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平成25年10月01日

平成25年度第2回三重県立図書館協議会の開催結果

1 日時  平成25年9月20日(金曜)14時から16時まで
2 会場  三重県立図書館読書振興室
3 出席者 井村正勝委員、小野芳孝委員、岸葉子委員、桑野みゆき委員、坂倉加代子委員、
      佐藤ゆかり委員、高倉一紀委員、速水亨委員、福山光幸委員
4 内容
 (1) 図書館長挨拶
 (2) 三重県立図書館の管理運営形態についての提言(案)の部長レクについて
  (主な意見と質問)
  ・美術館と博物館はどのような動きをしているのか。
    →県立図書館協議会のような文書による提言は行っていない。
  ・知事が国へ働きかけ、博物館は独立法人化ができることになった。これで、博物館、美術館、斎宮
   歴史博物館は独立法人化の対象となり、よい人材を民間から迎えれば、これらはよくなる可能性が
   ある。ただし、どのように文化交流ゾーンとの整合性をとるかが問題である。さらに、交流ゾーン
   が所在する地域以外、すなわち県全体にサービスを広げる仕組みを作ることが大切。
 (3) 平成25年度アクションプログラムの進捗について
  (主な意見と質問)
  ・県立学校等では、すでに一定のリサーチをして図書を購入しているが、「中高生向けコーナーの設
   置」は、何かのリサーチに基づいて行っているのか。また、リサーチをした結果が、学校と同じ結
   果なら、学校でできるということになるので、学校司書とも連携し、学校にない図書を効率的に置
   くべきである。また、中高生からも意見を聞くべきではないか。
    →リサーチはしておらず、社会情勢や中高生が親しみやすそうな図書をもとに考えていた。
     今後はリサーチを検討する。
  ・「行政機関・教職員向けの研修」では、行政職員にPRをしているとのことだが、行政職員の図書
   館の利用率などをリサーチしないと意味がない。また、リサーチと取組効果のチェックは、1年に
   1回ではなく短期間で行い、年内の次の取組に生かすこと。
  ・近年、インターネットのみで調査して、調べた気になっている行政職員がいるが、ドキュメントで
   しか調べられない情報はたくさんある。本や書類から重要な情報が得られるという提案を行政職員
   にした方がよい。
  ・県庁から連携の提案が増えているのはよい傾向である。連携により、さらに深みのあるサービス
   ができるようにするとよい。
  ・仕事講座の参加者の年齢層や客層はどうだったか。もっと中高生にアピールできないのか。
    →普段より若い年齢層の参加が多かった。また、参加者にプロがたくさん混ざっていた。
  ・特に中高生については、加速的に活字離れが進んでいる。三重県総合文化センターにはたくさんの
   中高生が来ているが、彼らは県立図書館には来ていない。いわゆるヤングアダルトへのアピールと
   図書館利用の推進は、図書館単独では解決は難しいだろう。また、従来とは異なった視点から考え
   ないと、解決はしない。
  ・学生から意見を聞く機会を作れば、斬新な意見が出るかもしれない。
 (4) 佐賀県立図書館、武雄市図書館、伊万里市民図書館の視察について
  (主な意見)
  ・CCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社)を指定管理者とした武雄市図書館から学
   ぶことは多い。しかし、この方法しかないと考えるのは拙速である。また、図書館内でBGMを流
   すことや、お客様にわかりやすい図書の分類を行うなど目新しい運営は、武雄市図書館が初めてで
   はない。
  ・図書館は、相互貸借など、図書館同士のつながりが大切である。武雄市図書館のような運営方法で、
   それができるのだろうか。
  ・選書は、司書とCCCの選書担当が行っているとのことであるが、最終的には、専門の知識・技量
   を持った司書が選書に責任を持ってほしい。
 (5) その他
  (主な意見と質問)
  ・三重県立図書館は、国会図書館の「デジタル化資料の図書館等への送信」に対応可能か。
    →現状では送信に対応できる機器がないため、すぐにはできないが、今年度中にできるだけ早く
     対応する。
  ・図書館概要に掲載されている平成24年度の三重県立図書館の統計データをWebページで公開してい
   るか。
    →公開したところである。
  ・図書館概要のデータをもとに、次のアクションにどうつなげていくか、次回説明してほしい。
  ・今あるデータで何ができるのか、思った通りの分析にはまらなくても、分析して考えることが大切
   である。待っていては何も出てこない。図書館概要の数字を使わないのであれば、コストをかけて
   概要を作ること自体無駄ではないか。

5 会議の公開・非公開
  会議は公開で行いました。傍聴者2名でした。


附属機関等会議概要

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津市一身田上津部田1234
電話番号:059-233-1181 
ファクス番号:059-233-1191 
メールアドレス:mie-lib@library.pref.mie.jp 

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