みえ県議会だより145
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2みえ県議会だより自立と共生の力を育む「生き抜いていく力の育成」と、安全安心な教育環境を整える「教育安心県の実現」、さらに「地方創生」と「協創」の視点から「三重ならではの教育の推進」と「教育への県民力の結集」を基本方針の中で特に重視しています。そして、教育に携わるすべての者が、「毎日が未来への分岐点」という共通認識をもって教育活動にあたることを、この大綱全体を貫く基本精神として位置付けたいと考えています。その他の質問事項○農林水産業振興について ほか来年5月開催の伊勢志摩サミットの国のテーマが未だ明示されていません。主催者である国のテーマが決定されていないことは、様々な関連事業を実施する上でも問題があります。国のテーマはいつ頃発表される見込みですか。また、県から早期発表を強く求めていくべきだと考えますが、いかがですか。財政面では、今後も多額の費用負担が予想されることから、自由度の高い「サミット開催特別交付金」を国に求めるべきと思いますが、考えをお伺いします。国がどのようなテーマでいつ発表するのかは不明ですが、来年1月以降であると思われます。県としては環境や女性の活躍などがテーマのひとつになるものと想定し、①ジュニアサミットや②配偶者プログラムの提案を通じて国に働きかけています。また、地元自治体にとって過大な財政負担とならないよう、地方でのサミット開催のモデルとなるような財政支援スキームについて、東海三県一市で連携し、国に対して強く要望していきます。その他の質問事項○平成二十八年度三重県経営方針(案)について ほか少子高齢化の進行やグローバル化の進展など、社会が急速に変容しつつある中、子どもたちの夢と志の実現や社会の持続的な発展を支えるためにも、教育施策の充実が不可欠です。そんな中、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」の改正により、首長が教育の基本的な方針等を示す教育施策大綱を定めることとなりました。そこで、「三重県教育施策大綱」(仮称)中間案の中で、知事はどういった点を最も重視し、強い思いを込めているのかお聞かせください。代表質問 県と市町などが絡む事業の場合、相互の連携が悪く、住民がたらい回しにされることがあり、できない理由を探すかのような行政の対応に悩む方はたくさんいます。今後、三重県では大きな行事が続き、関係団体や地域住民との連携は不可欠です。今後も県政の基本姿勢は「できない理由を考えるのではなく、できる方法を一緒に考えていく」であるのか、知事の所見をお伺いします。 県民の皆さんに成果が届き、幸福実感が高まるように取り組んでいくためには、できない理由を述べる前にできる方法を探す、結果としてよい結論がでないかもしれないが常にできる理由を探す、そういった目線・視線が不可欠であり、全職員にしっかりと浸透させていきます。その他の質問事項○県立病院の医療体制について ほか一般質問「部局間連携」から「行政機関同士の連携強化」へ青木 謙順 議員(自民党/津市選出)伊勢志摩サミットに向けて舟橋 裕幸 議員(新政みえ/津市選出)三重県教育施策大綱(仮称)中間案での知事の思いとは山本 勝 議員(自民党/桑名市・桑名郡選出)

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