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令和05年04月14日

開館10周年に向けたプレイベント第2弾第34回企画展・特別展「高畑勲展 日本のアニメーションに遺したもの」を開催します

 三重県総合博物館(MieMu)は、令和6年度に開館10周年を迎えるに当たって、令和5年度にプレイベントを実施いたします。
 つきましては、プレイベント第2弾として、7月8日(土)から、第34回企画展・特別展「高畑勲展 日本のアニメーションに遺したもの」を開催します。
アニメーション映画監督・高畑勲(1935~2018)は、現在の伊勢市に生まれ、幼い時期を津市で過ごしました。本展覧会では、三重ゆかりの映画人である高畑にスポットをあて、絵を描かない高畑の「演出」に注目し、多数の未公開資料も紹介しながら、その多面的な作品世界の秘密に迫ります。
 夏休みのお出かけに、ぜひMieMuでアニメーションの世界をお楽しみください。

1 展覧会の概要
(1)期間:令和5年7月8日(土)から9月18日(月・祝)まで
休館日:毎週月曜日(7月17日、9月18日は開館)、7月18日(火)
(2)開催時間:9時から17時まで(最終入場は16時30分まで)
(3)会場:三重県総合博物館3階 企画展示室(津市一身田上津部田3060)
(4)観覧料:一般1,600(1,400)円、学生1,000(800)円、
小中高生500(300)円、未就学児無料
(基本展示室もご覧いただけます)
※( )内は前売及び20名以上の団体料金
前売券は4月15日(土)から販売します。
前売券の販売場所等、詳しくは展覧会公式サイトをご覧ください。
https://www.ctv.co.jp/takahata-ten/
(5)展示内容
 初の長編演出(監督)となった「太陽の王子 ホルスの大冒険」(1968年)で、悪魔と闘う人々の団結という困難な主題に挑戦した高畑は、その後つぎつぎにアニメーションにおける新しい表現を開拓していきました。70年代以降には、「アルプスの少女ハイジ」(1974年)、「赤毛のアン」(1979年)などのTV名作シリーズで、日常生活を丹念に描き出す手法を通して、冒険ファンタジーとは異なる豊かな人間ドラマの形を完成させます。
 80年代以降舞台を日本に移して、「じゃりン子チエ」(1981年)、「火垂るの墓」(1988年)、「平成狸合戦ぽんぽこ」(1994年)など、日本の風土や庶民生活のリアリティーを表現するとともに、日本の戦中・戦後の歴史を再考するような作品を制作しました。遺作となった「かぐや姫の物語」(2013年)ではデジタル技術を駆使して手描きの線を生かした水彩画風の描法に挑み、従来のセル様式とは一線を画した表現上の革新を達成しました。
 制作ノートなどアイデアの源泉になったものや、セル画などアニメーションをつくる過程がわかる資料を展示し、絵を描かない監督がどのようにして歴史に残るアニメーションをつくったのか、他のクリエイターたちとの交流や共同制作の過程を通して明らかにします。
(6)主催:三重県総合博物館、中京テレビ放送、中日新聞社
(7)後援:近畿日本鉄道
(8)企画協力:スタジオジブリ
(9)協力:公益財団法人 徳間記念アニメーション文化財団
(10)制作協力:NHKプロモーション

2 関連イベント
(1)スタジオジブリ展示プロデューサーによるギャラリートーク
日時:7月8日(土) 11時から(約30分)
(2)ぬりえでパラパラまんがをつくろう!
日時:7月23日(日)・7月30日(日)
各日10時から12時まで、13時30分から15時30分まで
(3)高畑勲監督作品上映会「平成狸合戦ぽんぽこ」
日時:8月18日(金)13時30分から(約2時間)
※関連イベントの詳細については、後日別途資料提供します。

関連資料

  • チラシ(PDF(6MB))

関連リンク

地図情報

本ページに関する問い合わせ先

三重県総合博物館 電話番号:059-228-2283 
ファクス番号:059-229-8310 
メールアドレス:MieMu@pref.mie.lg.jp 

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