みえ県議会だより147
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2月9日 中里小学校の様子 予算、決算など県財政全般について、審査・調査しています。﹇委員会および各分科会開催回数69回﹈【審査・調査の概要】 議長を除く議員全員が所属し、部局別に6つの分科会を設け、年間を通じて予算議案、決算議案などの詳細審査・調査を行っています。 県財政の現状や前年度の県政運営を調査し、目指すべき方向性について知事へ申し入れるとともに、新年度当初予算については、予算編成が始まる以前の段階から調査を行い、議会の意見が反映されるよう取り組んでいます。 また、南部地域活性化基金見直しの調査のほか、京都府・石川県議会を訪問し、予算決算審査の活性化や執行機関への政策提言の取り組み状況などの調査を行い、常任委員会化して初めて有識者に参考人として出席を求め、地方財政の課題等の意見を聞き審議の充実に努めました。【審査した議案】○平成26年度三重県一般会計歳入歳出決算 ほか主な取り組みの紹介次回の発行は、平成28年(2016年)5月1日(日)です。みえ県議会だよりは、年7回(4、5、7、8、10、12、2月)第1日曜日に発行します。お知らせ「みえ高校生県議会」の参加校を募集しています!■開催日 平成28年8月19日(金)■場  所 三重県議会議事堂 議場■内  容 高校生が質問し、県議会議員が答えます。■募集期間 平成28年3月7日(月)~4月28日(木)(必着)■募集対象及び学校数 県内の高等学校、特別支援学校高等部及び 高等専門学校に通う生徒で1校あたり2~4人。 合計10校まで。(各学校1グループ)■応募方法 学校単位でご応募ください。 詳しくは、三重県議会のホームページをご覧ください。 県議会では、県議会をより身近に感じていただき、将来の住民自治を担う意識の醸成に寄与することを目的に、県議会議員が小中学校や高校などに出向き、県議会の役割や仕組みなどについての授業を行っています。 平成27年度は、いなべ市立中里小学校や県立聾学校など、8校で授業を行いました。議員の説明の後、児童や生徒からは、「なぜ議員になったのか」「議員定数はどのように決めるのか」「選挙で投票できる年齢が18歳からになったのはなぜか」などの質問が寄せられ、議員は自身の経験等を踏まえ丁寧に答えました。 みえ県議会出前講座は、学校からの申し込みを受けて実施しています。詳しくは、議会事務局までお問い合わせください。 人口減少対策について調査しました。﹇委員会開催回数13回﹈【審査・調査の概要】 人口流出が続いている地方特有の課題である社会減対策を中心に「持続可能なしごとの創出」「地域への理解と愛着を育むキャリア教育」「移住の促進」の3点を重点調査項目として調査を行ってきました。 県当局からの聴き取り調査に加え、参考人招致や県内外調査を実施し、有識者やⅠターン起業者、地域人材育成事業に参画する高校生、移住支援NPO等の取り組み状況を調査するとともに、関係者との意見交換を行いました。 9月には、それまでの委員会における議論をとりまとめ、今後の施策への反映を検討するよう、知事に対して申し入れを行いました。 知事に対する申し入れ以降も、委員間討議等を重ね、最終の委員長報告において、県当局に対して、地域課題の解決に資する起業を促すための支援モデル構築等を要望しました。ええとこやんか三重 移住相談センターでの調査先行事例調査(鳥取県)県政運営等に関する申し入れ子どもたちへ議会のしくみを説明 〜みえ県議会出前講座〜予算決算常任委員会人口減少対策調査特別委員会 県議会では、多様な県民の意見を県議会での議論に反映させるため、「みえ現場de県議会」を開催しています。 平成27年度の2回目は、2月5日に松阪市嬉野ふるさと会館で「鳥獣害に強い地域づくり」をテーマに開催しました。 当日は、鳥獣害対策等に関わる方6人と一般公募の方4人から、県議会議員14人が直接ご意見をお聴きしました。 参加者からは、森林や農地などの被害の深刻さや、鳥獣害対策の現状と課題などについての意見とともに、「みえ森と緑の県民税の獣害対策への活用」「シカを追い回す犬の養成」「皆伐後の植林支援」「ジビエ料理の学校給食への提供」「県内各地への解体処理施設の設置」などの提案をいただきました。鳥獣害に強い地域づくりについて意見交換 〜みえ現場de県議会〜 昨年10月から全ての会派の議員13人で構成する検討会を設け、手話の普及のための施策の推進に関し、条例の制定に向けた調査及び検討を行っています。 これまで、聴覚障がいを持つ当事者や団体の方、聴覚障がい児の保護者、手話通訳者の団体の方、手話言語を研究する大学教授から意見を聴くなど様々な方面から調査しました。さらに現地調査として、先行して条例を制定している群馬県と神奈川県、鳥取県で手話施策の実施状況等や、聾学校で手話を活用した教育の視察調査を行いました。 引き続き条例案提出に向けて、議員間討議を中心に慎重・丁寧に議論を重ねていきます。三重県手話言語に関する条例検討会 1月27日に、正副議長と各行政部門別常任委員会が、「みえ県民力ビジョン・第二次行動計画」(仮称)最終案及び「第二次三重県行財政改革取組」(仮称)中間案について知事に申し入れを行いました。 申し入れでは、目標の設定方法や実感の伴う「新しい豊かさ」の検討、機動的な財政運営の確保等についての提言を行いました。「みえ県民力ビジョン・第二次行動計画」(仮称)最終案等知事への申し入れ 県議会では議員の資質向上を図るため、外部有識者を招いた議員勉強会を開催しています。 第3回目となる1月18日は、三重大学の駒田美弘学長を講師にお招きしました。 講師からは、「地方創生と三重大学の役割」と題して、地方創生の取り組みとして、三重大学の機能強化構想の戦略や地(知)の拠点大学による地方創生推進事業などについてご講演をいただきました。平成27年度第3回三重県議会議員勉強会三重県議会詳細は http://www.pref.mie.lg.jp/KENGIKAI/をご覧ください。

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