指導課(児童指導員4名、保育士1名)
指導課では主に入所児童の生活面において活動しております、学齢に達しない児童の保育や施設内の行事、子ども会活動の指導、生活場面での介助等の他に、児童相談所、市町村役場、学校等との連絡調整、入所時の利用契約、短期入所の契約等の福祉事務業務を担当しています。
保育は月曜日から金曜日までの9:30から11:30まで行っています。毎月保育計画を作成し、子ども一人一人にあった保育計画を作成します、また月に1回程度ですが、施設の外で様々な経験をすることを目的として施設外保育を実施しています、施設では見ることのできない動物とふれあったり、電車にも乗る体験をしたり、他に、レストランでの食事も楽しみのひとつです。
子ども達は一年を通して様々な取り組みや経験をすることで、驚くほどの成長を見せてくれます。季節の行事や四季の移り変わりを楽しみながら、子どもの成長、変化を見逃さないよう職員間の連携を密にしています。
子ども達の自主性を育てることを目的に子ども会活動を行っています。毎日の朝会の運営や行事への参画など子ども会の活動として積極的に行っています。子ども達も自ら夏祭り、クリスマス会等の行事計画、準備に参加することで、行事もいっそう楽しいものになっています。職員はこうした子ども達のやる気を尊重し、それを具体的な取り組みという形にしていくことで援助しています。
また、退所する子どもに対しては子ども会で記念の色紙などを作成し、退所する子どもにプレゼントしています。指導課はこのように子ども達と一緒に何ができるのかを考えながら日々かかわっています。
当センターでは障害者自立支援法による短期入所を実施しています、対象は児童《肢体不自由児、重症心障害児(者)》となっていますが、指導課では短期入所の実施にあたり、利用希望の日程調整や、利用契約事務を担当しています。また、緊急の短期入所利用についても指導課を窓口として対応しています。
保育士、社会福祉士資格取得のための実習やボランティアの受け入れも行っています、実習に関しては未来の福祉の担い手の養成について協力をするとともに、肢体不自由という障害を知ってもらう機会を捉えています。
ボランティアについては行事への参加を中心にお願いしています、行事をより楽しく、充実したものにするため、欠かせない存在となっています。