
総務課は、庶務経理、施設維持管理及び運転、給食の三つの業務から構成されています。所掌する主な業務は、@公有財産の管理に関すること A施設の保守管理、維持に関すること B予算の執行管理に関すること C職員の福利厚生に関すること D診療報酬等の収納に関すること E公用車の保守管理及び運行に関すること F給食、調理に関すること Gその他、他課に属さないことがら等を担当しています。
草の実リハビリテーションセンターの現在の建物は、昭和50年〜昭和53年の3期にわたる建設工事から築後30年が経過し、施設・設備の全体にわたり経年劣化がすすんでおり、保守管理に多くの時間と経費を費やしています。
建物本体の老朽化はもとより、多くの設備が建築時期から更新されず、改修の必要が生じています。予算の関係上優先順位の高いもの、緊急性の高いものから、順次改修を行っているところです。
また、簡易な修繕業務は、営繕業務を担当する職員4名(公用車の運転業務を含む)が当センターの業務のほか、隣接する他の県立の2施設の維持修繕も兼務で実施しています。
診療報酬の請求については、国保連合会や支払基金へ紙ベースで請求している現在の仕組みを、平成22年4月からの診療報酬請求オンライン化に対応する必要があり、新システム(センター内の現行システムの改善を含め)の基本設計を平成20年度には作成する必要があります。
また、平成18年度の障害者自立支援法に基づく利用契約制度の導入により、従前の措置制度との並立による請求収納業務は一層複雑になっており、適切な処理が求められています。
予算の執行管理については、今年度から新しい「三重県会計規則」が施行され、業務の公正、効率化に一層留意した予算執行が求められています。
給食業務は入所(入院)、短期入所児童及び重症心身障がい児の通園児童や摂食訓練のための食事を提供するため、嘱託員1名を含む6名の調理員がおおむね1日100食の食事を提供しています。肢体不自由児施設であり、入所児童の障がい状況を考慮して、個人個人に適した食事を提供することに留意しています。また献立についても、管理栄養士が中心になって、季節感を考慮した献立に配慮しています。