みえ県議会だより188
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三重県議会詳細は https://www.pref.mie.lg.jp/KENGIKAI/をご覧ください。次回の発行は、令和4年(2022年)4月1日(金)です。(新聞折り込みは、令和4年4月3日(日)に行います。)みえ県議会だよりは、年7回(4、5、7、8、10、12、2月の各月1日)発行しています。4用  語  解  説2021年「あなたが選ぶ!三重県議会の活動ベスト10」発表  三重県議会では、議会活動について広く関心を持っていただけるよう、昨年末、県民の皆さんや県議会議員からの投票により、2021年の「あなたが選ぶ!三重県議会の活動ベスト10」の選定を行いました。今回選定された取り組みをご紹介します。(各項目の詳細は、県議会ホームページでご覧いただけます。)住民本位の政策決定と政策監視・評価の推進○ 新型コロナウイルス感染症への対応   《国に意見書提出、補正予算を先議など》(2月~)独自の政策提言と政策立案の強化○「差別解消を目指す条例検討調査特別委員会」で検討を継続(1月~)○ 議員提出条例として「三重の木づかい条例」を可決  《木材利用を推進するための県の取り組みなどを定める》(3月)議員報酬、政務活動費及び選挙など○ 政務活動費の減額《45%減額》(1月~6月)○「三重県議会の議員の定数並びに選挙区及び各選挙区において選挙すべき議員の数に関する条例の一部を改正する条例」の可決  《現在の定数51人から48人に》(5月)その他○ 三重県茶業会議所と共催で「おいしい伊勢茶の淹れ方教室」を開催(3月)○「スマート議会の在り方検討プロジェクト会議」を設置(3月)○ 全議員にタブレットを配付(3月)○「三重県議会議員の政治倫理に関する検討プロジェクト会議」を設置(6月)○ 新型コロナウイルス感染症等に対応するため緊急会議を7回開催《補正予算を可決》(1月~) 11月22日、議場において、在職15年以上および10年以上の議員に対し、全国都道府県議会議長会の自治功労者表彰が議長から伝達されました。在職15年以上  津田 健児 議員在職10年以上  濱井 初男 議員  東   豊 議員  石田 成生 議員  小島 智子 議員  藤根 正典 議員  田中 智也 議員  谷川 孝栄 議員  下野 幸助 議員自治功労者表彰令和3年度第1回三重県議会議員勉強会を開催 11月22日、公益財団法人反差別・人権研究所みえの中村尚生さんと安田賢行さんを講師に、「SNSと人権侵害」と題して、第1回目の議員勉強会を開催しました。 近年、インターネット(以下ネット)やスマートフォンの普及で生活が便利になる一方で、ネット上での誹謗中傷やプライバシー侵害などの人権侵害が社会的に大きな問題になっています。そこで、ネット上のモラルを正しく学ぶ機会として、参加型の勉強会を実施しました。 勉強会では、講師からネット・SNS上で起こる差別事象の実態についてお話があった後、議員が班別で実際にあった差別事象についてワークショップを行いました。 講師からは、自分に関係する問題に変わったときに偏見や差別意識が表出するので、差別を自分の問題として考えることが大事であるとのまとめがありました。答答1 関西圏営業戦略 三重県の情報発信や県産品等の販路拡大、観光誘客など、関西圏における営業活動を戦略的に展開するための基本方針や具体的な取り組みを示すものです。2 みえリニア応援クラブ リニア中央新幹線の県内駅位置の早期確定および一日も早い全線開業の実現に向け、県民の皆さんに対する啓発活動を行い、一層の気運醸成を図るために設置したクラブです。 当クラブの目的に賛同し、ともに啓発活動に取り組んでいただける方を募集しています。3 水質総量削減計画 人口、産業等が集中し、汚濁が著しい広域的な閉鎖性海域(東京湾、伊勢湾および瀬戸内海)の水質改善を図るため、工場・事業場のみならず、生活排水等も含めた全ての汚濁発生源について、環境大臣が定める総量削減基本方針に基づき、知事が汚濁負荷量(窒素含有量やりん含有量など)の削減目標量、対策等を定めるものです。昭和54年から8次にわたり策定し、第9次は令和4年9月に策定予定です。4 IR Integrated Resortの略で、カジノやホテル、国際会議場や展示会場などのMICE施設、ショッピングモールなどが一体となった複合観光集客施設のことです。5 熊野参詣道伊勢路 日本人にとって特別な場所である伊勢神宮から、いくつもの険しい峠を越え、熊野三山と呼ばれる、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の三社等を詣でるために通った「祈りの道」です。 三重県議会の本会議等で用いられる議会運営用語の解説については、県議会ホームページの「用語解説」からご覧いただけます。用語解説 文部科学省が行う地域運動部活動推進事業は、生徒にとって望ましい持続可能な部活動と学校の働き方改革の実現のために、令和5年度以降の休日の部活動の段階的な地域移行に向けて、全国各地の拠点校で実践研究を実施するものです。県は、このような国の動きに対して、今後どのように各市町に働きかけていくのかお聞かせください。 現在、県では県内3市町4中学校をモデル校として休日の部活動を地域団体に委ねる実践研究を行っています。今後、県と市町が定期的に協議する場を設け、モデル校の取り組みと課題を共有するとともに、地域移行の進め方を検討していきます。生徒にとって望ましい部活動が実現できるよう、市町と連携して取り組んでいきます。その他の質問事項○いじめ防止の取り組みについて○国道306号整備について ほか 県では、平成16年に全国初の「子どもを虐待から守る条例」を、平成23年には「三重県子ども条例」を制定し、子どもの権利が尊重される三重の実現を目指して取り組んできましたが、児童相談所への相談件数は増える一方です。相談件数増加の一因として、新型コロナウイルスの影響も考えられる中、潜在化している事例の掘り起こしも必要だと考えますが、いかがですか。  コロナ禍で、育児等に深刻な悩みを抱える保護者が、さらに孤立し、児童虐待のリスクが高まることが懸念されます。孤立した妊産婦や子育て世帯、その子どもを、誰一人取り残すことがないよう、市町の「子育て世代包括支援センター」や「子ども家庭総合支援拠点」の整備を促進し、連携強化を進め、母子保健と児童福祉の一体的な支援体制を構築していきます。その他の質問事項○自治体のデジタル化で県民はどうなる○知事の平和に対する思い 地域運動部活動推進事業について服部 富男 議員(自由民主党/ 三重郡選出)問▲一般質問(服部富男 議員)児童虐待をなくすために中村 進一 議員(新政みえ/ 伊勢市選出)問▲一般質問(中村進一 議員)新型コロナウイルスに関する補正予算可決ワークショップの様子

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