みえ県議会だより146
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3U・Iターン就職セミナーの様子 多くの政策課題に直面する社会において適切な選択を行うためには、社会の問題を自分の問題として捉え、自ら考え、判断し、行動する高い資質を持った主権者の育成が求められます。公職選挙法の一部改正により選挙権年齢が18歳以上に引き下げられ、高校生に主権者としての素養を身に付けさせる指導の充実が喫緊の課題と考えますが、いかがですか。 国作成の高校生向け副教材や教員用指導資料を活用し、模擬選挙やディベート等の実践的な活動を通して、生徒が課題を多面的・多角的に考え、自分なりの考えを作る力を培うことが大切と考えており、県立学校の管理職や担当教員を対象とした研修会の開催等により、教員の指導力向上に取り組みます。その他の質問事項○医療・介護提供体制の整備について ほか高校生への主権者教育の充実を田中 祐治 議員(自民党/松阪市選出) 日本で最初に飛行機を飛ばした玉井兄弟が四日市市出身で、技術力の高いものづくり企業が多く立地するにもかかわらず「②アジア№1航空宇宙産業クラスター形成特区」に入っておらず、みえ航空宇宙産業推進協会にも四日市市のものづくり企業の参加が少ない状況です。航空宇宙産業の振興のため、県と四日市市が一体となって取り組むべきと考えますが、いかがですか。 四日市には航空宇宙産業と親和性の高い自動車などのものづくり産業が集積しており、航空宇宙産業が求める部品軽量化等の取り組みで実績を持つ企業が多数存在しています。県と四日市が連携して、一社でも多くの企業が航空宇宙産業へ参入できるよう支援していきたいと考えています。その他の質問事項○子育てと教育 ほか航空宇宙産業の魅力稲垣 昭義 議員(新政みえ/四日市市選出) 伊勢志摩サミットの情報発信については、大使館や外国メディアの支社がある首都圏での発信が特に重要であり、それがサミット成功の鍵とも言えます。これまで9月の「ツーリズムEXPOジャパン」、10月の外務省飯倉公館でのセミナーとレセプションなどの場で、サミットの情報発信を行っていますが、その印象や今後の取り組みについて、知事の考えをお聞かせください。 海外の報道関係者等に対して、三重の魅力やサミットの取り組み状況等を伝えることができた一方、三重県についてまだまだ知られていないと感じたところであり、首都圏での情報発信を通じ、三重をしっかり予感して、次は実際に三重県に来て、「体感」「実感」していただけるように引き続き取り組んでいきます。その他の質問事項○教育の充実について ほか首都圏でサミットの情報発信を山本 教和 議員(自民党/志摩市選出) 三重県は③大学収容力が低く、約8割の学生が県外に流出しています。若者の県内定着促進策として、県外へ進学した学生に対するUターン就職の働きかけについて、取り組み状況をお聞かせください。また、県が大学とU・Ⅰターン就職支援に関する協定を結ぶことで、成果をあげる取り組みがより進むのではないかと考えますが、所見をお聞かせください。 「ええとこやんか三重 移住相談センター」(東京)での就職相談や、関東・関西地域等でのU・Iターン就職セミナーの開催、県外大学への就職セミナーの情報提供や就職相談などに取り組んでいます。大学との就職支援協定についても、有効な手段であると考えており、協定の締結を検討しています。その他の質問事項○ツキノワグマへの対応について ほかUターン就職を促進する取り組みを日沖 正信 議員(新政みえ/いなべ市・員弁郡選出)外務省飯倉公館レセプションの様子

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