過去の海域情報

なお、情報をご覧いただくにあたっては以下の内容を参考にご覧ください。

三重県における過去の調査・研究結果から、健康被害の発生予測には以下の条件が大きく関与していることがわかってきています。

  1. 伊勢湾周辺地域で感染性胃腸炎の流行があったとき
  2. カキ養殖海域の水温が10℃以下となる時期
  3. ノロウイルス(SRSV)遺伝子がカキのサンプルから検出されたとき
  4. 一度に50mmを超える雨が降り、河川水が大量に海に流れ込んだとき
  5. カキの健康被害があったとき
  6. プランクトンから検出されるウイルス遺伝子の動向及び消長

これらの要因を総合的に判断し、情報を提供していくこととしています。

海域情報(6要因)の判定基準

本システムでは、カキが原因となるノロウイルスによる健康被害(食中毒に限らず、健康被害の原因としてカキが疑われるものすべてを含みます。)の発生を未然に防止するため、過去の事例と次の6要因を総合的に判断して鳥羽海域・的矢湾のカキの取扱いについて助言を行っています。

6要因の判定基準は次のとおりです。(以下の健康被害の記述はすべてカキが原因となるノロウイルスを想定しています。)

カキとノロウイルス、健康被害との関係はこちらをご覧ください。

要因1 伊勢湾周辺地域で感染性胃腸炎の流行があったとき・・・

伊勢湾に河川が流れ込んでいる三重県内の地域の感染症発生動向調査で流行を確認しています。

本システムでは、感染性胃腸炎が流行していると判断した時点で「+」と表記します。

要因2 カキ養殖海域の水温が10℃以下となる時期・・・

養殖海域の水深1.5mの海水温を測定しています。

本システムでは、海水温が10℃以下になった時点で「+」と表記します。

要因3 ノロウイルス遺伝子がカキのサンプルから検出されたとき・・・

調査期間により以下の3つのサンプリング方法、表記方法をとっています。

<平成19年9月〜>
水深1.5mのカキ1検体、水深3.5mのカキ1検体(いずれも各養殖海域でサンプリングし、浄化していないカキ3個を1検体とする)のノロウイルス検査を実施しています。
本システムでは以下のとおり表示します。

水深 検出検体数 評価
1.5m 0/1
1/1
3.5m 0/1
1/1

※「1/1」は検査したサンプル1検体からノロウイルス遺伝子が検出されたことを示します。
※サンプルは浄化前のものを使用します。

<平成18年11月3日〜平成19年3月>
水深1.5mのカキ3検体、水深3.5mのカキ2検体(いずれも各養殖海域でサンプリングし、浄化していないカキ)のノロウイルス検査を実施しています。
本システムでは以下のとおり表示します。

水深 検出検体数 評価
1.5m 0/3
1/3
2/3 ++
3/3 ++
3.5m 0/2
1/2
2/2 ++

※「1/3」は3検体検査してサンプル1検体からノロウイルス遺伝子が検出されたことを示します。
※サンプルは浄化前のものを使用します。

<〜平成18年10月27日>
水深1.5mの採取サンプル5検体のうち、2検体以上からノロウイルス(SRSV)遺伝子を検出したとき(3検体以上検出の場合は++)。
※垂下水深の引き下げ後は水深3.5mから採取します。サンプルは浄化前のものを使用します。

要因4 一度に50mmを超える雨が降り、河川水が大量に海に流れ込んだとき・・・

各養殖海域の最寄りの観測局の1日の降水量を確認しています。

本システムでは、1日の降水量が50mmを超えたとき「+」と表記します。

要因5 カキの健康被害があったとき・・・

次のような条件に合致する健康被害が発生したか確認しています。

  1. 鳥羽海域あるいは的矢湾産のカキを食べている
  2. 症状、食べてから発症するまでの時間がノロウイルスによる健康被害と類似する。
  3. 調査依頼(届出)を受けた保健所が調査している

本システムでは、上記の条件すべてに合致したとき件数を計上します。

要因6 プランクトンから検出されるウイルス遺伝子の動向及び消長・・・

鳥羽海域浦村、的矢湾の2海域で第2、第4月曜日にカキのえさである植物性プランクトンを採取し、ノロウイルスの検出状況を確認しています。

本システムでは、プランクトンからノロウイルス遺伝子が検出または遺伝子の型が変化したとき「+」と表記します。

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