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第2 県民しあわせプラン 第二次戦略における事業実績

 

 施 策 名  : 332 子育て環境の整備

 基本事業番号 : 33203

 基本事業名称 : 母子保健対策の推進

 

 

 

 主な取組内容

・ 未熟児や身体に障がいのある子ども、疾病により長期にわたり療養を必要とする子どもに適切な医療や日常生活上の助言を行うため、関係機関との連携を進めながら、保健師による相談や訪問事業等を実施します。

・ 思春期の若者が健康で豊かな人間性を身につけていけるよう、学校保健と連携していきます。

・ 虐待予防のための支援体制整備をめざして、育児不安を持つ親のグループワークを充実させていきます。

・ 未熟児養育医療・自立支援(育成)医療・小児慢性特定疾患などの医療費助成を行います。

 

 

 

 

 

 

1 母子保健事業       

(1)虐待予防ケア事業

ア 家庭訪問・面接・相談

  養育問題をもつ保護者への支援が虐待予防につながるとの観点から、医療機関から連絡のあったハイリスク児と母親に対して周産期からの支援を行いました。

対象:未熟児出生連絡票の送付のあった低出生体重児及び病院NICUより退院連絡を受けた未熟児。小児慢性特定疾患児は、医療機関から訪問必要と連絡のあった児童など。

                                                        (平成22年度)

 

未  熟  児

障 が い 児

小児慢性特定疾患児

訪問実件数

96

27

28

訪問延件数

161

116

118

 

イ グループミーティング(ほっとスペース)

  育児不安が強い、虐待を行っている、又は、虐待にいたる可能性のある母を対象にグループミーティングを実施しました。参加者は生育歴や家族関係に葛藤を抱えており、同じような立場の母親たちと話すことで気持ちが楽になるという効果が見られました。

    開催日  毎月第2、第4金曜日 午前10時~12時

    内  容  グループミーティング

    スタッフ  保健師等

                              (平成22年度)

 

実 人 数

延 人 数

参 加 者 数

 母 親    2

 子ども   5

母 親   29

子ども  41

 

(2)思春期健康支援事業

   思春期は、人間の一生において心身面の発達の変化の最も大きい時期です。この時期は、特有の身体や心に関する悩みなども多くみられ、それに対する対応が将来の結婚生活や健康に大きな影響を与えることから、電話相談を受け、助言しました。

 

 2 母子保健医療      

(1)医療給付状況                       (平成22年度)

 

育  成

養  育

 小児慢性特定疾患

申請件数

147

66

265

給付決定件数

147

66

261

否決件数

0

0

4

 

(2)小児慢性特定疾患医療給付件数内訳 (平成22年度)

 

津 市

悪性新生物

56

慢性腎疾患

14

慢性呼吸器疾患

13

慢性心疾患

35

内分泌疾患

79

膠原病

8

糖尿病

9

先天性代謝異常

11

血友病等血液・免疫疾患

17

神経・筋疾患

12

慢性消化器疾患

7

261

  

(3)特定不妊治療費助成用申請状況

                                                (平成22年度)

申請数

225

承認数

223

 

3 妊産婦メンタルヘルス対策    

(1)目的

 産後は、こころの病気の発生率が高く、とりわけ、産後うつ病は、妊産婦の10%以上が罹患すると言われているにもかかわらず、その対策が十分に行われているとは言えません。こうしたこころの病気の早期発見・早期治療・早期支援を行うことで、妊産婦のメンタルヘルスの向上を図り、安心してこどもを生み育てる環境を整えることは、児童虐待防止の観点からも重要なことです。産婦人科の協力を得て、出産直後(産褥入院中)の産後うつ病ハイリスク者のエジンバラ産後うつ自己評価票(以下「EPDS」)を用いて、スクリーニングを行い、高得点者を中心にフォローを行いました。

 

 (2)事業内容

  ア 個別支援

    対象:津市内在住者で、管内協力産婦人科医院において出産された産婦に対して、産科退院までに、EPDSを実施し15点以上の産婦及び若年出産、経済困窮、母の精神疾患等で何らかの支援が必要と判断された母子。

      方法:情報を得られた母子に関して、家庭訪問等で支援を行う

      実績:産婦人科等の連絡事例

                                                                                   (平成22年度)

種 別

EPDS高値

その他要因

紹介事例数

4件

16件

 

イ ママ元気ネットワーク会議の開催

  産婦人科医や助産師との連携を深めることを目的に津市と共催事業として平成20年度から実施しています。

日  時

開催場所

参加者

内容

平成22年5月27日

18:30~20:00

三重県津庁舎

産婦人科医師

助産師・市保健師・県保健師

・平成22年度母子保健事業について

・事例報告と意見交換

平成22年7月29日

18:30~20:00

三重県津庁舎

産婦人科医師

助産師・市保健師・県保健師

・事例報告と意見交換

  助言者 精神科ソーシャルワカー

・拡充された妊婦健康診査について

平成22年 9月30日

18:30~20:00

三重県津庁舎

産婦人科医師

助産師・市保健師・県保健師

・事例報告と意見交換

・拡充された妊婦健康診査について

平成22年 9月30日

18:30~20:00

津市中央保健センター

産婦人科医師

助産師・市保健師・県保健師

・事例報告

・講演「発達障がいの母親の子育て」

  講師 臨床心理士

・予防接種、妊婦検診の拡充について

 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 津保健所 〒514-8567 
津市桜橋3-446-34(津庁舎5階)
電話番号:059-223-5290 
ファクス番号:059-223-5119 
メールアドレス:thoken@pref.mie.lg.jp

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