みえ県議会だより164
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▲一般質問(野口 正 議員)QRコード▲一般質問(芳野正英 議員)QRコード▲一般質問(小林正人 議員)QRコード▲一般質問(濱井初男 議員)QRコード▲一般質問(三谷哲央 議員)QRコード 政府が進める「地方創生」政策は識者によって評価が分かれます。例えば、地方への交付金は国が事業内容を検討し、採否を決定するひも付き補助金であり、また、国が「地方創生」として自治体間の競争で求めているのは成功事例で、成功がある以上、失敗や衰退は地域・自治体の責任となるという指摘もあります。このようにさまざまな議論がある「地方創生」について、知事の評価をお聞きします。 本県や国の地方創生の状況は、未だめざしている成果が現れていない中、国が交付金を今年度も確保し、制度運用を改善したことや地方に視点をおいた大学の振興方策の取り組み、若者を中心としたUIJターン対策の抜本的強化等を示したことは、地方の実情をふまえた対応として一定の評価ができるものと考えています。その他の質問事項○桑名東部拡幅の現状は○木曽三川下流域の耐震対策は ほか三重県議会詳細は http://www.pref.mie.lg.jp/KENGIKAI/をご覧ください。申し合わせにより決められた議員の一般質問の一部を掲載しています。3 県民の主体的な健康づくりを促進するための仕組みであり、日々の運動や食事等の生活改善や、特定健康診査やがん検診の受診、健康講座やスポーツ教室、ボランティア等の社会参加など市町で決定した健康づくりメニューを行った県民が、特典を受けられる制度のことです。健康マイレージ2 平成29年度に三重県が策定した計画で、大規模災害発生後、国、他県等からの応援を円滑に受入れ、効果的な被災者支援につなげることを目的に、緊急輸送ルートや活動拠点などについてあらかじめ整理したものです。三重県広域受援計画1SDGs3子ども食堂4用 語 解 説三重県版タイムライン5 平成29年度に三重県が導入した行動指針で、事前に影響予測ができる風水害である台風を対象に、被害の最小化につなげるため、発災前から「いつ、誰が、何をするか」を時系列で整理したものです。今年度から本格的に運用を開始しています。道路・河川管理等災害・事故対策について野口  正 議員自由民主党県議団松阪市選出 道路や河川の整備状況について、現状を見ますとその安全対策が懸念されます。道路においては「施設の修繕や除草、区画線の引き直しが行われていない」。河川では「浚渫対策や雑木の除去などの対策ができていない」といった声が聞かれます。このままでは、事故や災害が発生するおそれがあると思いますが、県はどのように対策していくのかお聞きします。 道路施設は、通行の安全性・快適性の確保、河川管理施設は、自然災害等から人命や財産を守る災害防止のためパトロール等を実施し、良好な状態を保つようにしています。今後も地域の皆さまの協力もいただきながら、限られた財源の中で優先度を明確にして、必要な維持管理を行ってまいります。その他の質問事項○山林の維持管理、獣害対策について○三重県松阪食肉公社の現状について ほか問問答 昨年の一般質問で、犯罪被害者等支援条例についてお聞きし、条例制定について調査・検討していくという答弁でありましたが、先日、犯罪被害に遭われたご家族の方から知事あてに手紙が送られたことを受けて、知事は改めて条例制定の必要性について会見で述べられました。そこで、改めて知事の犯罪被害者支援に対する思いと条例制定の時期についてお聞きします。 犯罪被害者遺族の方から受け取りましたお手紙には、ご遺族の苦しみなどが綴られており、犯罪被害に対する救済を求める切実な声として、非常に重く受け止めています。条例は、めざすべき理念の実現に向け、国・県・市町等の役割を明確にし、計画的に取り組む上で意義があり、8月を目途に、県としての方向性をお示ししたいと考えています。その他の質問事項○放課後等デイサービス事業所への監査について○地域での水防訓練について ほか小林 正人 議員自由民主党県議団鈴鹿市選出 平成26年度における県内の精神障がい者入院患者数は年々増加傾向にあり、精神障がい者2級の方が全体の約65%を占めています。そこで、精神障害者保健福祉手帳1級の通院のみとしている精神障がい者の医療費助成の対象を、1級の入院及び2級の通院まで対象範囲を拡大すべきと考えますが、県の考えをお聞かせください。 精神障がい者の医療費助成については、平成20年に精神障がい者1級の通院までを新たに助成対象としました。障がい者医療費助成制度にかかる助成対象の拡大にあたっては、本県の実情に鑑み、制度の持続性を確保しながら、給付と負担のバランスを勘案するなど、慎重に検討する必要があると考えています。その他の質問事項○キャリア教育の推進について○三重交通Gスポーツの杜鈴鹿について 防災・減災に対する県民の安全・安心の確保について知事の思いを改めて聞かせてください。また、昨年の台風による大きな被害があり、多気町では公民館に土石流が流れ込んできました。そこで、「⑤三重県版タイムライン」を市町にも導入することでより一層被害を小さくできると思いますが県の考えをお聞かせください。 防災・減災対策は本県の最重要課題として位置付け、平成30年3月策定の「三重県防災・減災対策行動計画」等に基づく取り組みにより、地震・津波対策、風水害対策を加速させます。また、台風被害の最小化に向け、同年3月に策定した「三重県版タイムライン」を基に「市町タイムライン基本モデル」を作成し、県と市町、関係機関が連携した取り組みを進めます。その他の質問事項○林業の振興と森林づくりについて○滞在型複合施設アクアイ グニス多気 (仮称)につ いて問問答問問答「地方創生」の現時点での評価は三谷 哲央 議員新政みえ桑名市・桑名郡選出防災・減災対策の強化について濱井 初男 議員新政みえ多気郡選出問問答犯罪被害者等支援条例の制定について芳野 正英 議員新政みえ四日市市選出問問答福祉医療費助成制度について道路美化ボランティアの様子三重県地方創生会議の様子 家庭の事情等で、満足に食事がとれなかったり、1人で食事をしたりする子どもたちに、無料や低額で食事を提供する取り組みのことです。子どもだけでなく、親子や大人だけで訪れるケースもあり、地域コミュニティーの場にもなっています。 三重県議会では、本会議・委員会・議長定例記者会見などのインターネット中継・録画配信を行っています。スマートフォンやタブレット端末からも視聴できます。 議会ホームページの「議会中継」または「議長定例記者会見」からご覧いただけますので、ぜひご活用ください。 (2、3ページに掲載しているQRコードをスマートフォン等で読み取っていただくと、それぞれの質問者の録画配信をご覧いただけます。)議会のインターネット中継がスマホからご覧になれます。15年間で達成する国際目標であり、貧困や健康、教育など17の目標、169のターゲットから構成されており、2015年9月の国連サミットで採択されました。 「持続可能な開発目標」の略称で、持続可能な世界を実現するため、国連加盟193か国が2016年〜2030年の

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