みえ県議会だより146
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2みえ県議会だよりハローワーク合同点検の様子(鈴鹿市通学路交通安全プログラムより) 教員の負担を軽減し、教員が子どもと向き合う時間を確保するため、教員をサポートする専門スタッフを配置して、専門スタッフと教員がチームとして連携し、学校教育の充実に向けて取り組む「チーム学校」について、これまで県が推進してきたコミュニティ・スクールや学校支援地域本部との違いを踏まえつつ、今後の取り組みについて教えてください。 「チーム学校」は、専門スタッフを学校に必要な職と位置付け、教員とチームで学校の課題解決にあたるもので、地域住民等が学校運営に参画するコミュニティ・スクール等との連携が重要となります。「チーム学校」の法令上の位置付けの明確化を国に要望しており、今後も国の動向を注視していきます。その他の質問事項○特殊詐欺から県民の財産を守る対策について ほか 平成24年度に実施した通学路の緊急合同点検で対策が必要とされながら未整備の箇所は、市町単位で策定される「①通学路交通安全プログラム」に引き継がれて対策が行われるのか、また、外側線、停止線、横断歩道等の表示が消えているなど緊急的に対策が行えるもので、新たに同プログラムに掲載されたものについては、どのように取り組んでいくのか、お聞きします。 通学路の緊急合同点検で未整備となっている箇所は、対策必要箇所と位置付け、整備に取り組みます。また、通学路交通安全プログラムに基づく対策については、各市町で合同点検や対策の検討を行っているところであり、対策必要箇所がまとまり次第、優先順位をつけて計画的に取り組んでいきます。その他の質問事項○三重県が主体となって行う獣害対策 ほか 全国知事会では、就職相談から職業紹介まで一貫した支援が可能となることなどから、国に対し、ハローワークの地方移管を強く求めるとともに、地方版ハローワークの創設やハローワーク特区の全国展開などを要望しています。そこで、知事のハローワークの地方移管に対する見解と、地方版ハローワークの設置やハローワーク特区への申請について考えをお伺いします。 ハローワークの地方移管は必須のものと考えており、全面移管を実現し、最高水準の雇用労働行政サービスを提供していくことが必要だと考えています。県としては、地方自治体の意向が反映され、条件が整えば、利用者の利便性を最優先に地方版ハローワーク等のしくみの導入を検討していきます。その他の質問事項○生活困窮者自立支援についてほか 6月に伊勢志摩サミットの開催が決定して半年が経ちました。この間、国や他県との調整、市町や関係機関との連携、住民懇話会の開催などに取り組まれていますが、未だに県民のサミットへの参加機運が高まっていないとの指摘もあります。現時点でのサミット開催機運の広がりについての評価と、残り半年の取り組みについて、知事の考えを伺います。 伊勢志摩サミット三重県民会議への支援の申込状況や、シンボルマークの県民投票数などから、開催機運の醸成が進みつつあると一定の手ごたえを感じています。クリーンアップ活動や花いっぱいおもてなし運動等を実施することにより、県民参加の動きが大きなうねりとなるよう、準備を加速させていきます。その他の質問事項○テロ等不測の事案発生への対策について ほか一般質問伊勢志摩サミット開催機運の広がりに対する知事の評価は濱井 初男 議員(新政みえ/多気郡選出)「チーム学校」の実現に向けて山内 道明 議員(公明党/四日市市選出)交通安全の推進による安全・安心のまちづくり長田 隆尚 議員(能動/亀山市選出)ハローワークの地方移管を稲森 稔尚 議員(草の根運動みえ/伊賀市選出)シンボルマーク文中の傍線部分については、5ページに用語解説を掲載しています。

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