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平成28年10月02日

平成28年度第1回三重県総合博物館協議会の開催結果

平成28年度第1回三重県総合博物館協議会 議事要旨

1 日時 平成28年7月20日(水曜日)13時30分から16時まで

2 会場 三重県総合博物館 3階 レクチャールーム

3 出席委員 大西かおり委員、小野礼子委員、北村美香委員、齋藤彰一委員、須田俊明委員、
 髙井健司委員、田部眞樹子委員、中尾正己委員、中村忠明委員、福島幸宏委員、山下治子委員、
 山田康彦委員
(欠席)阿部和久委員、岡野友彦委員、西岡慶子委員
(総合博物館)
 大野館長、松井副館長、経営企画課 小川課長、広報・利用者サービス課 天野課長、
 展示・資料情報課 岸田課長、経営企画課 北村主査

4 内容
■報告事項
(1)平成27年4月から平成28年6月までの三重県総合博物館の活動と運営
1)前回の協議会でご指摘いただいた課題
2)企画展
3)入館者・展示観覧者の概要およびアンケート結果
4)交流創造事業・利用者組織・企業連携
5)公文書
6)平成27年度内部評価結果
〔質疑・意見〕
企業パートナーシップについて
・会員数を更に増やす努力が必要。加入のメリットを会員が実感する取組に注力すべき。例えば、内覧会後
 に異業種交流会を開催する等、会員相互の交流を図る取組など。
・子どもたちが地元産業を知る取組として、企業パートナーシップの会員企業の製品等の展示をしたり、実
 物に触れるようなことを検討すべき。
企画展の広報について
・広報の時期について、予算の議会承認後では遅い。企画展の予算については、債務負担行為を設定する
 等、早い段階から広報を実施できる対策を考えるべき。

■検討・協議事項
(1)入館者の確保につながる取組
〔質疑・意見〕
・企画展ごとの収支実績の現状分析と、今後の経営目標にズレが発生しないよう、しっかりと取り組んでい
 く必要がある。
・今後の忍者展、植木等展ともにやり方によってはかなりの観覧者が見込めることから、今の段階から対策
 を考え実行していく必要がある。
・入館者数や収支等の目標の他に、人づくり(例えばミュージアム・パートナーの参加者等)を評価指標と
 し、ミュージアム・パートナーの研究活動の成果等を加えていくべき。
・入館者数や収支等、数字で現れるものの他に、展示として誰に何を伝えたいのか、またそれが伝わったか
 等の質的な評価も重要である。それを達成するためには、学芸員の調査研究活動を充実させる必要があ
 る。
・学校の社会見学については、学年ごとに関心が異なるため、それぞれの関心に適したワークシート等を整
 備していただけるとありがたい。
(2)平成29年度の企画展の考え方について
・少子高齢化社会や経済情勢を見ても、企画展をビジネスとして黒字にすることは民間でもかなり難しい。
 県としてやる展覧会は、様々な意義等をふまえて、ある程度ビジネスと切り離して考える必要がある。

■その他
文化交流ゾーンの経営形態について
〔質疑・意見〕
・(仮)経営会議については、事業計画等の決定権を持つことに疑問を感じる。承認機関ならまだしも、こ
 の方法では各館の独自性が活かされない。
・こうした組織改革は、現場である各館からの意見をよく聞き、慎重に進めるべき。
・組織を大きくして、指定管理期間を長期化することは、そもそも総務省が考えている指定管理者制度の趣
 旨である公募による管理者の交替によるコスト削減と合わなくなる。
・各施設の状況分析については、根拠が不明確。
・一部指定管理を導入すると、指揮系統が二分化されるリスクがあり、県の設置者としてのガバナンスが有
 効でなくなる可能性がある。
・配布資料の中に「学術研究志向が高く、経営志向が低い」と記述されているが、総合博物館については、
 開館前から経営向上懇話会を設置する等、意見をもらって経営努力を積み重ねて改善してきているのに、
 この現状把握は乱暴。そのことを勘案し、この案については慎重に進めるべき。

平成28年度第2回の開催日程確認について
 日時:平成28年12月21日(水)13時30分~16時 
 場所:三重県総合博物館 3階 レクチャールーム

5 会議の公開・非公開
会議は公開で行いました。傍聴者は4名でした。


附属機関等会議概要

本ページに関する問い合わせ先

三重県総合博物館(MieMu) 〒514-0061 
津市一身田上津部田3060
電話番号:059-228-2283 
ファクス番号:059-229-8310 
メールアドレス:MieMu@pref.mie.lg.jp 

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