みえ県議会だより167
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 11月13日、東京都で、「第18回都道府県議会議員研究交流大会」(主催:全国都道府県議会議長会)が開催されました。これは全国の都道府県議会議員が一堂に会し、共通する政策課題などについての情報・意見交換を行うもので、本県からも10人の議員が参加しました。 大会では、はじめに、牧原出東京大学先端科学技術研究センター教授から、「自治体戦略2040構想と地方自治」をテーマに基調講演があり、その後、「政策立案機能の強化」や「行政監視機能の強化」など5つのテーマの分科会に分かれ、先進事例の発表や意見交換が行われました。三重県議会詳細は http://www.pref.mie.lg.jp/KENGIKAI/をご覧ください。4次回の発行は、平成31年(2019年)4月1日(月)です。     (新聞折り込みは、4月7日(日)に行います。)みえ県議会だよりは、年7回(4、5、7、8、10、12、2月の各月1日)発行しています。 県議会では、県民の皆さんの多様な意見を県議会での議論に反映させるため、平成22年度より「みえ現場de県議会」を開催しています。 今年度は11月19日に、亀山市文化会館において、「ダイバーシティ社会の推進」をテーマに開催しました。 当日は、各分野でダイバーシティ社会の推進に関わっている方をはじめ6人の県民の皆さんと県議会議員16人が、ダイバーシティ社会の推進に取り組む上での課題や今後の展望等について意見交換を行いました。 参加者からは、「多くの外国人の方に働いてもらうことは良いことだと思うが、環境を整えないと離れてしまう」、「学校からのたよりなどは、外国人の親は読めない。言葉が分からないからトラブルが起こる」など自身の経験を通じて感じた課題とともに「少しでも議員の皆さんと意見交換をさせてもらえれば、進むのではないか」、「外国人やLGBTなどについて、子どもの教育にも力を入れていただきたい」などのご提案をいただきました。みえ現場de県議会「ダイバーシティ社会の推進」総務大臣感謝状並びに自治功労者表彰について 11月21日、議場において、永年にわたる県政への功労に対し、総務大臣感謝状並びに全国都道府県議会議長会の自治功労者表彰が議長から伝達されました。 (総務大臣感謝状) 在職35年以上  中川 正美 議員  西場 信行 議員 (自治功労者表彰) 在職35年以上  中川 正美 議員  西場 信行 議員 在職20年以上  山本  勝 議員  前田 剛志 議員         日沖 正信 議員 在職15年以上  水谷  隆 議員  前野 和美 議員         中森 博文 議員  舘  直人 議員         青木 謙順 議員  中嶋 年規 議員 在職10年以上  長田 隆尚 議員 本検討会では、昨年末までに7回の会議を開催し、昨年11月には山形県議会、宮城県議会、岩手県議会を訪問し、東日本大震災時の議会、議員としての対応およびその後の議会としての危機管理対策等について県外調査を行いました。 この県外調査では、議会独自の危機管理マニュアルや、被災時における災害対応の態勢、議会・議員と県の災害対策本部との情報提供や情報共有に関する仕組み等について聴き取りを行いました。これらの県外調査も踏まえて、緊急事態発生時における県議会や議員としての対応方針等について、検討を行っています。 本プロジェクト会議では、昨年末までに12回の会議を開催し、議会経費の削減について検討を重ねています。 これまで旅費についての改正案を取りまとめ、その改正案を基に関係条例が改正され、平成31年1月1日より施行されました。 また、議員報酬や政務活動費等についても検討が進められ、プロジェクト会議としての改正案を取りまとめました。大規模な災害等緊急事態への県議会の対応に関する検討会都道府県議会議員研究交流大会 11月12日、全国都道府県議会議長会経済産業委員会(副委員長 三重県議会 前田剛志議長)は、11月1日に開催された第161回定例総会で議決した事項(地域経済の再生、エネルギー政策の確立、2025年国際博覧会の誘致)について、国などに対して要請活動を実施しました。全国都道府県議会議長会 要請活動を実施 12月20日、全議員が参加する議員勉強会を開催しました。今回は跡見学園女子大学の鍵屋一教授を講師にお招きし、「災害時における議会・議員の役割と取組」と題し、ご講演をいただきました。 昨今、全国各地で台風や地震等の自然災害が頻発しており、本県においても南海トラフ地震の発生確率が引き上げられるなど、大規模自然災害への備えは喫緊の課題となっています。 そこで、県議会での議論の参考とするため、自治体の防災対策等を専門に研究され、東京都板橋区の危機管理担当部長や議会事務局長を歴任された鍵屋教授から、災害時に議会や議員が果たすべき役割等についてご意見をいただきました。 また、引き続き「大規模な災害等緊急事態への県議会の対応に関する検討会」に出席いただき、検討中の災害時の対応指針や議員心得などについて、専門的な知見からのご意見をいただきました。平成30年度 第2回三重県議会議員勉強会議会経費削減に関する検討プロジェクト会議○本会議・受付時間 本会議開始30分前から・定員 180人・傍聴の方法   議事堂1階の傍聴者用エレベーターで、6階傍聴受付へお越しください。そこで傍聴券・資料などを受け取り、議場へお入りください。○委員会・議案聴取会・全員協議会・代表者会議 等・受付時間 会議開始30分前から・定員 10人(会議開始10分前に定員を超えた場合は、抽選で決定します。)・傍聴の方法  議事堂正面玄関右側の1階受付で傍聴券を受け取り、各室の傍聴者入り口からお入りください。※議会日程や議会に関する情報などは、県議会ホームページのほか、ご家庭のテレビのデータ放送でもご覧いただくことができます。会議の傍聴のご案内12月1日発行の「みえ県議会だより(№166)」 に2か所の記載の誤りがありましたので、次のとおり訂正し、おわび申し上げます。 【訂正内容】 ①4ページ「三重県議会定例会 主な開催実績」 内  10月17日 本会議  (誤)議案15件否決  (正)議案15件可決  ②4ページ「全国都道府県議会議長会(大阪府で開催)」内  本文4行目  (誤)東京電力福島第二原子力発電所  (正)東京電力福島第一原子力発電所訂正・おわびいずる県外調査(山形県議会)の様子前田議長が磯﨑経済産業副大臣に要請書を手交

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