みえ県議会だより174
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三重県議会詳細は http://www.pref.mie.lg.jp/KENGIKAI/をご覧ください。3申し合わせにより決められた議員の一般質問の一部を掲載しています。用  語  解  説 県は平成27年に、「食」をテーマとした「ミラノ国際博覧会」や、アメリカで開催された、世界の食を紹介する国際会議「ワールド・オブ・フレーバー」に出展し、三重の「食」の販路開拓や県内の次世代料理人の育成に取り組んできました。また、今年11月には「食」の連携強化等を目的にスペインも訪問しています。これらの成果についてお聞かせください。 県は、海外市場への展開をめざす県内企業を支援するため、国・地域別に重点的に取り組む項目を定め、国際展開を図ってきました。「みえの食」の海外展開は、その認知度向上や販路開拓、輸出事業者の増加、人材育成などにつながっており、今後も国や地域の特性に合わせ、戦略的に国際展開を図っていきます。その他の質問事項○三重とこわか国体・三重とこわか大会は④SDGsに応えられるか○木曽岬干拓地の土地利用についてほか 県は看護師不足を補うために、確保対策などさまざまな取り組みを行っていますが、看護現場で安心して働くことができる職場環境づくりも重要であると思います。20代の看護職の離職理由の一つが、患者や家族等からのハラスメントによるものとされており、まずは被害の実態を調査するべきであると思いますが、県の考え方をお聞かせください。 国においては、本年度、「看護職等が受ける暴力・ハラスメントに対する実態調査」を進めています。この調査をふまえ、本県でも、看護師に対するハラスメント被害の実態把握のための調査を県内の病院を対象に実施することとしており、看護師の方々が安心して働ける職場環境づくりにつなげていきたいと考えています。その他の質問事項○スマート改革の推進について○三重県土砂等の埋立て等の規制に関する条例(案)について ほか 国土強靱化に関する事業は、現在のみならず、後年の県民の暮らしの安全・安心を守る事業でもあり、しっかりと推進していくことが重要です。厳しい財政状況にあるものの、令和2年度当初予算の編成に当たっては、国土強靱化に係る予算を十分に計上し、必要な事業をやり切るのだという姿勢を見せていくことが重要と思いますが、県の考えをお聞かせください。 令和2年度は「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」の最終年度であり、目標を確実に達成するため、地方債も活用するなどしてしっかりと対応します。県民の皆さんの命と暮らしを守るため、いつどこで起こるかもしれない国難レベルの災害に負けない県土づくりを切れ目なく推進していきます。その他の質問事項○三重県職員全体のコンプライアンスについて○県管理道路における未登記の整理について ほか 県営松阪野球場は、電光掲示のスコアボードも照明灯も無く、私が高校球児として昭和56年~58年にマウンドで投げていた時代から何も変わっていません。2年後の三重とこわか国体で、当球場は高等学校軟式野球の会場になっていますが、今後どのように整備していくのか、またその他の県有スポーツ施設についても、国体に向けた整備の考え方を教えてください。 松阪野球場は、観客席の防護フェンス改修や外野芝生の段差解消など、安全面を優先し対策を行ってきており、今後は順次、利便性、快適性の確保も図っていきます。その他の施設についても、競技の運営上必要不可欠となる改修や補修等についてきちんと対応し、準備に怠りのないよう努めていきます。その他の質問事項○中小企業・小規模企業の事業承継時における個人保証の見直しについて○中小企業・小規模企業の災害に備えたリスクマネジメントについて  ほか 私は日ごろから、「防災の本質は予防にある」と考えています。11月に熊本県で、熊本地震における災害対応の話を聞き、この考えを再確認しました。「行政は住民を災いなき地におき、災いの前に逃す。住民は、疑わしきを察し、災いの前に逃れる。これを忘れたときに人命は奪われる。」すなわち、「予防に勝る対策なし」です。そこで、知事の防災に対する考えをお聞かせください。 現場主義を心がけ、県内外の被災地に赴き、対策を検討してきました。予防意識を醸成するため、伊勢湾台風60年関連事業を開催したほか、応急期、復旧・復興期に備えた事前対策にも取り組んでいます。今後も自助、共助、公助の力を結集し、「防災の日常化」の定着に向け、対策の強化を図ります。その他の質問事項○観光振興の取組について○伊勢湾の水産振興について ほか当初予算における国土強靱化対策について石田 成生 議員(自由民主党県議団/ 四日市市選出)問▲一般質問(石田成生 議員)今後の県有スポーツ施設の整備について山崎 博 議員(自由民主党県議団/ 四日市市選出)問答答▲一般質問(山崎博 議員)自然災害への事前の対策について川口 円 議員(新政みえ/ 津市選出)問▲一般質問(川口円 議員)看護師に対するハラスメント対策の推進について津村 衛 議員(新政みえ/ 尾鷲市・北牟婁郡選出)問▲一般質問(津村衛 議員)「食」の国際展開の取組成果について三谷 哲央 議員(新政みえ/ 桑名市・桑名郡選出)問▲一般質問(三谷哲央 議員)答答答県営松阪野球場1 半農半X 京都府綾部市在住の塩見直樹氏が1990年代半ば頃から提唱しているもので、自分や家族の食料は小さな自給農でまかない、残りの時間は自分の好きなことで収入を得るために使うという、農業と別の仕事を組み合わせる生き方のことです。2 大川小判決 令和元年10月に確定した、宮城県石巻市立大川小学校の津波訴訟最高裁判決のことです。「学校には児童の安全を確保する義務があり、学校が津波に襲われる危険性を予見することは十分可能であったが、津波からの具体的な避難場所と、避難経路、避難方法を定めていなかったことが、子どもたちや教職員の尊い命を失うことにつながった」というものでした。3 適債事業化 地方債(地方公共団体が財政収支の不足を補うために一会計年度を超えて長期にわたり借り入れる借入金)を活用することができる事業とすることです。4 SDGs Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称で、持続可能な世界を実現するため、国連加盟193か国が2016年~2030年の15年間で達成する国際目標であり、貧困や健康、教育など17の目標、169のターゲットから構成されており、2015年9月の国連サミットで採択されました。 三重県議会の本会議等で用いられる議会運営の用語解説については、議会ホームページでご覧いただけます。http://www.pref.mie.lg.jp/KENGIKAI/28772011845.htm公民館 非常用持出袋スペインの料理人と交流する相可高生会議の傍聴のご案内○本会議 ・受付時間 本会議開始30分前から ・定員 180人 ・傍聴の方法 議事堂1階の傍聴者用 エレベーターで、6階傍聴受付へお越 しください。そこで傍聴券・資料な どを受け取り、議場へお入りください。○委員会・議案聴取会・全員協議会・代表者会議 等 ・受付時間 会議開始30分前から ・定員 10人(会議開始10分前に定員 を超えた場合は、抽選で決定します。) ・傍聴の方法 議事堂正面玄関右側の 1階受付で傍聴券を受け取り、各室の 傍聴者入り口からお入りください。※議会日程や議会に関する最新情報などは、県議会ホームページでご覧いただくことができます。 11月25日、議場で在職15年以上及び在職10年以上の自治功労者として、全国都道府県議会議長会の自治功労者表彰が議長から伝達されました。在職15年以上 北川 裕之 議員在職10年以上 森野 真治議員自治功労者表彰

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