女鬼峠地区(多気町) -熊野街道-
地区概要
女鬼峠地区は、樹林地や水辺地など豊かな自然に恵まれており、さまざまな集客施設があるなど、観光拠点の一つになっている地域です。また、当地区では、「女鬼峠保存会」、「多気町まちづくり仕掛人塾」、「沿道住民」から構成される「女鬼峠・街道まちづくり会」などが、まちづくりに取り組んでいます。(平面図はこちら)
整備前 整備後
女鬼峠・街道まちづくり会
「女鬼峠と五桂・宮川の水辺を巡り自然や歴史文化にふれあう交流空間づくり」をテーマとした取組プログラムを平成19年度にとりまとめ(取組プログラム)、その実践として女鬼峠の保存やウォーキングイベントの開催などに取り組んでいます。
修景整備に関する取組
熊野古道女鬼峠に至る県道前村野中線の修景整備にあたっては、「女鬼峠・街道まちづくり会」の小委員会である「女鬼峠地区ふるさと村歩道整備委員会」が中心となって、ワークショップなどを実施し、歩道のカラー舗装(自然色)や景観に配慮したガードパイプ(ダークブラウン)についての合意を図るなど、住民と行政が協働で修景整備計画案の作成に取り組みました。
また、修景整備工事は、平成19年度から検討してきた計画案にもとづいて、平成21年度に完成しました。
計画案検討 植栽活動 整備箇所を活用したイベント