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2003(平成15)年度 当初予算 施策目的評価表

2003(平成15)年度 当初予算

施策目的評価表

施策名

531 高速交通網の整備

評価者

地域振興部 県土交通分野 総括マネージャー 西口 和夫

評価年月日

02/11/15 16:07:47

059−224−2375 nihik01@pref.mie.jp

施策の目標(2010年度にめざす姿)

空港、新幹線、高速道路など高速交通機関までおおむね30分で到達できる地域が拡大され、また、県内主要都市をおおむね2時間で結ぶ交通ネットワークの形成が進み、住民がさまざまな高速交通網を利用して、全国、県内と活発な交流・連携ができるようになっています。

 さらに、中部新国際空港と関西国際空港の二つのハブ空港を拠点とした国際交通ネットワークの形成が図られ、空港、鉄道、高速道路などのネットワーク化により全国一日交流圏が拡大されています。

施策の数値目標及びコスト

施策の数値目標に関する説明・留意事項

・県内の各市町村役場から最寄りのインターチェンジなどの高速交通機関へ30分程度で到達できる市町村の割合で、高速交通体系の利用可能性を示します。「2002年度の実績値は、2002年11月現在の見込み値です」

2002年度の取組内容

【これまでの取組内容と成果(見込み)、成果を得られた要因と考えられること】

中部国際空港については、2005年3月の開港に向け、その整備を促進するとともに本県からのアクセス利便性の向上を図るため、津市からの海上アクセス基地(港湾)整備に着手しました。また、空港島側の港湾施設(船着場)から空港までの連絡通路については、国際空港にふさわしい施設になるよう空港会社や愛知県など関係機関と協議し、その整備方針を策定する予定です。

 太平洋新国土軸を構成する「伊勢湾口道路」・「東海南海連絡道」については、広く関係団体等と連携して早期事業の具体化に向けた要望活動やPR活動を展開しました。

 近畿自動車道名古屋神戸線(伊勢湾岸道路)については、みえ川越インターチェンジ〜四日市ジャンクション間の供用開始を予定しており、東名阪自動車道と直結させ飛躍的に時間短縮を図ることができます。また、近畿自動車道紀勢線の勢和多気ジャンクション〜紀勢インターチェンジ間の用地買収についてはほぼ完了させ、工事延長発注率も40%まで伸ばす予定です。

【翌年度以降に残る(見込みの)課題、その要因と考えられること】

中部国際空港については、2005年3月に開港するために、その予算確保に向けた強力な取組が必要です。また、海上アクセスについては、現在複数のルートから候補が上がってきており需要の分散が懸念され、各ルートの事業採算性が危惧されます。

 太平洋新国土軸(伊勢湾口道路・東海南海連絡道)については、現在、地域高規格道路の「候補路線」の指定を受けていますが、昨今の高規格道路の整備のあり方にかかる国全体の議論の内容を考えると、「計画路線」への格上げについては大変厳しい状況にあります。

 高速道路については、現在議論されている「道路四公団民営化推進委員会」の報告を受けて、今後の建設が大きく左右されることが考えられます。

2002年度における構成する基本事業の成果達成見込み

基本事業名

担当チーム

成果達成見込み

戦略上の位置づけ

注力

改革方向

A 53101 高速交通ネットワークの形成

地域振興部交通政策チーム

概ね順調

現状維持

B 53102 高規格道路ネットワークの形成

県土整備部 道路企画チーム

概ね順調

現状維持

2003年度の取組方向

中部国際空港については、2005年3月の開港に向け、その整備を促進するとともに予算確保についても、2004年度予算を満額確保する必要があります。また、海上アクセスについては、複数のルートがある中で事業採算性を見極めるため、外部等の意見も参考にして県の支援のあり方を決定します。

 太平洋新国土軸(伊勢湾口道路・東海南海連絡道)については、引き続き広く関係団体と連携して建設気運を盛り上げ、必要性をPRします。

 高速道路の建設にあたっては、国から示されることとなっている「今後の整備のあり方」の動向を見極てまいります。

2003年度 構成する基本事業間の戦略(注力、改革方向)

基本事業名

担当チーム

注力

総括マネージャーの方針・指示

基本事業の数値目標

目標値

達成状況

改革方向

実績値

A 53101 高速交通ネットワークの形成

地域振興部交通政策チーム

海上アクセス事業への県の支援のあり方を決定すること。

県庁から名古屋空港(中部国際空港)へのアクセス時間

100

現状維持

B 53102 高規格道路ネットワークの形成

県土整備部 道路企画チーム

国の今後の高速道路のあり方を注視すること。

高規格幹線道路の整備率

49

 

主な事業

1 中部国際空港費【基本事業名 53101 高速交通ネットワークの形成】

当初予算額: 645,352(千円)

事業概要:事業主体である中部国際空港鰍ヨ出資及び無利子貸付を行い、空港整備を推進するとともに、国などへの事業推進の要望活動や空港整備に関する調査研究などをおこなう関係団体に参画して事業主体を支援します。

2 高速道路関連公共事業費補助金【基本事業名 53102 高規格道路ネットワークの形成】

当初予算額: 140,000(千円)

事業概要: 高速道路に関連する市町村の道路・河川・公園事業に補助し、整備を促進する。


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