みえ県議会だより145
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7 県議会では、議会における政策立案の充実、学生のキャリア形成の支援、地方分権の推進に資する人材の育成などを目的として、平成21年度から、インターンシップ実習生を議会事務局において受け入れています。 今年度も、9月7日から18日まで、北海道大学公共政策大学院と京都大学公共政策大学院の学生を1人ずつ実習生として受け入れました。 実習生には、県議会議員にインタビューをしたり、県議会の取り組みや議会事務局の業務内容を学んだりしたうえで、研究課題解決のための考察を発表していただきました。 今回の実習を通して、実習生からは、「地域行政を行う上で県議会や県議会議員が果たす役割を理解することができ、有意義な2週間を過ごせた」などの感想をいただいています。インターンシップ実習生の受け入れ正副議長に抱負を述べる実習生 県議会をより身近に感じていただき、将来の住民自治を担う県民としての意識を醸成することを目的に、「みえ県議会出前講座」を行っています。 県内の小中学校や高等学校に議員が出向き、「県議会の役割」について、DVD映像を交えて説明を行い、その後、県議会や議員に対する質問にお答えします。 昨年度は小中学校などの6校から申し込みがあり、約460人のみなさんに参加いただきました。参加した子どもたちからは、「所属している常任委員会ではどんなことをしていますか。」「なぜ議員になろうと思ったのですか。」「議員の仕事をしていて嬉しいときやつらいときはどんなときですか。」などさまざまな質問が積極的に出されました。 引き続き各学校からの申し込みをお待ちしています。みえ県議会出前講座のご案内昨年度の出前講座の様子 県に対して意見や要望がある場合、どなたでも県議会に請願や陳情を提出できます。手続きなど詳細は、三重県議会事務局までお問い合わせください。 請願は、議員の紹介を受けて提出できます。提出された請願は所管の委員会で審査し、採択した場合には、国に意見書を提出したり、県政に反映させるよう執行機関に働きかけたりします。 陳情は、議員の紹介がなくても提出できます。提出された陳情は、とりまとめられたうえ、全議員に配付されます。請願と陳情の受付会議の開催状況(会議の模様は、一部を除き県議会ホームページの「議会中継」からご覧いただけます。)■1日人口減少対策調査特別委員会知事への提言案について■15日本会議議案22件、認定議案4件上程■18日本会議議案に関する質疑(5人)人口減少対策調査特別委員会今後の委員会の進め方について■24日本会議一般質問(5人)■30日本会議一般質問(4人)※この他にも、議会運営委員会、代表者会議、全員協議会、議案聴取会、政策討論会議、広聴広報会議、委員長会議、議会改革推進会議役員会など、さまざまな会議を開催しています。■1日予算決算常任委員会企業会計決算認定議案の審査■2日本会議一般質問(4人)■5~9日各常任委員会・分科会議案の審査、請願の審査、所管事項の調査■13日人口減少対策調査特別委員会人口減少対策に係る県の取組状況について教育警察常任委員会参考人からの意見聴取、請願の審査9月10月■16日本会議代表質問(2人)予算決算常任委員会議案の審査■20日本会議議案22件可決、認定議案4件認定、請願6件採択・1件不採択、意見書案7件上程・可決、人事同意議案1件上程・同意、認定議案13件上程予算決算常任委員会一般会計・特別会計決算認定議案の審査■26~27日予算決算常任委員会当初予算編成に向けての基本的な考え方の調査■29日予算決算常任委員会一般会計・特別会計決算認定議案の審査(総括質疑)本会議議案1件上程 手話は、聴覚障がいを持つ方々にとって、コミュニケーションや情報獲得の重要な手段で、音声言語と対等な言語です。 本県議会では、「三重県手話言語に関する条例検討会」を10月に設置し、手話の普及のための施策の推進に関し、条例の制定に向けた調査及び検討を行っています。三重県手話言語に関する条例検討会

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