みえ県議会だより174
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三重県議会詳細は http://www.pref.mie.lg.jp/KENGIKAI/をご覧ください。次回の発行は、令和2年(2020年)4月1日(水)です。(新聞折り込みは、令和2年4月5日(日)に行います。)みえ県議会だよりは、年7回(4、5、7、8、10、12、2月の各月1日)発行します。4 11月5日に、中嶋議長は、全国都道府県議会議長会で所属する委員会のうち、副委員長を務める農林水産環境委員会の要請活動に出席しました。 これは、10月31日に福井県で開催された定例総会の中で決定した提言について、関係機関等に要請を行うもので、中嶋議長らは、江藤拓農林水産大臣、小泉進次郎環境大臣らを訪問し、提言書を手渡しました。江藤農林水産大臣に対しては、CSF(豚コレラ)のワクチン接種後の風評被害等の防止対策を含む「食の安全・安心を確保する制度の拡充強化」などについて提言の実現を要請しました。小泉環境大臣に対しては、「環境政策の推進」について提言の実現を要請しました。全国都道府県議会議長会農林水産環境委員会の要請活動に出席 11月12日に、第19回都道府県議会議員研究交流大会が東京都の都市センターホテルで開催され、三重県議会から10名の議員が参加しました。 都道府県議会議員研究交流大会は、都道府県議会議員が一堂に会し、共通する政策課題等についての意見交換等を行うものです。 当日は、駒澤大学の大山礼子教授による「新時代における地方議会のあり方」と題した基調講演の後に5つの分科会に分かれて意見交換等が行われました。このうち、第5分科会「外国人観光客の増加と広域観光」では、戦略企画雇用経済常任委員長の東豊議員がパネリストとして登壇し、三重県における観光振興の取り組みについて報告を行いました。 三重県議会では、昨年6月に、「選挙区及び定数に関する在り方調査会」を設置し、大学教授など外部の有識者8人を委員として、「人口減少・地方創生時代における県議会の在り方や果たすべき役割」とそれらを踏まえた「三重県議会の議員の定数及び選挙区の在り方」について調査を行っています。 10月7日に第1回調査会を開催した後、11月14日に第2回調査会、12月9日に第3回調査会を開催し、「人口減少・地方創生時代における県議会の在り方や果たすべき役割」について、委員間で協議が行われました。 また、12月1日から12月2日にかけては、県南部地域への現地調査が実施されました。現地調査では、南伊勢町議会、奥伊勢フォレストピア、尾鷲市役所、三重県熊野庁舎を訪れ、人口減少時代におけるそれぞれの地域での課題やそれに対する対応、県と市町の関係等について、意見聴取を行いました。さらに、尾鷲市三木里町や熊野市波田須町においては、集落の現況確認を行いました。 調査会では、今後、「人口減少・地方創生時代における県議会の在り方や果たすべき役割について」の中間とりまとめを行うとともに、本年8月を目途として、「三重県議会の議員の定数及び選挙区の在り方」について、最終的な取りまとめを行う予定です。※調査会の各回の会議録、概要及び資料等については、議会ホームページでご覧いただけます。http://www.pref.mie.lg.jp/  KENGIKAI/19437008196_  00003.htm提言書手渡しの様子第19回都道府県議会議員研究交流大会に参加三重県における観光振興の取組報告の様子 第2回「みえ現場de県議会」は「若者の県内定着の促進」をテーマに開催します。三重で生まれ育った子どもたちが、あるいは三重で学んだ若者たちが、三重で働き、暮らし、自己実現を果たせるよう、さまざまな取り組みを行っている団体や企業、県民の方々等からご意見を伺います。開催日時 令和2年2月14日(金)     13時30分から15時30分まで開催場所 三重大学 生物資源学部校舎 1階 大会議室     (津市栗真町屋町1577)※どなたでも傍聴いただけます。(事前申し込みは不要です。)※ご来場の際は、公共交通機関をご利用ください。※詳細はお問合せいただくか、三重県議会ホームページをご覧ください。第2回「みえ現場de県議会」のお知らせ 11月7日、令和元年度第1回「みえ現場de県議会」を開催しました。この取り組みは、県民の皆さんの多様な意見を県議会での議論に反映することを目的として、平成22年度から実施しています。 今年度第1回目は、尾鷲市早はいだ田コミュニティセンターにおいて「水産業の振興」をテーマに開催し、漁村に4週間滞在しながら漁業を学ぶ「早田漁師塾」の関係者の方をはじめとした8名の県民の皆さんと、県議会議員8名が出席しました。 当日はまず早田漁港を視察し、早田地区の漁業について説明を受けた後に、意見交換を行いました。 参加者からは、「水揚げ量は減少しているが、漁業は続けていかなければならないし、大型定置網漁は各地区に残っていないと、地区はどんどん寂れていく」、「早田町で獲れた魚を取り扱う仕事をしているが、漁の休業期の会社運営が課題になっている」といった現状や、「これからは資源管理が大切になってくる」、「魚の価値向上や、魚食の振興に力を入れていただきたい」といった意見が出されました。第1回「みえ現場de県議会」を開催意見交換の様子早田漁港視察の様子「選挙区及び定数に関する在り方調査会」を開催第3回調査会の様子 三重県議会では、毎年、県議会の活動内容を広く発信することで県民の皆さんに県議会への関心を持っていただくとともに、参加意識を高めていただけるよう、議会のホームページやeーモニター等を活用して、三重県議会の活動10大ニュースの選定を行っています。今回選定された取り組みは次のとおりでした。開かれた議会運営の実現 ○県議会Facebookページの運用開始《「いいね」上昇中!》(3月) ○県議会新体制発足《決意新たに議会活動をスタート!》(5月)住民本位の政策決定と政策監視・評価の推進 〇「三重県議会 議会活動計画」を策定《今後4年間の取組をあきらかに!》(9月) 〇豚コレラへの対応《補正予算先議、国への意見書を提出など!》(9月)独自の政策提言と政策立案の強化 ○「外国人労働者支援調査特別委員会」を設置《参考人招致などにより精力的に調査!》(5月)  ○「大規模地震対応マニュアル」の改訂《大規模災害時の議員の行動等を明示!》(6月) 分権時代を切り開く交流・連携の推進 ○議会活力度調査で全国第1位《議会活動の取組が評価!》(8月)議員報酬、政務活動費及び選挙など ○議員報酬及び政務活動費削減を開始《議員報酬月額10%、政務活動費30%減額!》(5月) ○「選挙区及び定数に関する在り方調査会」を設置《外部有識者による調査をスタート!》(6月)その他 ○インターンシップ実習生を受入れ《県議会の広聴広報について提言!》(9月)三重県議会Facebookページへの「いいね!」を呼びかける正副議長2019年 三重県議会の活動10大ニュース現地調査の様子(尾鷲市三木里町)

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