗


生活リズムを整えるポイント

 コロナ禍の中、気軽にお出かけすることもできず、困っている方も多いことと思います。
家の中で過ごすことが多いと、つい生活リズムが乱れがちになってしまいます。実はリズムを整えることは、お子さんの気持ちの安定や心身の発達を促すことに繋がる重要な意味があるのです。特に乳幼児は睡眠がとれていないと「機嫌が悪い」「意欲がわかず、ぼーとしている」「感情が不安定」「集中が続かない」などの姿に表れてきます。1~3歳児の理想の睡眠時間はお昼寝と合わせて11~12時間と言われています。一度、お子さんの睡眠時間と照らし合わせてみましょう。睡眠中には、いくつかのホルモンが脳内から出ていて、それぞれ大切な役割があり、成長に欠かせないものです。生活リズムが整うと、お子さんもご機嫌で過ごしてくれ、親も助かります。そしてお昼寝の時間が一定になり、親自身の時間を作れるというメリットもあります。具体的に生活リズムを整えるポイントです。

①朝はカーテンを開けて明るくすることでおはようスイッチが入ります。
②できれば7時頃には起こして、朝ごはんをしっかり食べましょう。
③感染対策をした上で午前中は外に出て散歩や公園で遊び、体をしっかり動かしましょう。
④就寝時間は遅くとも21時頃までと決めて、就寝前は電子機器(テレビやパソコン、スマホ、ゲーム等)を消して部屋を暗くし静かな環境にしましょう。
 親の都合ではなく、お子さんを中心とした生活リズムを整えていきましょう。
 生活リズムを整えることは根気が必要なこともあります。一人で悩まず、地域の保健師にぜひ相談してください。お子さんそれぞれの個性や家庭の都合も様々ですから、自分にあった整え方を一緒に考えてくれると思います。


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