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受付年月 | 受付方法 | 受付件名 | 応対所属名 | カテゴリ名 |
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■県民の皆さんから寄せられた「声」の概要■
志摩市には県立志摩病院がありますが、救急外来の受け入れがないことや夜間診療が手薄なことから不安を感じています。
志摩市でも過疎化が進んでいますが、医療に対する不安から、志摩市を居住の選択肢から外す人も多くいるのではないかと感じます。県立志摩病院の医療体制をもっと充実させていただきたいです。
●病院事業庁 県立病院課
<県の考え方・取組・方針>
このたびは貴重なご意見をいただき誠にありがとうございます。
県立志摩病院における医療の提供について、ご心配をおかけして申し訳ございません。
県立志摩病院では、平成20年頃から医師数の減少により段階的に医療提供体制を縮小し、平成22年には、内科系救急対応が隔週で金曜日(夜間)、土曜日(昼夜)のみの対応となっていたほか、一部診療科において外来診療が完全紹介制になるなど、大変なご迷惑をおかけしていました。
この危機を打開するため、平成24年度から指定管理者制度を導入し、事業者と連携して管理運営を行って来たところ、同制度導入前は21名であった常勤医師数が令和4年に30名まで増加させるなど、少しずつではありますが医療提供体制を充実することができました。また、内科系救急についても、平成28年5月に24時間365日の受入体制を整備し、現在まで引き続き体制を維持するなど、一定の成果を残すことができたと考えています。
しかしながら、外科系救急では同様の受入体制の実現には至っていないなど、課題も残っているものと認識しています。
現時点では、住民の皆様の不安を解消できるだけの医療提供体制を構築することはできていませんが、地域の医療機関等関係者との連携を進め、引き続き住民の皆様の不安解消に向けて診療機能の充実に取り組んでまいります。
<三重県総合計画>
【政策】医療・介護・健康
【施策】地域医療提供体制の確保
【事業】県立病院による良質で満足度の高い医療サービスの提供