みえ県議会だより190
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地域公共交通政策について地方分散型社会の推進戦略的な観光マーケティングについて全国カンキツ研究大会を契機とした柑橘振興次期県立高等学校活性化計画(案)について農林水産高校の実習設備の拡充について子ども医療費助成制度の充実について(草そう莽もう/ 伊勢市選出)奥野英介議員川口円議員西場信行議員藤根正典議員前野和美議員森野真治議員田中祐治議員極ごく早わ生せ温州みかん「みえ紀南1号」 (新政み え/津市選出)(自由民 主党/多気郡選出)(新政み え/熊野市・南牟婁郡選出)(自由民 主党/津市選出)(新政み え/伊賀市選出)(自由民 主党/松阪市選出)○身の丈に合った予算・○②地籍調査について問 基本的な行政サービスを水平展開するためには、都市必要があるのではないでしょうか。県は令和4年度から新たに「人口減少対策課」を設置し、人口減少対策のさらなる強化を図っていく方針を示していますが、地方分散型社会の実現は念頭にあるのか、知事の考えをお聞かせください。答 ために地域のコンパクト化を進めることは、日本全体の大きな課題であると認識しています。一方で、住み慣れた地域に住み続けたいという方の気持ちも大切にしなければなりません。県としましては、今後、人口減少が進む中での地域社会の在り方について、市町とも連携しながら具体策を検討していきます。その他の質問事項財政運営についてほか3     人口減少と高齢化が進展していく中、人口減少のさまざまな課題に対応する○事業者の方への協力金・○新型コロナウイルス感染問 ロナウイルスの感染観光業は、新型コ拡大により極めて大きな打撃を受けており、集中的な対策が必要な分野であります。そこで、三重県が進める戦略的な観光マーケティングについて、どのような仕組みを確立していくのか、人材育成や観光マーケティングのプラットフォームの構築など、県民の皆さまへの周知も含めお聞かせください。答 ケティングに必要な令和3年度はマー旅行者データを把握し、旅行者ニーズに沿った情報を発信する仕組みを備えた三重県観光マーケティングプラットフォームを構築しています。今後はこの仕組みを利用いただけるよう、三重県観光連盟公式サイト「観光三重」を通じて県内外に周知するほか、観光事業者等を対象に研修等を実施していきます。その他の質問事項支援金等について症の後遺症に対する対応についてほか○伊勢商人の歴史をふまえや担い手の減少により、生産量が減少しています。このような中、令和5年度に「全国カンキツ研究大会」が三重県で開催される予定であり、本大会を契機とした柑橘生産の発展が期待されますが、本大会の開催テーマと今後の柑橘生産の課題への取り組みについてお聞かせください。「省力化に向けたスマート技術の導入」と「需要に応じた売れる商品づくり」をテーマに設定する予定です。大会の開催に向け、財政面と人材面の支援を行い、開催後には、全国の柑橘主産県の取り組みの情報や知見を生かして、スマート技術の導入に向けた園地整備や販売戦略の強化に取り組みます。その他の質問事項○伊勢茶振興計画興 問 は、生産者の高齢化県内の柑橘産地で答 産地の課題を踏まえ本大会では、柑橘た三重テラスの運営と松阪木綿振ほか○持続可能な地域づくりに○持続可能な問 県立高等学校活性化現在策定中の次期計画案では「1学年3学級以下の高等学校は統合についての協議も行うこととする」としています。統合というのは地域にとって本当に大きな問題であり、切実で複雑な思 いがあります。今後、計画を実行するにあたっては、地域との関わりを大切にし、慎重に進めていただきたいと思いますが県の考えをお聞かせください。答 推進するにあたって次期活性化計画をは、これまで取り組んできた「地域を学び場とした教育」の考え方や、これまで培ってきた高校と地域との関係性を大事にしていくべきだと考えています。統合という結論ありきではなく、地域の実情や地域の方々の意見を大切にしながら、それぞれの地域協議会で丁寧に協議を進めていきます。その他の質問事項向けて三重の農業振興について ほか○担い手への農地集積に向○教職員のスキルアップと生給水、自動施肥はもとより、空調管理まで自動でできるシステムが整っています。そのような中、教育現場においてもAI等の進展に伴うスマート農業の実践を踏まえた教育が必要であり、そのための実習施設の更新も重要であると考えます。て、県の考えをお聞かせください。国の事業も活用し、新しい技術を取り入れた施設や設備の更新を進めており、それらの設備等を活用して、スマート農業に関する知識や技術などを、より実践的に学ぶことができるようになっています。今後も各校の施設等の状況を把握しながら必要な対応を行っていきます。その他の質問事項問 IT化が進み、自動近年の施設園芸は教育教材の更新につい答 は、令和2年度から県内の農業高校でけた基盤整備について徒の専門性を高める取り組みについて ほか○防災減災対策の推進につ○獣害対策に問 医療費助成事業に対して補助する制度を設けていますが、その制度の対象年齢を12歳までに引き上げてから間もなく10年になります。県内の市町が行う医療費助成の対象年齢は、全国と比べて低い状況にありますが、県事業の対象年齢の拡大や所得制限の撤廃により、市町事業の充実を図るべきではないかと思いますが、知事の考えをお聞かせください。答 いて、子育て世代への支援は非常に重要です。対象年齢だけで比較はできませんが、本県が選ばれる地域になるためには、医療費助成制度の充実も取り組みのひとつと考えています。体制を整え、どういう制度が一番良いのかを、県の財政状況も踏まえて、総合的に考えていきたいと思います。その他の質問事項いてついてほか県は、市町が行う人口減少対策にお○③ウッドショックをどう○農業者支援問 令和2年11月に改正された「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」では、地方公共団体は「地域公共交通計画」を策定し、交通事業者をはじめとする地域の関係者と協議しながら持続可能な運送サービスの提供を確保することとしています。計画の作成は努力義務となっていますが、県はどのように対応するのかお聞かせください。答 送資源による新たな県では、多様な輸交通に関する方向性を示したマスタープラン「地域公共交通計画」を令和5年度に作成する予定です。計画の作成にあたっては、さまざまな立場の方が参加する、三重県地域公共交通協議会(仮称)を設立し、幅広く意見をいただきながら、今後の地域公共交通の在り方を検討していきます。その他の質問事項捉えるかについてほか三重県議会詳細は https://www.pref.mie.lg.jp/KENGIKAI/をご覧ください。SDGs 目標11「住み続けられるまちづくりを」三重県観光シンボルマーク▲一般質問(奥野英介 議員) ▲一般質問(川口 円 議員)▲一般質問(西場信行 議員)▲一般質問(藤根正典 議員)▲一般質問(前野和美 議員) ▲一般質問(森野真治 議員) ▲一般質問(田中祐治 議員)申し合わせにより決められた議員の代表質問・一般質問の一部を掲載しています。や地域をコンパクト化する

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