現在位置:
  1. トップページ >
  2. 健康・福祉・子ども >
  3. 健康 >
  4. こころの健康センター >
  5. こころの健康センターの紹介 >
  6.  「こころのケア」 (センターパンフレットより)
担当所属:
  1.  県庁の組織一覧  >
  2. 医療保健部  >
  3. こころの健康センター  >
  4.  技術指導課 
  • facebook
  • facebook share
  • twitter
  • google plus
  • line

三重県こころの健康センター(精神保健福祉センター)

「こころのケア」 (センターパンフレットより)

つらい経験の後、「こころのケガ」が生じることがあります。そんなときのために、三重県こころの健康センターではパンフレットを作成しています。同じ内容(一部修正)を掲載しますのでご覧下さい。 「こころのケア」
 
監修(財)聖マリアンナ会
聖マリアンナ医学研究所
カウンセリング部 藤森 和美

もくじ

 ① こころも「ケガ」をします 

 ② 子どもたちの元気を取り戻そう 

 ③ 大人も元気を取り戻そう 

 ④ 支援者の方へ 

 ⑤ このようなことは思いあたりませんか? 

 

 ① こころも「ケガ」をします

事故・災害・犯罪によるショックで、こころもケガをします。
こころがケガをすると、いろいろなことがおこります。

  イライラする、夜眠れない、その時の夢を繰り返し見る、その時の光景が
 何度も思い浮かぶ、誰とも話す気にならない・・・ など。
  また、身体の調子も悪くなることがあります。

多くの場合には自然に回復していきますが、回復までに長い時間がかかることもあります。

[ 回復のためにできること]
  
こころと身体の健康を取り戻すために・・・・・・

1 ちょっと一休み。
   全力で頑張りすぎないで、定期的に休みを取りましょう。
2 気持ちを言葉にしてみましょう。
   自然な感情を押さえ込んでいると、こころと身体に負担がかかります。
3 回復の早さは、人それぞれ違います。
   なかなか立ち直れなくても、焦らないで自分のペースを大切にしましょう。
4 専門家に相談してみましょう。
   身近な人には打ち明けにくい気持ちでも、専門家ならじっくり聞いてくれ
   ます。

 

 ② 子どもたちの元気を取り戻そう

1 幼児期の子ども
  幼児期の子どもたちは「赤ちゃんがえり」が起こりやすくなります。以前より
 よく甘えるようになった、なかなかお母さんのそばをはなれることができない、
 一人でトイレに行けなくなった、お母さんが近くにいないと眠れない、などが
 見られることがあります。

2 少年期の子どもたち
  この時期の子どもたちは、自分の気持ちを言葉でうまく表現することができ
 ません。恐怖などの感覚が強すぎると、イライラ、無気力になって引きこもる、
 以前より粗暴になる、どことなく元気が出ない、落ち着きがない、などが見ら
 れることがあります。

3 思春期の子どもたち
  この時期の子どもたちは、大人に似た気持ちの変化を経験します。ただ、
 その気持ちは、孤立、人間不信、落ち込み、不登校、いじめ・いじめられ、
 粗暴な行動、夜間の外出、暴走、非行など、この年代特有のかたちで表現
 されることがあります。

大人たちの温かい眼差しで、見守り続けることが大切です。

 

 「こころのケガ」は、子どもたちの夢や将来設計を大きく変えることが
 あります。


  多くの子どもたちは、周囲の想像より早く立ち直るかもしれません。しかし、
 変化が大きすぎて現実を受け入れられない場合、自分の置かれている状況
 になかなか適応できず、悲嘆にくれたり、持って行き場のない怒りを荒っぽい
 行動で表現されることがあります。

 

 ③ 大人も元気を取り戻そう

◆ 「こころ」 と 「身体」 は、密接な関係にあるのです。 
 
 けだるい、胃のあたりが重苦しい、吐き気がする、喉がつかえる、胸がどき
 どきする、息ぐるしい、頭が重い、めまいや耳鳴りがする、眠れない、過敏に
 なっている、酒(アルコール)の飲みすぎ、などが見られることがあります。
  このような場合は、まず病院で身体の検査を受けてください。検査の結果、
 異常が見られなかったにも関わらず、不調が続く場合は、・_経(自律神経)
 が過敏になり、バランスが崩れていることが考えられます。

  ストレスを減らすためには、一見当たり前に思えることが大切です。

 
 


◆ 悪循環になっていませんか?
  身体をコントロールする自律神経の働きが乱れる原因はたくさんあります。
 なかでも精神的な悩みやストレスは大きく影響します。そして身体の不調は
 新たなストレスとなり、悪循環をひきおこします。

  ずっと後になって、「こころのケガ」が身体に影響を及ぼすことがあります。

◆ 大きな 「こころのケガ」 とストレス
  つらい体験は乗り越えたつもり、気持ちの整理はつけたつもり、不便な生活
 や悲しみも、何とか頑張って行こうと覚悟を決めた・・・ それなのに、なんとな
 く身体も、こころもすっきりしない。

  そんな時は、軽い運動をする、バランスのよい食事をとる、休みを取る、
 ゆっくりと眠る、趣味を持つ、家族や友人と過ごす時間を楽しむ、タバコや
 アルコールを控える、など、ストレスを減らす工夫をしてみましょう。

  「症状が長引いている」 「どんどん悪くなる」 という方は、専門家に相談する
 ことをためらわないでください。大人のこころがバランスを失うと、子どものこ
 ころも不安になります。子どものためにも、専門家に援助を求めてください。

 

 ④ 支援者の方へ

こころに 「ケガ」 をした人の話を聞くポイント

1 よく耳を傾けましょう。
   十分に 「聴く」 ことによって、信頼関係をつくります。
2 聞くための充分な時間をつくりましょう。
   腰を据えて、じっくり話を聞くことが大切です。
3 相手の立場に立ち、共感をもって対応しましょう。
   うなずいたり、返事をしたり、時には相手の言っていることを繰り返すこと
  が大切です。
4 声の調子に気をつけましょう
   声の高さや大きさは、支援者の心理的・精神的な態度を表現すると言わ
  れています。相手に不快感を与えないように注意することが大切です。
5 問題の原因を決めつけないように気をつけましょう。
6 一番つらいのは、本人であることを受け入れましょう。


◆ アドバイスをすることに、こだわる必要はありません。

  気持ちを聞いてあげるだけで、「こころのケガ」 を癒す手伝いになっていま
 す。安易に 「頑張って」 「元気を出して」 というような声かけをすることで、かえって
傷つけてしまうこともあります。
 傷ついている人々は、これまでに十分頑張ってきたことを忘れないようにしま
しょう。


◆ 支援者のためのこころの健康
 
 誰かのために働くということは、素晴らしいことです。
  しかし、「こころのケガ」 は伝染します。 
 気がつかない間に、自分も 「こころにケガ」 をしてしまいます。これは災害後
 の救援活動においても同じことですが、支援者の受けるストレスは見過ごさ
 れがちです。
  誰かのために働いて、疲れを感じている方々、ここで一呼吸。

  明日に備えるためにも、かけがえのない自分を大切にすることを忘れない
 でください。一人で多くのことを抱え込まないことも大切です。 

  

 ⑤ このようなことは思いあたりませんか?

考え方の変化  
  
同じことを繰り返し考える
  考えがまとまらない
  記憶力が低下している

気持ちの変化
  神経が過敏になる
  気分の浮き沈みが激しい
  涙もろい・イライラする
  あの時はああすればよかったという自責感 
  投げやりになり皮肉な考え方をしがち
  他人に対して強い怒りを覚える
  緊張や不安が高い

身体の変化
  
疲労・めまいを覚える
  頭痛・肩こり
  吐き気・胃痛がある
  食欲不振や過食になる
  不眠が続く

 

 
◆ こんなふうにしてみましょう。 
 1  自分の気持ちを考えましょう。
    どんな気持ち? どのくらいストレスを感じてる?
    それらをはっきりさせるだけでも、ずいぶん楽になることがあります。

 2 マイペースで生活しましょう。
    気持ちと身体のリラックスが大切です。
   健康な食生活、睡眠、運動、休息をとり、仕事を広げすぎないようにして、
   自分にあったリズムを保ちましょう。

 3  家族や友だちを大切にしてあなたの体験を分かち合いましょう。
    言葉に尽くせぬ体験も、言葉にしておくことは大切です。
   自分の体験や感情を言葉にすることは、気持ちの整理に役立ちます。
   同じような体験の持ち主と話をするのも、別の見方や感じ方を育てる助け
   となります。ひとりではないことを、実感できます。

 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 こころの健康センター 技術指導課 〒514-8567 
津市桜橋3-446-34(津庁舎保健所棟2階)
電話番号:059-223-5243 
ファクス番号:059-223-5242 
メールアドレス:kokoroc@pref.mie.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

ページID:000117665