概要
コミュニティビジネスとは?
コミュニティビジネスにはいろいろな定義がありますが、この事業では「地域の課題を、住民が主体となって、地域の資源を活用し、ビジネスの手法により解決していく事業活動」をコミュニティビジネスと位置づけています。
地域コミュニティは、いま、高齢化、少子化、環境保全、リサイクル、防災、防犯などたくさんの課題を抱えています。
このような課題は、かつては家族や近所づきあいの中で解決される場合がほとんどでした。
しかし、近年はコミュニティの弱体化が言われるとともに、課題にもニートなど次々と新しいものがあらわれ、かつ、それらの新しい課題は複雑な社会的背景を持ち、一般住民の善意だけでは解決できない場合が多くなってきました。
これらの中には、一義的には行政が解決すべきものも多くありますが、行政は公平・公正な対応が原則であり、個別のきめ細かいニーズには対応できない傾向があります。また、財政の逼迫により事業の見直しが避けられなくなっていることは周知の通りです。
行政のほかに地域の企業もコミュニティの重要なセクターですが、景気低迷などで社会貢献も含む活動領域の縮小を余儀なくされています。
また、NPOも地域課題解決の活動を行っていますが、ボランティアに依存しすぎると、せっかく有益な活動であっても継続することが困難となる場合が見受けられます。
コミュニティビジネスは、ビジネスの手法によりこれら地域の課題解決を目指していくもので、具体的には地域の住民を中心とした、企業(会社)、NPO、組合などが事業主体となって、生活介護、子育て支援、リサイクル、教育、地域振興などを展開する事業活動を言います。
利益の最大化を目的とした一般企業による事業活動とは一線を画し、地域の課題解決という社会的使命の達成と同時に、事業活動を継続するために必要な、最低限の利益は確保するという2つを目的として行われることが特徴です。

