野外体験保育のすすめ
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保育所・幼稚園等 保育に携わる皆さんへ 三重県は、子どもの「生き抜いていく力」を育むため、県内の豊かな自然を生かした野外体験保育を推進しています。自然の中での体験は、子どもが育っていくうえでかけがえのないものとなります。 保護者・地域の皆さんのご理解・ご協力をいただきながら、野外体験保育に取り組んでみませんか。地域の皆さんにもご協力をいただいています! 野外体験保育を実施するために、各保育所・幼稚園の皆さんはそれぞれに、山の所有者に山を開放してもらったり、休耕田を利用させてもらったり、みかん狩りをさせてもらったり、自然の中で園庭では楽しめない体験をさせていただいています。三重県 健康福祉部 子ども・家庭局 少子化対策課津市広明町13番地 TEL 059-224-2304 FAX 059-224-2270shoshika@pref.mie.jp発行子どもの様子の変化・感想を聞いてみました!保護者の声以前より、山や川などの自然や虫に興味を持つようになりました。また、体験後は「今日こんなんしたよ」「虫とったよ」など、家での会話も増えました。体験を重ねるにつれて、指示待ちだった子が、園でも給食の用意を進んでするなど、自分で考えて動き出すようになりました。本当に、たくましくなったと感じています。木登りに目覚めた子、絵が好きになった子、園の中で消極的だった子たちが、生き生きと光ってきました。自分の好きなことや得意なことを発見できるのも、野外体験の魅力ですね。「これは危険だからやめよう」と決めてしまっていたことも、それは実は知識がなかっただけだったり…。下見など事前準備を念入りにすることで、「ここまでなら大丈夫」というのが見えるようになりました。これまでの散歩では、すぐ疲れて歩けなくなっていた子も、森や川では周りが魅力的だったり、みんなが頑張っていたりするのを見て、長距離でも歩いていました。野外体験の力って、やっぱりすごい。言われたことは何でもできるけど、「何がしたい?」と聞くと分からなかった子どもたち。でも、だんだん「こんなんしたい!」という声があがり、主体性が出てきたなと感じています。友だち同士で関わることが増え、周りを気遣ったり、仲間意識を持ったりするようになりました。友だちがやるから自分もやってみようという、積極性も増えたように思います。初めは、森の中に入って行くのとか、坂道などが怖いと言っていましたが、何度も行くにつれて、行くのが楽しいに変わってきました。家ではできない体験ができて、ありがたいです。保育士・先生の声詳しくは、お問い合わせください!野外体験保育アドバイザー 森本 真理さん(キャンプinn海山 マネージャー) まずは大人が楽しみましょう! 地域や園の周りに出かけて、子どもたちと一緒に自然の宝探しをしてみましょう。 子どもたちは「さがすこと」「あつめること」が大好きです。木の実をつなげてネックレス作りや、生きものとの出会いなど、自然の中での遊び方や楽しみ方は、ちょっとした工夫でどんどん広がっていきます。 野外体験保育で、子どもたちが主体的で目が輝く毎日を!野外体験保育事業検索

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