みえ県議会だより145
5/8

5 松阪市に建設される県立特別支援学校は平成29年4月に開校される予定でしたが、平成30年以降に開校が遅れる見込みです。また、保護者の方からは、一日も早い開校と、新しい学校に期待する声が聞かれる一方、子どもが新しい学校にすぐ慣れるかどうかが不安で、慣れるための期間が欲しいとの声も聞かれます。現在の状況と今後のスケジュールについてお聞きします。 建築費が想定より高額となる見込みであり、現在、設計内容の再検討を行っています。平成28年度には工事に着手し、平成29年12月までに建物の引き渡しを受けた後、校舎見学や教室で過ごす機会などを設け、児童生徒と保護者が安心して新学年を迎えられるよう対応し、平成30年4月の開校を目指します。その他の質問事項○林業大学校の現在の検討状況と今後の予定について ほか松阪地域特別支援学校(仮称)完成イメージ図松阪市に建設される特別支援学校の開校に向けて中瀬古 初美 議員(新政みえ/松阪市選出) がんは我が国で死亡原因の第1位ですが、一方で医療の進歩により生存率も高まっています。がん宣告後も積極的に生きていく上で抱える日常生活や家庭等の悩みについて、病院内で相談することをためらうがん患者や家族が多いのではないかと思います。そこで、県が設置している三重県がん相談支援センターの取り組みの現状について教えてください。 三重県がん相談支援センターでは、がん治療に直接従事する医療機関や医療関係者とは異なる立場で、がん患者や家族に寄り添いながら相談に応じており、がんと診断された際の戸惑い、治療終了後の再発の不安、後遺症による生活の支障など、がんに伴う様々な場面における悩みや不安に対応しています。その他の質問事項○県内スポーツの振興について三重県がん相談支援センターがん患者や家族に対する相談・支援の充実を田中 智也 議員(新政みえ/四日市市選出) 関西事務所は大阪事務所から格上げされ、活動範囲も拡がりましたが、県民には変化があまり感じられません。そこで、これまでの取り組み実績についてお伺いします。また、関西事務所の活動を活発にするために、「⑨関西圏営業戦略」については、数値目標も検証システムもないので見直しをするべきではないかと考えますが、いかがですか。 関西事務所では、市町と連携したプレスツアー、「女子旅」などテーマを明確にした観光展でのPRなどを行っています。今後は、成果をより分かりやすくするよう、新たにみえ県民力ビジョン・第二次行動計画(仮称)の基本事業に位置付け、成果レポート等に数値目標の実績を掲げ、検証と改善に取り組みます。その他の質問事項○みえ県民力ビジョン・第二次行動計画(仮称)の考え方について ほか関西事務所の活動を活発に北川 裕之 議員(新政みえ/名張市選出)12345ジュニアサミット配偶者プログラム着地型観光総合診療医後期臨床研修プログラム(三重専門医研修プログラム) 主要国首脳会議(サミット)に関連して開催される、G7を中心に世界各国を代表する中高生などが集まり、サミットで取り上げられる国際問題について話し合う国際交流事業のことです。 国がサミットに関連して行う公式行事であり、各国首脳の配偶者を対象に、開催地やその国の文化などに触れ、理解を深めてもらうプログラムのことです。 出発地の旅行会社ではなく、旅行の目的地側主導で企画・造成する観光のことです。 総合的な診療能力を有し、プライマリーケア(初期診療)を行う医師のことです 三重県地域医療支援センターにおいて、総合診療医を含む17の基本診療領域につこの他に一般質問を行った議員については、申し合わせにより次回の質問時に掲載する予定です。

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です