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平成27年07月31日

伊勢市小俣町地内における土壌及び地下水汚染の発見

 平成27年7月30日、三重県生活環境の保全に関する条例の規定に基づき、ユニチカテキスタイル株式会社(大阪府大阪市中央区瓦町2丁目4-7 代表取締役 山上 清)から、同社宮川事業所敷地内(伊勢市小俣町本町341番地)において六価クロム、ふっ素、鉛及び砒素による土壌汚染及び砒素による地下水汚染が発見された旨の届出がありました。

1 内容
(1)調査結果
 平成26年7月に届出のあったユニチカテキスタイル株式会社宮川事業所敷地内での鉛及び砒素による土壌汚染、砒素による地下水汚染の概況調査の結果を受けて、同社は平成26年8月から平成27年6月にかけて土壌1019区画及び地下水30地点において詳細調査を実施しました。
 その結果、次のとおり、更に六価クロム、ふっ素の土壌汚染が発見され、また、鉛及び砒素についても前回公表時より高濃度の地点がありました。

ア)事業所敷地内での土壌基準超過の内容
 【六価クロム及びその化合物】2区画で基準超過
 土壌溶出量 表層(最大深度0.8m)で 最大0.21mg/L
 〈基準値0.05mg/Lの4.2倍〉
 【ふっ素及びその化合物】2区画で基準超過
 土壌溶出量 深度0.1~8mで 最大5.6mg/L
 〈基準値0.8mg/Lの7.0倍〉
 【鉛及びその化合物】11区画で基準超過
 土壌溶出量 表層(最大深度1.15m)で 最大0.19mg/L
 〈基準値0.01mg/Lの19倍〉
 土壌含有量 表層(最大深度1.15m)で 最大2,800mg/kg
 〈基準値150mg/kgの約18.7倍〉
イ)事業所敷地(南西側飛び地)内での土壌基準超過の内容
 【砒素及びその化合物】12区画で基準超過
 土壌溶出量 深度0.0~10.0mで 最大0.12mg/L
 〈基準値0.01mg/Lの12倍〉
ウ)事業所敷地(南西側飛び地)内での地下水基準超過の内容
 【砒素及びその化合物】11地点で基準超過
 地下水 最大0.23mg/L〈基準値0.01mg/Lの23倍〉
(2)原因
 今回、汚染の判明した六価クロム及びふっ素については、過去に同事業所において染色助剤(染料の定着剤)としての使用履歴があり、汚染範囲も使用場所と一致するため、染色助剤の飛散流出が原因と考えられます。
 一方、鉛及び砒素については使用履歴がないとのことであり、依然として汚染の原因は不明です。
(3)対策(措置)
 現在、当該事業所は閉鎖されており、立入禁止の措置がなされています。
 また、汚染の認められた範囲の土地には既存建屋の土間、アスファルト、砂利舗装等がなされ、汚染土壌の飛散や摂取のおそれはありません。
 なお、地下水汚染に関しては、現在、事業所敷地(南西側飛び地)以外の場所においては確認されておらず、地下水の下流に位置する事業場敷地境界付近においても地下水の汚染はありませんが、今後も定期的な地下水調査を継続して実施し、敷地境界外への汚染の有無について確認することとしています。
 
2 届出内容の問い合わせ先
 ユニチカ株式会社 IR広報グループ
 電話 06-6281-5695

(三重県生活環境の保全に関する条例 関係条文)
第七十二条の四  土地の所有者等は、人の健康又は生活環境に係る被害が生じ、又は生じるおそれがあるものとして規則で定める基準を超える土壌又は地下水の特定有害物質による汚染を発見したときは、速やかに当該汚染の拡散を防止するための応急の措置を講ずるとともに、当該汚染の状況及び講じた措置について、規則で定めるところにより、知事に届け出なければならない。ただし、水質汚濁防止法第十四条の二第一項の規定による届出があった場合は、この限りでない。
以下(略)

○六価クロム
 クロムは主としてクロム鉄鉱として産出されており、地殻表層部には重量比で0.02%程度存在しています。自然界に存在するクロムの原子価は、ほぼ三価のものに限られ、六価のものは、多くの場合人為起源に由来しています。
六価クロムは、発がん性があるとされ、高濃度の場合は皮膚に付着した状態を放置すると皮膚炎や腫瘍の原因になることがあります。
六価クロム化合物は、顔料、染料や塗料につかわれるほか、メッキや金属表面処理、酸化剤などに使用されています。

○ふっ素
 ふっ素は近くの表層部には重量比で0.003%存在し、17番目に多い元素です。自然界に広く分布するホタル石はふっ化カルシウムが主成分であるため、温泉地帯の地下水、河川水に多く含まれることがあります。飲料水中の濃度による影響は、1mg/L程度では虫歯抑制効果がありますが、2~8mg/Lでは斑状歯発生、8mg/Lでは骨硬化症の発症、20mg/Lでは運動機能障害などを起こすとされています。

○鉛
 古くから人類に利用されていた金属であり、現在でも鉛蓄電池やはんだ等に広く用いられています。地殻の表層部には重量比で0.0015%存在し、広く存在するため、地質等に由来するものも発見されます。そのため、人の組織等にも通常存在しますが、高濃度の鉛では貧血や筋肉の虚弱などの中毒症状があらわれます。また、無機鉛化合物では発ガン性があるとされています。

○砒素
 砒素は地殻の表層部には重量比で0.0005%存在し、49番目に多い元素です。多くの砒素化合物は土壌に吸着しやすい性質があり、地下浸透して地下水に溶け出した場合、汚染は広範囲には及びません。急性の中毒症状としては、めまい、頭痛、四肢の脱力、下痢を伴う胃腸障害、腎障害が報告されています。


関連資料

  • 周辺地図(PDF(255KB))
  • 位置図(土壌)(PDF(368KB))
  • 位置図(地下水)(PDF(752KB))

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本ページに関する問い合わせ先

三重県 南勢志摩地域活性化局 〒516-8566 
伊勢市勢田町628番地2(伊勢庁舎4階)
電話番号:0596-27-5111 
ファクス番号:0596-27-5251 
メールアドレス:nchiiki@pref.mie.jp 

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