みえ県議会だより161
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三重県議会詳細は http://www.pref.mie.lg.jp/KENGIKAI/をご覧ください。次回の発行は、平成30年(2018年)5月1日(火)です。     (新聞折り込みは、5月6日(日)に行います。)みえ県議会だよりは、年7回(4、5、7、8、10、12、2月の各月1日)発行します。 予算・決算など県財政全般について、審査・調査しています。﹇委員会開催回数16回、分科会開催回数44回﹈【審査・調査の概要】 本委員会は議長を除く議員全員が所属し、部局別に6つの分科会を設け、年間を通じて予算議案・決算議案などを詳細に審査・調査しています。 県財政の現状や前年度の県政運営の課題を踏まえ、今後目指すべき方向性について知事へ申し入れるとともに、新年度当初予算の編成については、財政が厳しい状況にあっても、将来世代への先行投資と負担のバランスを十分に勘案しながら、県民サービスの低下を招くことがないよう最大限配慮することなどを要望しました。 また、今後の審議の充実を図るため、県の財政運営に大きな影響を与える「国の財政政策の課題と今後の見通し」について参考人招致を行い、委員の理解を深めたほか、福島県議会や横浜市会において、大規模災害時における議案審査の状況や財政健全化に向けた取り組みの調査を行いました。【審査した議案】○平成28年度三重県一般会計歳入歳出決算 ほか 女性、障がい者、高齢者などあらゆる県民を対象とする働き方改革について調査しました。﹇委員会開催回数 8回﹈【調査の概要】 働き方改革について、「長時間労働の是正(ワーク・ライフ・バランスの実現)」「多様な人材(若者、女性、高齢者、障がい者、LGBT等)が活躍しやすい職場環境」の2点を重点調査項目として調査を行ってきました。 県当局からの聴き取り調査に加え、県内外調査や参考人招致を実施し、各業界における働き方の実態や課題、働き方改革に係る国の取り組み状況や先進企業の取り組みについて調査を行いました。 これらの調査結果を踏まえ、県内企業の意識改革を進めるための継続的な取り組みや、ダイバーシティに関する考え方の普及・啓発、建設業における週休2日の取り組みの推進など、働き方改革の実現に向けてとりまとめた意見を、委員長報告において申し述べ、平成30年2月19日をもって廃止されました。 県議会議員の選挙区・定数について調査しました。﹇委員会開催回数 33回﹈【調査の概要】 本委員会は、平成28年5月の設置以降、県南部地域の市町長、議長等との意見交換や参考人招致を行うとともに、委員会で実施した県民からの意見募集や電子アンケートシステムeモニターの利用により、直接、県民の皆さんから定数および選挙区に係るご意見もお聴きしました。 これらを踏まえて、県南部地域が抱える人口減少等の課題に対応するため、県南部地域の議員定数を増加させる委員長案を提示しましたが、選挙制度において何が優先されるべきかという各委員の政治信条・信念等の隔たりは大きく、委員会としての最終的な取りまとめを断念し、平成30年2月19日をもって廃止されました。 なお、県議会議員の定数および選挙区については、三重県議会基本条例の規定にのっとり、今後も不断の見直しを行っていくこととなっています。予算決算常任委員会働き方改革調査特別委員会選挙区調査特別委員会障がい者差別解消条例策定調査特別委員会 障がい者差別解消条例の策定に向け、調査・検討しています。﹇委員会開催回数 16回﹈【調査・検討の概要】 障がい者差別解消条例の策定に向け、県当局からの聴き取り調査、県内外調査、参考人(有識者及び障がい当事者などの関係団体)招致を行うなど、障がい者を取り巻く現状等を調査してきました。 11月には、これらの調査の結果を踏まえ、条例の制定の必要性と条例に盛り込む施策の方向性について検討を行いました。その方向性については、障がい者差別の解消だけでなく、共生社会の実現に向けた施策についても盛り込むこととし、12月に条例案の骨格を決定しました。 現在、条例案の骨格を基に、県当局からの意見聴き取りや障がい当事者などの関係団体からの意見募集を行いながら、条例案の内容について議論を深めているところです。 全ての県民が、障がいの有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向け、引き続き検討を行っていきます。委員会の様子委員会の様子委員会の様子 県議会では、県民の皆さんの多様な意見を県議会での議論に反映させるため、平成22年度より「みえ現場de県議会」を開催しています。 平成29年度の2回目は1月22日に、鳥羽市にある鳥羽マリンターミナルで「観光・交流の推進〜地域の観光資源が光輝く未来へ〜」をテーマに開催しました。 当日は、海女や真珠など地域の観光資源に関わっている方と一般公募の方7人から、地域の観光資源を生かしながら観光・交流を推進していく上での課題や県に期待すること等について、県議会議員13人が直接ご意見をお聴きしました。 参加者からは、「公共交通機関があまり充実していないので移動するのが難しい」といった課題とともに「地元の人たちが何よりの観光資源。自分の地域を好きに、大事に思う人が多くなれば良い」「外国人の方にも理解できる色や数字といったもので、ある程度の場所がわかるような統一的な仕組みができないか」などの提案が出されました。みえ現場de県議会 〜観光・交流の推進について県民と意見交換〜お知らせ文書による質問 次のとおり文書による質問が提出されました。 ○稲森稔尚議員   (草の根運動いが) 災害リスクが高い「要配慮者利用施設」における避難確保計画の作成状況等について※質問と回答は、県議会ホームページ でご覧いただけます。議員の辞職等について 名張市選出の北川裕之議員から議員辞職願が提出され、2月19日の本会議で辞職が許可されました。 なお、公職選挙法の規定により、今回、補欠選挙は行われません。 県議会をより身近に感じていただき、将来の住民自治を担う県民としての意識を育んでいただくことを目的に、県議会議員が小中学校や高校などに出向いて授業を行っています。 平成29年度は、名張市立桔梗が丘南小学校など全16校で出前講座を行いました。各講座の中では、DVDの映像やスライドなどを交え、県議会の役割や仕組み等について議員が説明したほか、児童や生徒からの「会議以外にどんなことをしていますか」「苦労することは何ですか」といった質問に議員が丁寧に答えました。 みえ県議会出前講座は、学校からの申し込みを受けて実施しております。詳しくは議会事務局までお問い合わせください。みえ県議会出前講座 〜学校で県議会の役割と仕組みを説明〜名張市立桔が丘南小学校での出前講座の様子平成29年度実施校7月11月12月1月2月近畿大学工業高等専門学校暁中学校三重県立桑名北高等学校特別支援学校聖母の家学園海星高等学校名張市立桔梗が丘南小学校鳥羽市立神島小学校大紀町立七保小学校三重県立城山特別支援学校津市立北立誠小学校桑名市立長島北部小学校松阪市立中川小学校熊野市立五郷小学校いなべ市立治田小学校伊賀市立成和東小学校松阪市立鎌田中学校福島県議会での調査(福島県)

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