一日一魚 番外編
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1999年の4月に発行された、能登、伊豆、紀伊の三大半島の旨い干物を求めた特集。 紀伊半島のコーナーでは「熊野灘、紀伊水道を擁する紀伊半島の個性派干物を食する」として、我が東紀州からも6軒の店が紹介されている。その干物はカワハギみりん干し、アジ、天然ブリ・カツオの燻製、ショウワダイの開き、丸干し、ウツボの塩干し、ムツの開き、カジキのたまり醤油干し、マンボウのコワタ、サンマの丸干しなど自慢の逸品が取りあげられている。 今まさにサンマの丸干しのおいしい時期。ぜひ東紀州の冬の味を堪能してもらいたいものである。 |
| 「絶品の干物」 立風ベストムック28 DOシリーズ 立風書房 1,429円+税 |
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私の愛読誌dancyuの8月号。今月は「夏だ、旨いぞ!さらさらご飯」を特集している。「鶏飯」、「うなぎ茶漬け(これがうまいんだなー)」、「あゆ茶漬け」、「鯛茶漬け(よだれがでそうだ)」、「冷や汁」、「鰺のまご茶」などとともに、我が紀北が誇る「カツオのまご茶(この地では茶じふという)」や「小ガツオの焼き汁かけ」が紹介されている。 ちなみに、ここで料理されているカツオと小ガツオ(マルソーダのこと)は、この尾鷲の地から送ったものなのである。特にカツオについては、尾鷲のケンケンカツオと指定されたものであった。 我々も、夏だ、旨いぞ!さらさらご飯、とりわけカツオの茶じふといこうではないか。 |
| 小ガツオ(マルソウダ) dancyu(ダンチュウ)8月号 プレジデント社 860円 |
![]() これは残念ながら尾鷲の養殖もの |
遊び心あふれる本当に楽しい本。著者はたい焼にも「天然物」と「養殖物」があるという。昔ながらの1匹焼の鋏のような型で焼いているものを「天然物」、鉄板の上で8、10個と大量に生産されるものを「養殖物」と区別。全国の絶滅寸前「天然物」たい焼37種の魚拓を採集した。三重県からは37種のうち、7種が選ばれている。東紀州では熊野駅前の菓子屋のたい焼が「海風たい」として紹介されている。残念ながら我が紀北では、「天然物」は絶滅してしまったとみえる。たい焼に対するいつくしみにあふれていて、それぞれのたい焼を紹介する文章があたたかく、心にしみる。 最後に、文中で登場させている高村光太郎の詩を。 ―がらんとした家に待つのは智恵子、粘土、及び木片 ふところの鯛焼はまだ ほのかに熱い、つぶれる 『智恵子抄』 「美の監禁に手渡す者」より |
| 【たい焼の魚拓】 宮嶋 康彦 著 JTB 1,500円+税 |
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海水魚、淡水魚、水生動物、貝と海藻、何と加工品までコンパクトにまとめた文庫事典。魚種も結構豊富だし、カラー版だし、何と行ってもそれぞれに旬の表示があるのがうれしい。一日一魚を続けるにあたって参考にする本が3冊あるが、その内の一つである。 「魚をおいしくおろす」「魚の食通ガイド」「全国市場リスト」が添付されていて、これから魚料理に取り組もうという人にとって、ずいぶん参考になるのでないか。 |
| カラー完全版 【魚の目利き食通事典】 講談社編 講談社+α文庫 1,480円+税 |
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私の大好きな寿司を、北海道から九州・沖縄まで日本列島に追い求めた文春文庫ビジュアル版。 豊富な写真で、東京銀座のJという超高級店から大阪の押し寿司、箱寿司、京都の鯖寿司などこれでもかというぐらい寿司が登場する。読みながら、のどがごっくん。すぐに寿司屋に直行したい気分にかられる。 特に、全国の握りベス388原寸大図鑑の迫力に圧倒される。千変万化の握りや巻物が原寸で所狭しと紹介されている。 |
| ベスト オブすし IN POCKET 握り寿司観察学会編 文春文庫 |




