3月30日、新型コロナウイルス感染症が疑われる方についてPCR検査を行い、陽性が確認されました。
新型コロナウイルス感染症の患者の発生が確認されたのは、県内で第10例目です。
本件について、濃厚接触者の把握など調査を確実に行ってまいります。
※3月30日の発表から赤字部分を更新しました。
【概要】
(1)年代 30代
(2)性別 男性(日本籍)
(3)居住地 埼玉県
(4)職業 会社員
(5)症状・経過
3月28日(土) 18時頃から38.9℃の発熱、医療機関Aを受診。インフルエンザ陰性。
29日(日) 38.4℃の発熱、呼吸器症状、味覚障害あり、医療機関Aを再受診、同医療機関から
新型コロナウイルス感染の疑いありとして帰国者・接触者相談センター(鈴鹿保健所)
に連絡あり、受診調整により帰国者・接触者外来(医療機関B)を受診し、疑似症
としてPCR検査のため検体を採取。
30日(月) 16時30分頃、PCR検査により陽性を確認。
県内の感染症指定医療機関に入院。
14時時点で37℃の熱、鼻詰まりあり。咳なし。
<現在の症状>
9時42分時点で37.3℃の熱、鼻詰まりあり。咳なし。
嗅覚・味覚異常あり。
(6)行動歴
3月27日(金) 仕事のため、自家用車で同行者と埼玉県から来県し、鈴鹿市内の宿泊施設に宿泊
28日(土) 朝、同行者は長野県へ公共交通機関で移動
本人は日中、鈴鹿市内で開催された陸上競技の練習会で講師を務める。
・本人は、29日~30日は買い物のため一時的に自家用車にて外出したのみ(不特定多数との接触
なし)であり、それ以外は宿泊施設内に滞在している。
(7)接触者調査
接触者の方は、陸上競技の練習会の関係者及び参加者(未就学児~成人)が82名、その他9名が特定
されており、PCR検査に向けて現在調整中です。
また、念のため、医療機関Aの関係者6名も検査を行う予定です。
引き続き接触者の把握に努めていきます。
(8)今後について
・濃厚接触者については保健所が調査し、PCR検査を実施するとともに、健康観察を行います。
・滞在先の宿泊施設については保健所が調査し、必要な対応を講じていきます。
※報道機関の皆様へ
本患者様およびその他ご関係者様の人権の尊重および個人情報保護、勤務先および滞在先等の風評被害防止について、ご理解とご配慮をお願いいたします。
<過去の発表>
・令和2年3月30日掲載 新型コロナウイルス感染症患者の発生について(県内第10例目)