みえ県議会だより171
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三重県議会詳細は http://www.pref.mie.lg.jp/KENGIKAI/をご覧ください。3申し合わせにより決められた議員の代表質問・一般質問の一部を掲載しています。 本年5月20日、「海女に出逢える街 鳥羽・志摩 素潜り漁に生きる女性たち」が日本遺産に認定されました。海女文化につきましては、文化財保護の観点に加え、漁業振興や観光振興の面からも、その価値を広く訴え、伝えてゆくことが重要であると考えています。今後、県としてどのような支援に取り組んでいくのか、知事の意気込みをお聞かせください。 海女文化の振興に向け、今後も文化財保護、漁業振興、観光振興の3つの柱で取り組んでまいります。ユネスコ無形文化遺産登録に向けてさらに気運を醸成し、国内候補として選定されるよう、海女漁に関する先進県のリーダーとして、地域の皆さんとともにしっかり取り組んでまいります。その他の質問事項○黒ノリ養殖業の振興策について○健康寿命の延伸について ほかみえ子ども医療ダイヤルの利用促進と充実を山内 道明 議員(公明党/ 四日市市選出)問 ⑦「みえ子ども医療ダイヤル#8000」は、長い歴史のある取り組みですが、知らない子育て世代は多いようです。仕事と子育ての間で葛藤するなど、保護者の生活環境が変化している中、この取り組みの利用促進と充実は、子どもの救急医療体制の充実や「かかりつけ医」の推進とともに重要です。そこで、利用促進と充実を今後どのように進めるのかお聞かせください。答 みえ子ども医療ダイヤルは、核家族化の進展などによる保護者の子育て不安を解消する手段としても重要であり、一人でも多くの県民の皆さんに知ってもらえるよう、今年度は、カード型啓発リーフレットを作成し配布しました。今後も、市町や関係機関等と連携し、一層の周知に努めてまいります。その他の質問事項○福祉施設の災害時対応と事業継続計画⑧(BCP)の策定に向けて▲一般質問(山内道明 議員)認知症の予防について谷川 孝栄 議員(草莽/ 熊野市・南牟婁郡選出)問答 国において取りまとめられた「人生100年時代に対応した『明るい社会保障改革』の方向性」において、予防・健康づくりの重要性が示されています。県においても、認知症の予防について、今年度、⑥ソーシャル・インパクト・ボンドの活用に向けた取り組みを実施することとしています。そこで、今後、どのように取り組みを進めていくのか、お聞きかせください。 ソーシャル・インパクト・ボンドを活用した認知症予防の取り組みについては、まずは、先行自治体の調査と県内市町の導入意向に関する調査を実施し、その後、市町に対する調査結果の周知や、関心のある市町との協議等を、今年度から翌年度にかけて実施していきたいと考えています。その他の質問事項○少子化対策としての女性の健康づくりについて○体罰によらない子育てについて ほか▲一般質問(谷川孝栄 議員)海女文化の振興について野村 保夫 議員(自民党/ 鳥羽市選出)問答▲一般質問(野村保夫 議員)子ども心身発達医療センターの運営について下野 幸助 議員(新政みえ/ 鈴鹿市選出)問 この5月末、発達障がいのお子さんを持つ多くの親御さんから、「子ども心身発達医療センターの今年度の初診の予約受付がもう終わってしまった。なんとかならないか。」と相談がありました。5月末の時点で10か月待ちという状況は、早急に手を打たないといけないと思います。県民のニーズに応えていくため、同センターの今後の運用改善についてお聞かせください。答 同センターでは、本年5月末時点で年度末まで(令和2年3月までの10か月間)の予約枠が埋まり、現在は初診予約の受付を一旦停止しています。ただし、緊急枠の受け入れは行っており、また、今後、増員した医師への研修が終わり次第、初診枠を拡充していく予定です。 今後とも、診療体制の強化などにしっかりと取り組んでまいります。その他の質問事項○人口減少による若者の県内定着と都市政策について○交通安全対策についてほか▲一般質問(下野幸助 議員)次期の⑨三重県教育施策大綱の策定について津田 健児 議員(自由民主党県議団/ 四日市市選出)問 今年度は、次期の三重県教育施策大綱の策定が予定されています。知事の政策集においても、教育や人づくりに関する公約が掲げられており、それらの実現に向けて、責任を持って次期の大綱の策定に取り組んでいただきたいと考えます。そこで、教育を取り巻く社会情勢の変化をどう捉え、どのように次期の大綱に反映させていくのか、知事の考えをお聞かせください。答 教育を取り巻く社会情勢としましては、人口減少や少子高齢化、⑩超スマート社会(Society5.0)の到来などの大きな時代の変化に加え、いじめや不登校、虐待など、子どもたちに身近な課題も生じています。次期の大綱の策定に当たっては、こうした状況に適切に対応するとともに、子どもたちの希望と輝く未来の実現に向け、十分検討を重ねてまいります。その他の質問事項○四日市北警察署跡地の地域防犯拠点の支援について○三重のふるさとの川、復活への取り組みについて ほか▲一般質問(津田健児 議員)東京2020オリンピック聖火リレー三重県ルートについて舘  直人 議員(草莽/三重郡選出)問 来年3月から47都道府県を巡る聖火リレーについて、東京2020オリンピック・パラリンピック組織委員会がルート概要を、県実行委員会が県内ルート概要を発表しました。県内ルートは29市町の内12市町を通るルートですが、各市町には丁寧な説明が必要だと考えます。そこで、ルート選定の経緯や考え方、今後のスケジュールなどについてお聞かせください。答 県内ルートは、実行委員会の基本コンセプト「多様性」と「未来への継承」に基づき、自然や歴史・文化など、県内の魅力を発信できるよう検討を重ね決定されました。今後は、リレーイベントを企画する中で、ルートに選定されなかった市町の情報発信などを検討するとともに、出発式等各種行事の企画立案など、本格的な運営準備を進めてまいります。その他の質問事項○三重とこわか国体・三重とこわか大会について○もうかる農業(水田農業)について ほか▲一般質問(舘 直人 議員)南海トラフ地震津波対応について平畑  武 議員(新政みえ/ 鈴鹿市選出)問 多くの電柱に「海抜」が表示されていますが、観光客など地域の実情を知らない方にとって、今いる場所が安全なのかどうか、判断するのは難しいと思います。そこで、例えば電柱など、可能な限り多くの場所に、最大の津波高を目に見える形で表示したり、逃げる方向を示したりすることはできないでしょうか。お考えをお聞かせください。答 さまざまな標識の設置は、災害リスクの周知や避難行動の促進に有効と考えます。設置場所や表示内容は、地域の実情をふまえ、地域住民の理解を得ながら進めることが必要であり、県としましては、今後とも先進事例を情報提供するなどの助言・支援を行いながら、市町の取り組みを促してまいります。その他の質問事項○市町のふるさと納税に対する県の支援についてほか▲一般質問(平畑 武 議員)赤色:4/8のルート青色:4/9のルート

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