大阪・関西万博三重県ブースにて 宝刀村正の展示を決定しました

【「宝刀 村正」について】
・村正は伊勢国桑名(現三重県桑名市)の刀工で、室町時代の末期以降3~4代にわたり作刀していたと言われています。
・その作品は、鋭い切れ味から家康をはじめ多くの武士達に愛用され、そのため好ましくない妖刀観も生まれましたが、全国的にも著名な刀工の一人です。
・桑名宗社には二代の村正が天文12(1543)年に作成し奉納した二振りの太刀が伝えられています。
・この二振りは、第二次世界大戦時に、十分な手入れが出来ないと考えた当時の宮司により、その対処法として刀身に漆が塗られました。
・平成31年、長い時の経過の中で剥げ落ちた漆の下が心配であり、本来の美しい地刃を明らかにしたいと「春日大明神」と彫られた一振りを専門の研師に依頼して漆を落としましたところ、奉納太刀に相応しい美しい地刃があらわになりました。
・「三崎大明神」と彫りのあるもう一振りも、現在研磨修復中で、来年5月に仕上がり神社で公開した後に、関西パビリオン三重県ブースにて公開します。
・全体の寸法 全長:約75.7㎝、元幅:3㎝、反り:3㎝、重さ:約900g 
・2016年2月3日、県指定文化財に登録。



【お問い合わせ】
・大阪・関西万博推進プロジェクトチーム
059-224-3337
expo@pref.mie.lg.jp

詳細はパソコン版県ホームページをご覧ください。

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