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感染症対策の推進

施策名      : 325 感染症対策の推進
基本事業番号 : 32502
基本事業名称 : 災害医療体制の整備・被災者対策の推進

主な取組内容
・結核を予防するため、各地域の実情に応じた効果的な対策を総合的に実施します。

(1)結核対策

 平成9年に、これまで減少を続けてきた新規発生結核患者数が増加に転じ、結核緊急事態宣言が出されました。多剤耐性結核、多発する学校、医療機関、老人施設等における集団感染の問題もあり、これらの現状をふまえ、住民検診や患者家族検診に重点を置いて、患者発見に努めるとともに、患者管理の徹底に努めています。

① 定期検診実施状況                                                       (平成16年度)

 

ツ 反

BCG

間接撮影

直接撮影

喀痰検査

発病のおそれ

結核患者

高校以上

 

 

10,876

124

0

0

0

事業所

 

 

7,627

10187

0

0

1

一般住民

3,533

3,528

22,866

16732

2

4

0

施設の長

0

0

1,113

1917

5

3

1

3,533

3,528

42,482

28,960

7

7

2

② 一般住民検診実施状況                                                    (平成16年度)

 

対象人員

検   査   者

結  果

間接撮影

直接撮影

喀痰検査

発病のおそれ

結核患者

津市

84,889

2,736

16,666

0

0

0

河芸町

6,113

1,939

41

0

0

0

芸濃町

3,359

1,444

0

0

0

0

美里村

515

515

0

0

0

0

安濃町

4,548

1,623

0

2

0

0

久居市

13,888

2,778

0

0

1

0

香良洲町

1,734

857

0

0

0

0

一志町

2,616

2,616

0

0

0

0

白山町

4,308

2,588

25

0

3

0

嬉野町

8,813

2,220

0

0

0

0

美杉村

2,854

2,168

0

0

0

0

三雲町

3,359

1,382

0

0

0

0

136,996

22,866

16,732

2

4

0

(注)対象人員については市町村から提出の結核健康診断予防接種月報の数をそのまま計上しました。

③ 定期外健康診断実施状況

ア.接触者検診実施状況

 結核感染のおそれのある業務に従事する者および集団感染のおそれのある区域の者に対し、受診を勧奨して健康管理に努め、また結核患者家族に対し健康診断を実施し、感染防止に努めています。

(平成16年度)

 

受診者数

ツ 反

直 接

結    果

患 者

発病のおそれのある方

家族

126

22

123

1

2

接触者

143

35

118

0

4

269

57

241

1

6

イ.管理検診実施状況

 治療終了後、1年、2年の患者及び医療中止・医療放置の結核患者に対して検診を実施し、病状の確認と今後の医療の要否につき指導しています。

(平成16年度)

 

受診者数

医療機関紹介数

管理検診

23

0

④ 患者登録状況

 結核患者及びその家族等に対する受診勧奨その他の指導、感染防止の措置等結核対策を実施する上での基礎としています。

ア.年齢別登録患者数                                             (平成16年12月末現在)

年令

階級

総 数

活 動 性 結 核

不活動性結核

不明

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マル初

非定型

抗酸菌

陽 性

肺結核活動性(登録時)

肺 外

結 核

活動性

肺結核

活動性

 

喀痰

塗抹
陽性

その他の結 核 菌

陽  性

菌陰性

その他

0~4

1

1

0

0

1

0

0

0

1

0

5~9

0

0

0

0

0

0

0

0

1

0

10~14

0

0

0

0

0

0

0

0

3

0

15~19

1

0

0

0

0

0

0

1

4

0

20~29

6

2

0

1

1

0

4

0

2

0

30~39

18

2

2

0

0

2

8

6

0

0

40~49

23

10

5

2

3

2

8

3

0

0

50~59

18

2

1

0

1

3

9

4

0

2

60~69

30

8

2

3

3

2

17

3

0

2

70~

71

19

10

4

5

7

37

8

0

4

168

44

20

10

14

16

83

25

11

8

イ.市町村別登録患者数                                           (平成16年12月末現在)

 

総 数

活 動 性 結 核

不活動性結核

不明

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マル初

非定型

抗酸菌

陽 性

肺結核活動性(登録時)

肺 外

結 核

活動性

肺結核

活動性

 

喀痰

塗抹
陽性

その他の結 核 菌

陽  性

菌陰性

その他

津 市

89

17

12

3

2

9

49

14

7

3

久居市

25

8

2

1

5

3

9

5

1

0

河芸町

7

3

1

1

1

2

1

1

0

1

芸濃町

2

0

0

0

0

0

2

0

0

0

美里村

4

1

0

0

1

0

3

0

0

0

安濃町

5

0

0

0

0

0

5

0

0

0

香良洲町

3

2

0

1

1

0

1

0

0

1

一志町

4

3

1

2

0

0

1

0

3

2

白山町

3

2

0

1

1

0

1

0

0

0

嬉野町

13

4

2

0

2

0

7

2

0

1

美杉村

5

2

1

0

1

0

2

1

0

0

三雲町

8

2

1

1

0

2

2

2

0

0

168

44

20

10

14

16

83

25

11

8

⑤ 結核患者・家族指導

 結核患者と、家族、接触者に対し療養や検診についての指導を行っています。

家庭訪問

136

(平成16年度)

所内面接

5

 

TEL相談

88

 

229

(件)

⑥ 結核対策特別促進事業

「津保健所管内社会福祉施設等における感染症対策」

≪目的≫

 急速な人口の高齢化の進展に伴い結核発病事例も増加している背景の中、社会福祉施設や療養型病床を有する医療機関において患者が発生するケースがあります。その一方で、医療・福祉関係者の結核に対する関心の低下という状況の中、感染症に対する予防対策・二次感染防止対策が不十分であるのが現状です。このことから、結核をはじめとする感染症への対応に関する基盤を整備します。

≪実施内容≫

実施年月日  平成17年2月17日(木)
対 象 者  管内高齢者社会福祉施設関係者 31名
研 修 会  「高齢者結核対策について」
①     結核予防法改正について
②     講演「高齢者の結核医療について」
     講師 三重中央医療センター 統括診療部長 坂井 隆 氏
③     シュミレーション事例検討

(考察)当初、施設内のマニュアルの作成などを目的に検討委員会を開催する予定でしたが、結核予防法の改正の時期であり、他県で数々のマニュアルが作成されていることから、本年度は委員会を開催せず、管内高齢者施設の関係者への知識の普及を目的に、結核の研修会を実施しました。保健福祉部担当より平成17年4月1日の予防法改正について説明し、その後高齢者の結核医療について講演をいただいた後に、事例を提供し  グループワークをしました。施設での感染症対策やマニュアルについての情報交換ができ、自身の施設での対策を見直すことにつながりました。また結核に関する認識も持ってもらえました。今年度は導入するのみにとどまりましたが、次年度定期的に勉強する機会をもうけ、それぞれの施設で実際に動けるような人材育成を行うことが課題です。

「治療成功に向けての支援事業」

≪目的≫

 病院と地域機関での連携を深め地域DOTSへつなげます。

≪実施時期≫

①平成16年6月、9月、10月  平成17年1月
②平成16年10月4日(月)
③平成16年9月3日(金)、平成16年10月20日(水)

≪対 象 者≫

①管内拠点病院医師、病棟師長、津保健福祉部職員 5名程度
②管内結核指定医療機関関係者、各保健福祉部関係者  105名
③管内拠点病院副看護師長、保健福祉部担当

≪実施内容≫

①管内拠点病院とのDOTS会議(計4回)
管内の結核有床病院と今後のDOTSの進め方について検討しました。
②医療従事者結核研修
結核研究所 加藤誠也氏に、結核予防法改正の内容や標準治療について講演していただきました。
③DOTS先進地視察(大阪市、横浜市)
四日市保健福祉部、南勢志摩保健福祉部の計画した視察研修に同行して、横浜市の視察では、管内拠点病院の看護師にも参加していただいて、病院と保健所の連携について検討を行いました。

(考察)DOTSを行うには、院内DOTSの充実が必須といわれていますが、実際病院内での取り組みについて把握していないのが現状でした。そこで本年度はDOTSを進めるにあたって、管内有床病院の医師や病棟看護師と4度話し合いの機会を持ち、病棟・保健福祉部の取り組みの情報交換を行い、両者の理解を図ってきました。その中で、津保健福祉部が作成した服薬手帳を病棟で説明して配布していただくこととなり、病棟から地域へのつながりができつつあります。現在退院した1名に地域DOTSを実施中です。また、DOTS実施にあたり、結核に関する患者教育が重要であり、初回訪問時の説明資料として内容のわかりやすい冊子に変更し、患者の結核に対する理解も深まりました。

 研修会は、結核予防法改正の目的や内容を周知し、共通認識の上で結核対策推進を進められるよう基盤づくりを目的として行いました。管内で拠点となる病院の医師や看護師に予防法について知ってもらう機会となりました。

 本年度は直接DOTSにかかわる部分は少なかったものの、病院との連携はかなり進んだと思われます。この基盤を活用し今後、地域でのDOTSを進めていくこと、そのための人材育成や人材開発を行うこと、治療成功の評価指標となるコホート評価を行うことが課題です。


※DOTS

 医療機関や保健所において服薬を直接確認する短期療法

※コホート評価

 コホート(Cohort)の元の意味は古代ローマの歩兵隊の単位です。
 疫学では共通の因子を持つ個人の集団のことをコホートと言います。
 コホート評価とは疫学で、ある薬を服用した集団と服用していない集団に分類し、分類した集団を比較し、分析することで、因果関係を調べることを言います。

本ページに関する問い合わせ先

三重県 津保健所 〒514-8567 
津市桜橋3-446-34(津庁舎5階)
電話番号:059-223-5290 
ファクス番号:059-223-5119 
メールアドレス:thoken@pref.mie.lg.jp

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