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三重の教育 - 三重県教育委員会ホームページ

平成14年度三重県米国教育改革調査報告書

はじめに

私ども米国教育改革調査団は、平成14年11月11日から18日までの8日間、アンカレッジ及びサンフランシスコにおいて米国教育改革について視察・調査を行いました。
 出発の前に「この寒い時期にアラスカに行って何を見るのか?」等の質問を受けましたが、アンカレッジを第一の視察先にしたのは、「経営品質に関する全米最高の賞とされる『マルコム・ボルドリッジ賞(MB賞)』を受賞したチューガッチ学区を視察するため」です。ただ、事前にホームページや参考文献で調べてみましたが、児童生徒200人あまりのこの小さな学・謔ェ、何故MB賞を受賞することができたのか判然としませんでした。

チューガッチ学区事務局やウィッティア・スクールを訪問する中で、MB賞受賞の原動力について大きな示唆を得ることができました。私として痛感したのは、以下の3点です。

  1. 関係者のやる気と情熱
     チューガッチ学区事務局を訪問した私達を圧倒したのは、個人学習計画(ILP)など、同学区独自の取組みに関する資料・マニュアルの量の膨大さでした。「ほんの数名の職員で作成するのは無理ではないか」との質問に対し、担当のクラムリー氏は「大変でしたが、一度作ってしまえばその後はかえって楽になります」と平然としていました。「全米で最悪」という同学区の教育水準を、ほんの数年間で視察団が殺到する状態へと変えることができたのも、クラムリー氏に代表される関係者のやる気と情熱にほかなりません。
  2. 徹底した取組み
     学区内のウィッティア・スクールを視察中に、同校がはじめての勤務校という若手女性教員と雑談する機会がありましたが、「Our Method(我々の教育方法)」という言葉をよく耳にしました。また、個人学習計画について、「聞いたことがないやり方で戸惑いもありましたが、一度マスターしてしまえばOur Methodのほうが簡単です」と語っていました。「Our Method」の中の「Our」という彼女の言葉から、同学区の取組みが教員一人ひとりに確実に浸透していること、皆がそれに自信と誇りを持っていることがうかがわれました。
  3. 保護者や地域の方々との対話
     前述のクラムリー氏は、保護者や地域の方々との対話の重要性を強調していました。「納得しない人がいたらどうするのか」との質問に対し、氏は「納得が得られるまで何回でも話し合うだけです」と当然のように答えていました。全米初というべき同学区の取組みを進める上では、保護者や地域の方々の理解・協力が不可欠ですが、それを支えているのは、何事もオープンに議論しようとする姿勢、そして徹底した対話であることを確信しました。

アラスカの大地は広大で、気候は実に厳しいものです。その中でも、合理的な取組みを情熱をもって行えば、必ずや大きな成果を挙げることがきます。このことを改めて認識させてくれた、短期間ながらも充実した海外ベンチマーキングでした。

報告書(pdfファイル)

本ページに関する問い合わせ先

三重県 教育委員会事務局 教育総務課 企画調整班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁7階)
電話番号:059-224-2946 
ファクス番号:059-224-2319 
メールアドレス:kyoiku@pref.mie.lg.jp

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