斎宮歴史博物館では、斎宮跡第189次発掘調査現場を、気軽に見学することのできるように県民の皆様に開放します。第189次発掘調査現場は、史跡西部に位置する「初期斎宮」に該当する場所にあたります。「初期斎宮」は、大来皇女(おおくのひめみこ)が生活したと考えられる飛鳥時代・奈良時代の斎宮ですが、全貌はいまだ解明されていません。その解明を進める発掘調査現場で、歴史ロマンを体感してください。
また、調査現場公開中には斎宮歴史博物館で発掘調査速報展示「初期斎宮~その成果と展望~」を平成29年1月17日(火)から開催しますので、あわせてお楽しみください。
1 公開期間 平成29年1月30日(月)から3月3日(金)までの平日(月曜日から金曜日)
※ ただし、雨天時や発掘作業を休止している場合は見学できませんので、ご来場の際
は、事前にお問い合わせください。
2 公開時間 9時から12時まで、13時から16時まで
3 場所 国史跡斎宮跡第189次発掘調査現場(三重県多気郡明和町竹川字中垣内428-2)
※ 斎宮歴史博物館から南に約500mの近鉄線路北側です。車でお越しの際は、ふる
さと広場南の砂利敷駐車場に駐車してください。駐車場から徒歩約5分で発掘調査
現場までお越しいただけます。
4 参加料 無料
5 見どころ 飛鳥時代・奈良時代のいわゆる「初期斎宮」の中でも奈良時代の区画と考えられる柱列
の北辺部を探る発掘調査です。過去の発掘調査から、区画の規模は東西方向の幅が50
mほどであることが確認されていますが、南北方向についてはわかっていませんでし
た。そのため、今回の調査で柱列の北辺部を確認することができれば、奈良時代斎宮の
区画規模などの実態解明に繋がる発見となります。その他、区画内部の大来皇女が生活
したと考えられる建物の解明なども期待されます。
6 問い合わせ先 斎宮歴史博物館 調査研究課
電話:0596-52-3800(代表)
FAX:0596-52-3724
7 主催 斎宮歴史博物館
(参考)期間中の関連イベント
○斎宮歴史博物館 発掘調査速報展示「初期斎宮~その成果と展望~」を開催します!
(1)場所 斎宮歴史博物館 常設展示室Ⅱ 速報展示コーナー(三重県多気郡明和町竹川503)
(2)日時 平成29年1月17日(火)から平成29年5月7日(日)まで
9時30分から17時まで(ただし入館は16時30分まで)
期間中の休館日:月曜日(祝休日の場合はその翌日)
(3)観覧料金 常設展の観覧料が必要です。
一般340円、大学生220円、高校生以下無料
団体(20名以上)の場合:一般260円、大学生180円、高校生以下無料