みえ県議会だより154
2/2

三重県議会詳細は http://www.pref.mie.lg.jp/KENGIKAI/をご覧ください。次回の発行は、平成29年(2017年)5月1日(月)です。みえ県議会だよりは、年7回(4、5、7、8、10、12、2月の各月1日)発行します。 予算・決算など県財政全般について、審査・調査しています。﹇委員会開催回数 16回、各分科会開催回数 37回﹈【審査・調査の概要】 本委員会は議長を除く議員全員が所属し、部局別に6つの分科会を設け、年間を通じて予算議案・決算議案などを詳細に審査・調査しています。 県財政の現状や前年度の県政運営を調査し、目指すべき方向性について知事へ申し入れを行いました。新年度当初予算については、極めて深刻で厳しい県財政の状況を踏まえ、予算編成の考え方について重点的に調査を行い、議会の意見が反映されるよう取り組みました。 また、財務省・茨城県議会を訪問し、地方財政の動向や資金調達手法の多様化の取り組みについて調査を行うとともに、茨城県資金管理担当顧問に参考人として出席を求め、資金調達等についての意見を聴き、審議の充実に努めました。【審査した議案】○平成27年度三重県一般会計歳入歳出決算 ほか 子どもの貧困対策(雇用、福祉、教育など)について調査しています。﹇委員会開催回数 13回﹈【調査の概要】 子どもの貧困対策について、「学習支援と子どもの居場所づくり」「包括的な支援の在り方」「就労支援」の3点を重点調査項目として調査してきました。 県当局からの聴き取り調査に加え、参考人招致や県内外調査を実施し、子どもたちを取り巻く現状や課題、支援の取り組みについて調査するとともに、関係者と意見交換を行いました。 12月には、平成29年度当初予算編成を見据え、学校現場における福祉の専門家「スクールソーシャルワーカー」の増員や、困難な状況におかれている子どもたちやその家庭の実態把握に早急に取り組むよう求める中間報告を行いました。 最終の委員長報告においては、これまでの委員会における議論を踏まえ、中長期的な視点も含めた子どもの貧困対策について提案・要望を行いました。 県議会議員の選挙区・定数について調査しています。﹇委員会開催回数 12回﹈【調査の概要】 三重県議会の議員の定数並びに選挙区及び各選挙区において選挙すべき議員の数に関する条例は、平成26年5月に改正されました。その際の特別委員会で議論された5つの課題(「一票の格差の是正」、「総定数の検討」、「選挙区の見直し」、「一人区の検討」、「逆転現象区の是正」)に加えて、この特別委員会では、「適正な定数の基準」、「地域間格差の問題」、「定数増の検討」の課題についても議論してきました。 また、条例改正で議員数等が変更となった選挙区の市町長・議長等との意見交換、有識者の参考人招致を行い、議論を深めてきました。 議会基本条例において、議員の定数並びに選挙区及び各選挙区において選挙すべき議員の数について、県民意思等が的確に反映されるよう不断の見直しを行うものと定められており、現行の条例を改正する方向で引き続き検討を行っています。予算決算常任委員会子どもの貧困対策調査特別委員会サミットを契機とした地域の総合力向上調査特別委員会選挙区調査特別委員会 サミットを契機とした地域の総合力向上について調査しています。﹇委員会開催回数 9回﹈【調査の概要】 サミット開催によりもたらされた好影響を三重の未来に生かすために「伊勢志摩サミットのレガシー」「レガシーを生かした取組」「伊勢志摩サミットの経済効果」の3点を重点調査項目として調査をしてきました。 県当局からの聴き取り調査に加え、参考人招致や県内調査を実施し、北勢・南勢の自治体、交通・運輸系の私企業、産業・経済関係の同業組合等からサミットの影響やポストサミットの取り組み等を聴き取るとともに、関係者との意見交換を行いました。 9月には、それまでの議論を中間報告にまとめ、知名度等の向上を生かした、人と事業を呼び込む取り組み等について、県当局に対して要望しました。 中間報告以降も、委員間討議を重ね、最終の委員長報告において、県当局に対して、観光誘客・産業振興等の取り組みについて、提案を行いました。サミット会場地の視察(志摩市)委員間討議の様子委員間討議の様子 県議会では、県民の皆さんの多様な意見を県議会での議論に反映させるため、平成22年度より「みえ現場de県議会」を開催しています。 今年度は1月18日に、鈴鹿市文化会館で「女性活躍の推進〜中小企業の現場で〜」をテーマに開催しました。 当日は、中小企業の女性経営者等3人と一般公募の方3人から、女性が働く上での課題や女性活躍推進のために県に期待すること等について、県議会議員13人が直接ご意見をお聴きしました。 参加者からは、「管理職になりたいと思う女性は少ないように感じる」「働きたくても、子どもを預けられる場所の確保が難しい」など自身の経験で感じた課題とともに「短時間勤務が可能な働き方や在宅ワークができる仕組み作りが必要」「保育園だけでなく、学童保育など小学生でも受け入れる施設の充実」などの提案が出されました。いただいたご意見をまとめた実施概要はホームページに掲載しています。みえ現場de県議会 〜女性活躍の推進について県民と意見交換〜お知らせ文書による質問 次のとおり文書による質問が提出 されました。 ○稲森稔尚議員   (草の根運動いが)  伊賀市喰代における森林の  無許可開発への対応について※質問と回答は、県議会ホームページ でご覧いただけます。議員の辞職等について 鳥羽市選出の中村欣一郎議員から議員辞職願が提出され、3月2日の本会議で辞職が許可されました。 これに伴い、中村欣一郎議員に代わり、環境生活農林水産常任委員会の副委員長および広聴広報会議の委員に田中祐治議員、選挙区調査特別委員会の委員に木津直樹議員が就任しました。 なお、議員の辞職に伴い、鳥羽市選挙区で補欠選挙が次の日程で行われる予定です。 告示日:4月7日 投票日:4月16日ほおじろ 県議会をより身近に感じていただき、将来の住民自治を担う県民としての意識を育んでいただくことを目的に、県議会議員が小中学校や高校などに出向いて授業を行っています。 平成28年度は、津市立北立誠小学校など全8校で授業を行いました。議員が県議会の役割や仕組み等について説明した後、児童や生徒からは「条例はどのように決まりますか」「伊勢志摩サミットの時にはどんな仕事をしていましたか」といった質問が寄せられました。 みえ県議会出前講座は、学校からの申し込みを受けて実施しています。今後も申し込みをお待ちしています。みえ県議会出前講座 〜学校で県議会の役割と仕組みを説明〜津市立北立誠小学校での出前講座の様子平成28年度実施校7月11月1月2月三重県立飯野高校熊野市立飛鳥中学校津市立北立誠小学校名張市立桔梗が丘小学校四日市市立富洲原小学校鈴鹿市立庄内小学校いなべ市立治田小学校亀山市立神辺小学校県政運営等に関する申し入れ

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です