第2回三重県聴覚障害者支援センター指定管理者選定委員会を下記のとおり開催しました。
記
1 開催日時 令和元年10月9日(水)14時から15時45分
2 開催場所 三重県吉田山会館 (三重県津市栄町1 丁目891 番地)第102会議室
3 出席委員 武田誠一委員、高井幹雄委員、坂口知子委員、辻めぐみ委員、赤坂知之委員
4 議事
(1)審査方法について
事務局からヒアリングや採点方法等について説明しました。
(2)事業計画説明及びヒアリング
申請者による事業計画説明と質疑応答を行いました。
(3)審査
指定管理候補者選定にかかる審査を行いました。
ア 審査結果(評価点数)
指定申請書の提出があった1団体について審査した結果は次のとおりです。
申請団体名 一般社団法人三重県聴覚障害者協会
審査結果 66.6点(100点満点)
イ 指定管理候補者の選定(講評)
選定員会において審査を行った結果、次の理由により一般社団法人三重県聴覚障害者協会が指定
管理候補者として相応しいと判断しました。
・平成24年度のセンター設立時から指定管理を受託し、適切に運営してきた実績を有しており、
蓄積されたノウハウの活用や事業の継続的な実施等、安定した施設運営が期待できる。
・申請団体は、「聴覚障害者の自立及び社会参加に関する事業を行うことにより、聴覚障害者の
社会的地位の向上及び福祉増進を図り、もって公共の福祉に寄与すること」を目的とした団体
であり、聴覚障がい者を取り巻く現状と課題を適切に把握し、当事者に寄り添った施設運営が
期待できる。
・県の基本的な方向性及び運営方針に沿った提案であり、意思疎通にかかる障壁の除去や心のバ
リアの解消に取り組むなど、聴覚障がい者が地域で暮らしやすい三重県づくりに寄与する内容
となっている。
なお、以下の点について、より適切な事業実施に努められたい。
・事業の実施にあたっては、県が求める成果目標のみならず、自主的な目標を設定のうえ、それ
らの達成に努め、施設の効用の最大限の発揮及び県民サービスの向上に取り組むこと。
・センターに求められる役割や専門性を踏まえ、計画的な人材育成及び資質向上に取り組むこと。
5 会議の公開・非公開
会議は非公開で行いました。
6 非公開の理由
三重県情報公開条例第7条第3号に規定する非開示情報が含まれる事項について審議するため、同条
例第27条第1号の規定に基づき、非公開としました。
申請内容には、公開できないノウハウや個人情報等に関する情報が含まれており、公開されることで
申請団体の正当な利益が害される可能性があります。
また、会議を全面的に公開すると、率直な意見の交換や意思決定の中立性が不当に損なわれるなど、
委員会の運営上、当該会議の公正又は円滑な運営に支障がでる可能性もあるため非公開としました。