ムネアカオオアリ

6月上旬、「部屋の中で大きなありのようなものを見つけた。最近、セアカゴケグモとか海外からいろんなものが入ってきているので、害がないか調べて欲しい。」と保健所に持参されました。
体長は2センチ位、胸とお腹の部分が赤くなっています。
図鑑等を調べてみると「ムネアカオオアリ」の女王アリと思われました。
ムネアカオオアリは、日本のアリで一番大きく、朽木の内部や木の根元などに巣を作っており、5月〜6月に新女王アリは交尾をする為の結婚飛行をします。
持参されたアリは結婚飛行後、間違えて家の中に飛び込み、卵を産む場所を探し歩き回っていたのを見つけられたものと思われます。
ムネアカオオアリは、ハチのように毒針で刺したりしませんので、噛まれるなどの被害がなければ放っておいてもよいと思います。
ただし、このように大きいアリは噛む力が強く噛まれるとかなり痛いと思われます。