みえ県議会だより143
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オープンデータの取り組み被災地における多数の傷病者の受け入れ体制の整備を伊勢二見鳥羽ラインの無料化を精神障がい者アウトリーチ推進事業の拡大を吉川 新 議員(新政みえ/度会郡選出)廣 耕太郎 議員(新政みえ/伊勢市選出)中嶋 年規 議員(自民党/志摩市選出)津田 健児 議員(自民党/四日市市選出) 行政情報の⑥オープンデータ化では、できるだけ幅広いデータを、使う人が活用しやすい形式で公開することが重要です。また、行政サービスを維持するためにも、外部の力を誘発するオープンデータ利用の活性化を図ることが今後の課題だと思います。そこで、現在の取り組みの進捗や県内市町への働きかけの状況についてお伺いします。 県においては、平成27年2月から「三重県オープンデータライブラリ」を開設しました。保有データのオープン化を優先して公開していますので、今後は活用しやすいデータ形式での提供に向けて努力していきます。市町に対しては、県の取組状況等の情報共有を行うなど、今後も支援をしていきます。その他の質問事項○高齢者対策について ほか 伊勢志摩サミット開催による観光地としての総合的な魅力アップ、地方創生を進める地域振興の観点、伊勢市を中心とする定住自立圏構想の推進など、伊勢志摩地域の全体最適な視点から、伊勢二見鳥羽ラインの無料化と県営サンアリーナ仮設インターの常時開放を全国菓子大博覧会が開催される平成29年4月までに前倒しをするべきだと考えますがいかがでしょうか。 政策集にある平成32年度よりもさらに前倒しして無料化することと併せて仮設インターを常時開放することについては、伊勢市、鳥羽市、志摩市など地域の声を十分に聴いたうえで、地域振興や観光振興の観点も踏まえ、菓子博を一つの目安として前向きに検討したいと考えています。その他の質問事項○伊勢志摩サミット ほか 大地震が発生すると多数の傷病者が発生しますが、被災地では傷病者が集中し、対応が非常に難しいのではないかと考えます。そこで、災害のときに多数の患者を受け入れて、病院の廊下や待合室でも治療ができるような体制や設備を整えることが、県内すべての④災害拠点病院でできないのかと思いますが、ご意見をお聞かせください。 県内の災害拠点病院の中には、廊下等に酸素を供給する配管を配備するなど、一定の処置が行える体制を有するところもありますが、傷病者の数や重症度の面で対応しきれない場合は、ヘリコプター等を用いて被災地外へ搬送することで対応することとしています。その他の質問事項○被災地の犯罪防止 ほか 精神障がい者アウトリーチ推進事業は、受診中断者や自らの意志では受診が困難な精神障がい者等に対して、保健、医療と生活の支援を包括的に提供し、患者の地域生活の定着につなげていく大変意義ある事業と考えますが、三重県でこのサービスを受けられるのは鈴鹿市と亀山市だけです。このような状況について、県の認識と今後の対応、方向性についてお聞きします。 鈴鹿亀山地区を対象に、鈴鹿厚生病院が関係機関と連携して精神障がい者アウトリーチ推進事業を実施しています。支援を受けた方の多くが安定した地域生活を送るなど多くの成果をあげていることから、今後はこの成果の報告の場を設けるなど関係機関の理解を促し、他地域への拡大を検討します。その他の質問事項○県の教育方針について  ほかみえ県議会だより文中の傍線部分については、5ページに用語解説を掲載しています。伊勢二見鳥羽ラインオープンデータ ロゴマーク4

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