丹生地区(多気町) -和歌山別街道-
地区概要
丹生地区は、丹生大師をはじめ由緒ある寺院やまち並みなどが数多く残されている地域です。また、当地区では、「多気町まちづくり仕掛人塾」や「丹生心豊かなまちづくり協議会」などが、まちづくりに取り組んでいます。(平面図はこちら)
整備前 整備後
多気町まちづくり仕掛人塾
「多気町まちづくり仕掛人塾」とは、“エイチあふれる多気町”を合言葉に、自由で夢あふれる発想にもとづいて、地域が良くなると思う仕掛けについて、調査・議論・提言などを行うとともに、その実現に向けて活動することを目的に、平成19年5月29日に設立された組織です。
修景整備に関する取組
丹生大師前の県道勢和兄国松阪線の修景整備にあたっては、「多気町まちづくり仕掛人塾」、「丹生心豊かなまちづくり協議会」、「沿道住民」などから組織される「丹生地区街道まちづくり委員会」が中心となって、ワークショップや現地材料確認などを実施し、車道のカラー舗装(自然色)や歩道の石張り舗装についての合意を図るなど、住民と行政が協働で修景整備計画案の作成に取り組みました。
また、修景整備工事は、平成19年度から検討してきた計画案にもとづいて、平成20年度に完成しました。
計画案検討 現地材料確認 整備箇所を活用したイベント
平成20年度「全建賞(道路部門)」受賞!!
歴史、文化を活かした景観形成を行うにあたり、構想・計画段階での住民参画だけでなく、工事完了後も修景整備箇所において、イベントや清掃活動が実施されたことで、住民と行政の協働による社会資本整備・維持管理を実施したことが評価され、平成20年度全建賞(道路部門)を受賞しました。