2009第29回世界新体操選手権

開催地・三重について

この美(うま)し国の風土が育んだ「おかげさま」の心で訪れる人をあたたかくもてなしましょう。
新体操の選手たちが見せる美しさと強さは感動を生み、スポーツの素晴らしさを教えてくれるでしょう。
そして、大会を通じた文化的・経済的な発展により、さらなる豊かさが私たちの郷土にもたらされることを目指します。

日本列島のほぼ中央の太平洋側に位置する三重県。細長く南北に伸びた県土には、スキーのできる山岳から亜熱帯植物の生息する海浜まで変化に富んだ自然が広がり、四季を通じて豊かな自然が楽しめる風光明媚な観光県として知られています。

またこの三重には、日本人のこころのふるさとと言われる伊勢神宮があることから、古くから東西交流の地として栄え、国外からも多くの観光客をもてなしてきました。

美し国 三重県

美し国 三重県

この言葉は、「日本書紀」巻六 垂仁天皇25年3月の条、天照大神の祭祀を倭姫命に託した次の一節に所見されます。

「是神風伊勢国則常世之浪重浪帰国也、傍国可怜国(うましくに)也。欲居是国。」

海や山の豊かな自然に恵まれ、人が暮らすのに理想的な地域として、三重は古くから「美(うま)し国」と呼ばれてきました。

また、太陽と月と大地、それらがもたらす山の幸・海の幸・野の幸への感謝、そして、その感謝の気持ちを、三重の人々は「おかげさま」という端的な言葉で暮らしの中に受け継いできています。

伊勢神宮式年遷宮(平成25年)

伊勢神宮式年遷宮(平成25年)

折しも、今、伊勢神宮では、式年遷宮の諸祭行事が進められています。遷宮とは、正殿をはじめとする諸殿を建て替え、また殿内の装束や調度品等を新調し、御神体をお遷しする行事で、8年以上もかけて準備が進められます。

第1回の式年遷宮が内宮で行われたのは、持統天皇4(690)年のことです。それからおよそ1300年、古式に則り20年ごとに行われるこの行事は、平成5年の第61回に続き、平成25年には第62回を予定しています。

この第62回式年遷宮を好機と捉える地元では、多様な主体による地域づくりの取組や、県内外に向けた情報発信の活発化が期待されています。

熊野古道

熊野古道(熊野古道伊勢路)

三重県・和歌山県・奈良県にまたがる、寺院や参詣道(熊野古道、大峯奥駈道、高野山町石道)は、2004年7月7日、「紀伊山地の霊場と参詣道(きいさんちのれいじょうとさんけいみち)」として、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。

京都や伊勢と熊野三山(聖地の一つ)を結ぶ参詣道としてにぎわった熊野古道。かつて聖地を目指し多くの旅人が列をなして歩く姿は “蟻の熊野詣”とも称され、今なお延々と続く石畳が人々の信仰の強さを今に語り継いでいます。

万物、生命の根源である自然や宇宙に対する畏敬を、山や森に宿る神仏への祈りという形で受け継いできた日本人の精神文化の源流ともいえる「伊勢」、「熊野」を有するのが、三重という土地なのです。

三重県の取り組み

三重県の取組

しなやかな動きが身につく新体操は、県内でも児童・生徒の体力づくりとして人気があり、ジュニア部門(中学生以下)の新体操人口は、2006年の新体操ワールドカップファイナル三重大会の開催を経た結果、大会前と比べ約30%も増加しました(2007年9月調査)。