みえ県議会だより143
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38平成27年第2回三重県議会定例会6月定例月会議「教育・人づくり」の取り組み、少子化対策などについて議論 「学び」の選択肢拡大に向けた検討事業や、労働力不足を抱えた分野等の人材確保を図る三重県地域創生育成事業など、「教育・人づくり」にかかる取り組みを行うための平成27年度三重県一般会計補正予算のほか、三重県水源地域の保全に関する条例案などを審議しました。・有効な子どもの貧困対策を・地域特性を踏まえた地方創生(人口減少問題)の取り組みを・子ども医療費助成制度の拡充を・社会的事業所からの優先調達の拡大を・紀南病院を災害拠点病院に・自衛官募集パンフレットと教育委員会・地域医療の推進に県の支援を・オープンデータの取り組み・伊勢二見鳥羽ラインの無料化を・被災地における多数の傷病者の受け入れ体制の整備を・精神障がい者アウトリーチ推進事業の拡大を・養殖漁業の振興を・海外輸出対応の食肉処理施設の整備を・成年選手の競技力の向上と支援委員会の紹介(6~7ページ)(8ページ)三重県議会議長メッセージ~戦後70年に際して~荷担滝(赤目四十八滝)(名張市) 先の大戦の終結から70年の月日が経過しようとしています。 この戦争では多くの尊い命が失われました。犠牲になられた方々に心よりご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆様にお見舞い申し上げます。 戦後我が国は、国民の懸命の努力により短期間で復興を成し遂げ、高度経済成長を経て、豊かで平和な国家を築き上げてまいりました。しかしながら、未だに世界各地では、テロリズム、宗教や民族の違いによる地域紛争など、人々の生活を脅かす行為は絶えることがありません。 戦後70年という年月を経て、直接戦争の体験を語ることのできる方は少なくなっています。現在、私達が享受している平和や豊かさは、先人の大きな犠牲の上に得られたものであることを心に刻むとともに、あのつらく悲惨な体験を風化させないよう後世へ伝えることは、今を生きる我々の責務であります。 こうした中、三重県では、戦争の悲惨さと平和への想いを次世代へつなぐため、様々な取組を進めてきました。特に戦後70年にあたる本年は、「平和の集い」の開催や、三重県総合博物館(MieMu)での企画展示、戦争体験者の貴重な体験談の記録・保存など様々な事業を展開しています。 三重県議会では、今後とも、県民の皆様とともに、平和への歩みを着実に進めてまいりたいと思います。空襲後の津市内(MieMuでの企画展示)

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