みえ県議会だより175
2/2

三重県議会詳細は https://www.pref.mie.lg.jp/KENGIKAI/をご覧ください。次回の発行は、令和2年(2020年)5月1日(金)です。(新聞折り込みは、5月3日(日)に行います。)みえ県議会だよりは、年7回(4、5、7、8、10、12、2月の各月1日)発行しています。 2月14日、令和元年度第2回「みえ現場de県議会」を、三重大学を会場に開催しました。 「みえ現場de県議会」は、県民の皆さんの多様な意見を県議会での議論に反映することを目的として、平成22年度から実施しています。 今回は、三重県議会として初めてテーマ等の募集を行い、決定した「若者の県内定着の促進」をテーマに、意見交換を行いました。 参加者からは、「学生が成功体験を得て、これをやりたいとなった時に、それが三重県でできるのであれば、定着につながっていくと思う」、「三重創生ファンタジスタクラブの活動を通して、三重県の魅力を学んだ。今度は自分が他の学生たちに伝えていきたい」など、さまざまな意見が出されました。 1月21日、正副議長、各行政部門別常任委員長及び予算決算常任委員長から、「みえ県民力ビジョン・第三次行動計画」最終案及び「第三次三重県行財政改革取組」中間案に基づく今後の「県政運営」等について、知事に申し入れを行いました。 第三次行動計画については、地方創生の実現に向け、県のあらゆる施策を総動員して取り組むことや、Society5.0及びSDGsの新たな視点を絶えず意識して県政運営にあたることなどを要望しました。 また、行財政改革取組については、市町と積極的に情報交換を行い、優れた取り組みを互いに取り入れるなど市町と連携し、効果的に取り組みを展開するよう要望しました。予算決算 常任委員会選挙区及び定数に関する在り方 調査会外国人労働者支援調査 特別委員会 予算・決算など県財政全般について、審査・調査しています。[委員会開催回数18回][各分科会開催回数51回]審査・調査の概要 本委員会は議長を除く議員全員が所属し、部局別に6つの分科会を設け、年間を通じて予算議案・決算議案などについて、詳細に審査・調査を行いました。 県財政の現状や前年度の県政運営の課題を踏まえ、めざすべき方向性について知事へ申し入れるとともに、新年度当初予算については、予算編成が始まる以前の段階から調査を行い、議会の意見が反映されるよう取り組みました。 また、令和2年度から導入される県民参加型予算については、都道府県で初めて導入した東京都を訪問し調査を行ったほか、明治大学公共政策大学院の兼村髙文教授に参考人として出席を求め、「住民参加型予算の現状と課題について」の意見を聴き、審議の充実に努めました。審査した議案〇平成30年度三重県一般会計歳入歳出決算 ほか 人口減少・地方創生時代における県議会の在り方や果たすべき役割並びにそれらを踏まえた三重県議会の議員の定数及び選挙区の在り方について、調査しています。[調査会の開催回数5回]調査の概要 調査会は、大学教授など外部の有識者8人を委員として、これまで5回の会議を開催し、「人口減少・地方創生時代における県議会の在り方や果たすべき役割」とそれらを踏まえた「三重県議会の議員の定数及び選挙区の在り方」について、委員間で調査を重ねてきました。また、三重県内の現地調査を2回実施し、地域の課題等について意見聴取を行いました。 そうした中、調査会では、委員から様々な意見や考え方が提示されたことを踏まえて、今後議論を進めていくに当たっての論点等を整理した中間報告を取りまとめることとしました。 今後、中間報告を踏まえて更に議論を深めていくとともに、8月を目途として、最終的な取りまとめを行う予定です。※調査会の各回の会議録、概要及び資料等については、議会ホームページでご覧いただけます。 外国人労働者に係る支援について調査しています。[委員会開催回数13回]調査の概要 外国人労働者に係る支援について、「日本語教育」「企業等の関わり」「三重県多文化共生総合相談ワンストップセンターのあり方」の3点を重点調査項目として調査を行ってきました。 5月の委員会設置以降、県当局からの聴き取り調査に加え、関係機関や県内の支援団体等からの参考人招致や先進自治体等への県外調査を実施し、外国人労働者の現状や課題、支援の取り組み等について調査するとともに、委員間討議を重ねてきました。 これらの調査結果をふまえ、日本語教育の質と機会の確保、企業等への周知・啓発、みえ外国人相談サポートセンターの機能拡充や県庁内の支援体制の構築などについて委員長報告及び知事への提言を行うことを決定しました。委員会での参考人招致の様子会議の様子第1回検討会の様子文化庁での調査の様子文書による質問 三重県議会基本条例第14条の2の規定に基づき、次のとおり文書による質問が提出されました。○稲森稔尚議員(草の根運動いが) 伊勢湾における日米合同訓練の実施について※質問書と回答書は、三重県議会ホームページでご覧いただけます。前回の様子開催日時 令和2年8月17日(月)開催場所 三重県議会議事堂 議場募集期間 令和2年3月4日(水)~5月8日(金)内  容 高校生が県政について質問し、県議会議員が答弁します。募集対象及び学校数 県内の高等学校、特別支援学校高等部及び高等専門学校に在学の生徒で、1校あたり3人程度。各学校1グループで合計16校まで。※募集校数を超えて応募があった場合、抽選となります。応募方法 学校単位でご応募ください。 詳しくは、三重県議会ホームページをご覧ください。意見交換の様子申し入れの様子 三重県産材の利用の促進に関し、条例の制定に向けた調査及び検討を行うため、本年1月に議員11人で構成する「三重県産材利用促進に関する条例検討会」を設置しました。 1月15日には、第1回検討会を開催し、今後の検討会の進め方等について協議を行い、条例案の9月提出を目途に検討を進め、調査を尽くすために必要があれば、11月提出とすることも検討することとなりました。 2月12日には、第2回検討会を開催し、三重県の森林・林業及び木材利用の現状等について、農林水産部から聴き取りを行いました。 今後、関係者からの意見聴取や現地調査を含め、条例案提出に向けて慎重・丁寧に議論を重ねていく予定です。三重県産材利用促進に関する条例検討会を設置「みえ県民力ビジョン・第三次行動計画」最終案等知事への申し入れ第2回「みえ現場de県議会」を開催「みえ高校生県議会」の参加校を募集

元のページ  ../index.html#2

このブックを見る